人気グループ・SixTONESの松村北斗（26）が映画『ホリック xxxHOLiC』（4月29日公開）の撮影期間中（撮影は2020年）に25歳の誕生日（6月18日）を迎え、サプライズでお祝いされた時のオフショットが解禁となった。本日、3月3日は松村が演じた百目鬼静（どうめき・しずか）の誕生日で、原作ファンにとっても特別な日だ。

　創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミックを、神木隆之介＆柴咲コウのダブル主演、蜷川実花監督により実写映画化した本作。百目鬼は、神木演じる四月一日（わたぬき）のクールでミステリアスな同級生で、原作でも屈指の人気キャラクター。見た目の美しさ、無口でクールに見えるけれど友情に厚いといったギャップが魅力だ。その人気の高さから、誰が演じるのか注目が集まっていた百目鬼役に抜てきされた松村自身も一見クールそうに見えるが実は人懐っこく、ギャップの塊という共通点がある。

　百目鬼役について蜷川監督は「しゃべらない役って、すごく難しくて、しかも人気のキャラクター。一体どうしたらいいものかと、結構悩みましたね。松村くんは、SixTONESの撮影をしたことがあって、その時に、この子面白いなって、ずっと心に残っていて。プロデューサー陣と話していたときに、急に思い出して、彼なら百目鬼に合うと思った。そこから急に動き出しました」と、舞台裏を明かしている。

　解禁されたオフショットは、作品のモチーフでもある”蝶”とピンクと紫の花でデコレーションされたケーキが共演者と蜷川監督から贈られ、和気あいあいとした現場の雰囲気が感じられる1枚。

　本作の撮影を終えた時、松村は「監督は『全部良いカット撮っているから大丈夫だよ』とおっしゃってくださっているので、作品を待ち望むファンの気持ちで、完成を心待ちにしています」とコメント。掴みきれない役柄に苦戦し、不安があったことも明かしていた松村だが、持ち前のストイックさで、誰もが心を奪われるクールでミステリアスな百目鬼を見事に演じ切った。