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「川底から奇跡の生還!」九死に一生を得た猫たちのビフォーアフター、幸せウィンクに涙

 外で生きる猫の周りには、さまざまな危険が存在する。事故もあれば病気やケガ、さらに人間による虐待に遭う場合もある。NPO法人『ねこけん』には、そんな目にあってしまった猫たちを救うべく、多くの通報や相談が寄せられるという。ここでは、ボランティアメンバーの手により九死に一生を得た、猫たちの物語を紹介する。

川底で死を待つだけだった猫ドボンの幸せビフォーアフター(写真:ねこけんブログより)

川底で死を待つだけだった猫ドボンの幸せビフォーアフター(写真:ねこけんブログより)

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■「川底で死を待つだけだった」猫が奇跡の復活、イケメンになり会心のウィンク

 「川に猫が落ちています。土曜日は雨なので、なんとか助けられませんか?」。そんな緊急の相談があり、保護に向かった『ねこけん』。消防署の職員も救出しようとしたが叶わず、雨が降れば猫は溺れ、流されてしまうような状態だったという。通報があと一歩遅ければ、このまま保護ができなければ、猫の命はない。そんな危険な状態から、九死に一生を得たのがその名も「ドボン」と名付けられた猫だ。

 無事に保護された「ドボン」は、茶白の顔の大きな猫。意外にも人馴れしており、飼い猫だった可能性もあるという。当初鼻の頭にケガをしていたものの、過酷な環境から救われ、おなか一杯ご飯を食べたドボン。川でのしょぼくれた姿からは想像できないほど、イケメンな姿となった。川底で孤独に死を待つだけだったドボンは、今では優しい家族と出会い、幸せそうなウィンクを見せている。

びしょ濡れで行き倒れていた猫いがちゃんのビフォーアフター(写真:ねこけんブログより)

びしょ濡れで行き倒れていた猫いがちゃんのビフォーアフター(写真:ねこけんブログより)

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 ある公園で、びしょ濡れで行き倒れになっているところを保護された「いがちゃん」。発見時は低体温になっており、体温計でも測れない状態。痙攣も起きていて、『ねこけん』のボランティアスタッフすら、「もうダメだ」と半分諦めていたという。だが、懸命なケアにより「いがちゃん」はなんと息を吹き返した。

 こうして一命をとりとめた「いがちゃん」。診察してみると、扁平上皮癌という病気であり、もう治ることはないと宣告された。未来が判明してからは、「みんなにいがちゃんを覚えてもらうために」と、『ねこけん』ブログに何度も登場。愛嬌のある「いがちゃん」は、いつしかブログの人気者になった。それから1ヵ月、「いがちゃん」は亡くなってしまったが、ブログには今でも、大変な状況から復活してみんなに愛された、可愛らしい写真が残されている。

■致死率がほぼ100%のFIPから復活、84日の戦いを経てすっかり元気に

 猫の致死率、ほぼ100%と言われるFIP(猫伝染性腹膜炎ウイルス)。「100頭に1頭という確率で発症する」と言われるこの病に蝕まれていたのが、おかっぱ頭の模様の「おかっぱP太郎」だった。治療するには、日本で未承認の薬を取り寄せ、84日間飲ませ続けなければならないという大きなハードルがあった。

 『ねこけん』では、「P太郎」を死の病から救うため、その治療を実施。ケアをする人にとっても大変な闘病だったが、「P太郎」はなんとかそれを乗り越えた。病状がほぼ寛解すると、根っから能天気で明るい性格の「P太郎」は、もはや悲壮感ゼロ。すっかり元気な若猫となり、かかった経費も時間も心労も、すべてを吹き飛ばしてくれたようだった。
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