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坂本昌行、19年ぶり主演ドラマが撮了「ワクワクとドキドキのなか参加させていただきました」

 元V6で俳優の坂本昌行が主演を務める、BS-TBSドラマ『ペットドクター花咲万太郎の事件カルテ』(3月26日放送 後7:00)。撮影最終日、リモート取材に応じた坂本が作品への思いを語った。

『ペットドクター花咲万太郎の事件カルテ』で主演を務める坂本昌行

『ペットドクター花咲万太郎の事件カルテ』で主演を務める坂本昌行

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 坂本がテレビドラマの主演を務めるのは、2003年以来19年ぶりで、同局のドラマ出演は初。ちょっと風変わりだが動物を心から愛する主人公の獣医師・花咲万太郎を演じる。

 そのほか、万太郎のバディ・刑事の蓑田玲子役を矢田亜希子、玲子の部下・嵐山健吾役を中山優馬、万太郎が働く動物病院の元院長役を正名僕蔵、獣医師・花咲万太郎が働く動物病院の院長役を秋元才加、同動物病院の看護師役を小宮璃央が務める。さらに竹中直人は、ミステリアスな花咲万太郎の素性に関係する役どころを演じるため、詳細な役柄は事前非公表となった。

──撮影最終日を迎えての気持ちや、脚本を読んでの感想は?
19年ぶりの主演ということで、ワクワクとドキドキのなか参加させていただきました。台本を読み進めていったら、妙に主人公に親近感が湧いてきたんです。なんだか自分と似てるなぁと。あとで聞いたら当て書きということでした(笑)。

殺人事件を解決していくミステリーですが、僕はそんなに頑張らなくても動物と一緒に時間を過ごしていればいいのかな、といった気持ちで台本は楽しく読ませていただきました。

(特に親近感が湧いたところは)常に動物と一緒にいて、会話をしている時間が多いことかな。万太郎も自分も、動物との言葉や心のやり取りが非常に多いので、そういった部分が特に似ているなと親近感を覚えました。

──花咲万太郎の役作りに関して
撮影前に監督から「お芝居をするというよりは自然体に近い感じでいてくださいね」と言葉をいただき、それでリラックスできました。動物と触れ合うなかで殺人事件の手掛かりが見つかっていくストーリーなので、僕自身も純粋に動物との触れ合いを楽しもうと。当て書きでもあったので、等身大の自分プラスαで監督が考えてくださった部分があるのかなと思います。

獣医師役に関しては、僕も愛犬や愛猫を病院に連れて行き、診察の場面を見る機会があったので、それをなんとなく思い出しながら現場に入りました。監修の獣医師さんもいらっしゃったので、いろいろとお話を聞いて撮影に臨みました。当たり前かもしれませんが、犬と猫の診察の仕方は微妙に違うんだなということを知りました。

セリフも、一言一句までのこだわりはあえて捨てよう、動物と接している自分の言葉で言おうと臨んだので、台本とはちょこちょこと違っていると思います。花咲万太郎というカードをひっくり返したら、そこには坂本昌行という人間がいる、そんなイメージで現場に身を置きました。

──撮影現場の様子について
(舞台の仕事が多いので)はじめはテレビの現場の空気にのまれそうになりましたが、スタッフの皆さんのお仕事ぶりを見て、自分の帯を締め直しました。僕ら出演者よりも早く来て、帰った後まで仕事をされている。毎日キツイと思いますが一生懸命で、その姿が一番の励みで心の支えになりました。おかげで現場も和気あいあいでした。

初共演の方が多いので、皆さんにごあいさつした後は、同じ事務所の中山優馬君を捕まえて「いろいろ教えてね」と。それから皆さんとの距離を縮めました。優馬君に「初共演だね」と言ったら、「野球大会で僕がピッチャーをした時に、坂本君からホームランを打たれました」と言われて、そうだったのかと(笑)。そこから彼とプライベートやお仕事のこととかいろいろ話しました。

刑事役の矢田亜希子さんは、朝の情報番組で拝見していた通り、非常に明るくて気さくな方。現場でも笑っていらっしゃって、最初こちらが緊張していたのが申し訳ないぐらいに、場を和ませてくれる明るい方でした。

──動物とのコミュニケーションはどのように?
おやつです! おやつは偉大なる力を持っているとあらためて知りました。おやつをあげるとしっかり言うことを聞いてくれると再認識しました。

ワンちゃんネコちゃん、いろんな動物と一緒に撮影をしましたが、監督が「うまい!」と唸ったのが、タクト役のげんた君(フレンチブルドッグ)の芝居。それくらい、動物が持っている自然な表情というのは素晴らしいですね。僕も勉強になりました。

──エンタメとしての達成感や、エンターティナーとして大切にしていること
コロナ禍で、当たり前だったものが当たり前でなくなってしまっている今、現実的な情報などはもちろん必要ですが、心に寄り添えるもの、心を奮い立たせるもの、元気や笑顔をもたらすものというのはやはりものすごく力があると思います。

僕らは演じたり発信したりする側ですが、発信しながらもそのパワーを感じているので、皆さんの笑顔がそこにあると信じ、自分が出せるものを100%出していきたいなと思っています。

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  1. 1. 坂本昌行“19年ぶり”主演ドラマに気合十分 共演に矢田亜希子、中山優馬ら
  2. 2. 坂本昌行『花咲万太郎の事件カルテ』追加キャスト 秋元才加、小宮璃央、竹中直人
  3. 3. 坂本昌行、19年ぶり主演ドラマが撮了「ワクワクとドキドキのなか参加させていただきました」

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