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亀梨和也『正体』貫地谷しほりとの出会いのシーンの裏側に密着「最後まで丁寧に演じていきたい」

 人気グループ・KAT-TUN亀梨和也が主演し、12日から放送開始されるWOWOW『連続ドラマW 正体』(毎週土曜 後10:00※全4話)より現場レポートが到着した。「ここまで明るい髪色にしたのは初めて」と金髪に染めたばかりの亀梨が、貫地谷しほりと中田秀夫監督と共に挑んだ出会いのシーンに密着。中田監督こだわりのシーンの裏側と役にかける亀梨の想いに迫る。

12日放送開始『連続ドラマW 正体』に出演する亀梨和也 (C)WOWOW

12日放送開始『連続ドラマW 正体』に出演する亀梨和也 (C)WOWOW

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 亀梨にとって同局連ドラ初主演となる今作は、興行収入23億円を超えるヒットとなった『事故物件 恐い間取り』でもタッグを組んだ中田監督とともに、染井為人氏の傑作サスペンス『正体』(光文社刊)の映像化。

 ある夫婦の殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木慶一(亀梨)。移送中に脱獄した彼は、逃亡しながらも潜伏先で出会う人々をさまざまな窮地(きゅうち)から救っていく。そしてその彼が指名手配中の死刑囚だと気がついた時、「彼は本当に殺人犯なのか」と救われた人々は疑問を抱き始める…。なぜ、彼は人々を救っていくのか、果たして彼の本当の“正体”とは。

 2021年10月、あるオフィスを借りての撮影が朝から行われていた。現場入りした亀梨は、真っ白のスーツに金髪という出で立ち。インパクトのあるふん装の彼を、どうしても目で追いたくなる。主人公・鏑木が自分を偽り、フリーライター“那須隆士”と名乗って、WEB編集プロダクションのディレクター・安藤沙耶香(貫地谷)に初めて会うシーンだ。

 「ここまで明るい髪色にしたのは初めて。ブリーチをしたのも10年以上ぶりですよ。金髪姿が自分でもまだ見慣れなくて」と笑いながら、鏡の前で自ら髪を整えた亀梨。応接室に入ると役者として“那須”の顔になる。このシーンでは女性サイトでライター兼ディレクターを務める安藤が、これまで仕事を頼んでいたライターの那須と初めて顔を合わせる場面。その美貌に安藤が思わずハッとするほどの、インパクトのある出会いだ。

 中田監督はこの出会いのシーンの見せ方に強くこだわった。ここで視聴者に衝撃を与えたいという意図を、亀梨と貫地谷に丁寧に伝える。雑談をしながら契約書に判を押したりと日常的な動きをしているが、2人の内心にはそれぞれの思惑が渦巻いている。カメラを滑らかに移動させるためのレールが室内に敷かれ、本番では2人の表情をつぶさに捉えることとなった。

 「ここは鏑木が“遠藤雄一”から“那須隆士”に変わる瞬間であり、視聴者にその変化を印象づけるシーンでもありますよね。芝居としては、沙耶香への視線をあまり強くしたくはないけれど、ちょっと相手を見ようとするような…。そういう雰囲気をまとったほうがいいですかね…って貫地谷さんとも話しました。沙耶香が那須に対してビビッと感じるところでもあったので、『守りたい』と思ってもらえるよう、メイクさんに美顔器をやってもらったんですよ(笑)」と細かなこだわりも覗かせる。

 麗しい佇まいのライター・那須だが、なぜかキャリーケースを持ち運んでいた。その荷物に違和感を抱かなかったことが、安藤の運命を大きく変えていく。亀梨は「嘘をつかなければ生きられない鏑木って、切ないですよね。その切なさは多分、『自分は何者でもない』っていう思いから来ているんだと思う。でも彼は人と会うたびに、相手とちゃんと向き合っている。遠藤、那須などの人物設定はあるけれど、人と向き合うときは鏑木本来の人間性が消えていないようにしたい。少しでも彼の素顔を感じてもらえるように、最後まで丁寧に演じていきたいですね」と展望していた。

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