今年で3年目を迎えたPFF(ぴあフィルムフェスティバル)の映画賞「大島渚賞」。大島渚監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、次世代の新たな才能を、期待と称賛を込めて顕彰する。第3回は、ベトナム人女性労働者たちを描いた『海辺の彼女たち』や新作短編『白骨街道 ACT1』の公開を4月に控える藤元明緒(ふじもと・あきお/33)監督に贈られることになった。
選考は、「日本で活躍する映画監督(劇場公開作3本程度)」、「原則として前年に発表された作品がある」監督を大賞に、大島渚監督作品を知る世界各国の映画人により推薦を募り、審査員長の坂本龍一(音楽家)、審査員の黒沢清(映画監督)、荒木啓子(PFFディレクター)の3人で授賞者を決定した。
第1回は、『セノーテ』『鉱 ARAGANE』が世界各国で高い評価を受けるなど、次々に新たな作品を生み出している小田香監督が受賞。昨年の第2回は、該当者なしだった。
なお、4月3日に東京・丸ビルホールで「第3回大島渚賞 記念上映会」を実施。受賞した藤元監督の『海辺の彼女たち』と大島監督の『絞死刑』を上映する。『絞死刑』は、1969年のカンヌ映画祭監督週間で上映され、大島監督の国際的評価の皮切りとなった作品。2作の上映後には、藤元監督、審査員の黒沢監督、大島新氏(大島渚監督の次男で、『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』を監督)が登壇しトークショーを行う。
■第3回大島渚賞受賞者:藤元明緒のプロフィール
1988年、大阪府生まれ。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映画制作を学ぶ。在日ミャンマー人家族を描く初長編『僕の帰る場所』(2018年)は東京国際映画祭をはじめ33の国際映画祭で上映された。21年、ベトナム人技能実習生を描く長編第2作『海辺の彼女たち』を公開。同作品で2021年度「新藤兼人賞」金賞、TAMA映画賞最優秀新進監督賞など多数の映画賞を受賞。新作短編『白骨街道 ACT1』が、4月に特集企画「映画を観て、ミャンマーを知る Vol.2」の上映作品として劇場公開される。
■「大島渚賞」公式サイト
https://pff.jp/jp/oshima-prize/
選考は、「日本で活躍する映画監督(劇場公開作3本程度)」、「原則として前年に発表された作品がある」監督を大賞に、大島渚監督作品を知る世界各国の映画人により推薦を募り、審査員長の坂本龍一(音楽家)、審査員の黒沢清(映画監督)、荒木啓子(PFFディレクター)の3人で授賞者を決定した。
第1回は、『セノーテ』『鉱 ARAGANE』が世界各国で高い評価を受けるなど、次々に新たな作品を生み出している小田香監督が受賞。昨年の第2回は、該当者なしだった。
■第3回大島渚賞受賞者:藤元明緒のプロフィール
1988年、大阪府生まれ。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映画制作を学ぶ。在日ミャンマー人家族を描く初長編『僕の帰る場所』(2018年)は東京国際映画祭をはじめ33の国際映画祭で上映された。21年、ベトナム人技能実習生を描く長編第2作『海辺の彼女たち』を公開。同作品で2021年度「新藤兼人賞」金賞、TAMA映画賞最優秀新進監督賞など多数の映画賞を受賞。新作短編『白骨街道 ACT1』が、4月に特集企画「映画を観て、ミャンマーを知る Vol.2」の上映作品として劇場公開される。
■「大島渚賞」公式サイト
https://pff.jp/jp/oshima-prize/
このニュースの流れをチェック
- 1. 第2回大島渚賞「該当者なし」 授賞式の代わりに記念イベント
- 2. 「第3回大島渚賞」ベトナム人女性労働者たちを描いた藤元明緒監督が受賞
- 3. 「大島渚賞」藤元明緒監督「映画は無力じゃない、それを信じて作っていく」
- 4. 「第4回大島渚賞」山崎樹一郎監督が受賞 対象作品『やまぶき』は「段違いの大きなスケール」
- 5. 「第5回大島渚賞」映画『遠いところ』工藤将亮監督が受賞
- 6. 「第6回大島渚賞」山中瑶子監督が受賞 『ナミビアの砂漠』『愛のコリーダ』同時上映決定
- 7. 山中瑶子監督「第6回大島渚賞」受賞に感涙 「社会を転覆させる映画を作りたい」と決意新たに
- 8. 「第7回大島渚賞」早川千絵監督が受賞 カンヌ映画祭コンペ出品作『ルノワール』記念上映決定
- 9. 早川千絵監督「言葉で説明できない映画を撮りたい」 大島渚賞受賞を河合優実が祝福
2022/03/10