今年4月1日に創業110周年を迎える吉本興業は28日、感謝の気持ちをこめ、4月2日と3日の2日間、大阪・なんばグランド花月(NGK)で特別公演『伝説の一日』を開催すると発表した。桂文枝、西川きよしをはじめ、明石家さんま、ダウンタウンら、まさに“伝説の一日”にふさわしい豪華芸人たちが出演する。 過去に『伝説の一日』は、2012年4月8日に吉本興業の創業100周年を記念して行われ、NGKの舞台に208組277名の芸人が集結した。今回110周年の節目には2日間の開催となり、各日4回の全8公演で出演者は223組315名とパワーアップする。 ネタ披露にあたる「壱回目」(前8:30開演)、「弐回目」(前11:50開演)、「参回目」(後3:10開演)は、それぞれ若手から大御所まで17組が出演。さらに、ショートネタや落語大喜利も交えながら、吉本新喜劇の「間寛平GMお披露目公演」も披露されるなど、ボリュームたっぷりの内容となる。 文枝は、初日「壱回目」の冒頭で西川のりお・上方よしおとともに口上を行い、ネタのトリも務める。同日の「弐回目」ではオール阪神・巨人がトリを担い、「参回目」ではきよしも登場し、トリは中川家が締める。 千秋楽となる2日目は、「壱回目」に桂文珍、ザ・ぼんち、トミーズ、ハイヒールがそろうほか、「弐回目」のトリは博多華丸・大吉が務める。そしてダウンタウンは、2日目の「参回目」で海原やすよ ともこらに続いて登場し、SP企画としてトリを務める。 そして、両日とも「四回目」(後6:30開演)は、さんまが、今田耕司・ナインティナイン岡村隆史・月亭八方・間寛平・村上ショージ・ジミー大西らと『さんまの駐在さん』を上演する。 2日間にわたり、東京・新宿の「ルミネtheよしもと」など全国の吉本興業の常設・拠点劇場でライブビューイングも開催し、オンライン配信も実施。さらに、3月21日に開局するBS放送「BSよしもと」では、当日の楽屋や舞台裏などを含む『伝説の一日』生放送特別番組を放送する。チケットは、一次抽選販売が3月4日午前11時にスタート。