『ローマの休日』、『麗しのサブリナ』、『マイ・フェア・レディ』、『ティファニーで朝食を』などで、オードリー・ヘプバーンの吹替を担当してきた池田昌子のナレーションがついたドキュメンタリー映画『オードリー ・ヘプバーン』（5月6日公開）の予告編が解禁となった。往年のオードリーを彷彿とさせる、聞けば誰もが納得するオードリーの声で本編へと観客を誘う。

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　銀幕で数々の名作を残し、世界中の人々に時代を超えて愛される永遠のヒロイン、オードリー・ヘプバーン。解禁となった予告映像では、ハリウッド黄金期の伝説的スターとして華々しく輝くオードリーの姿が映しだされる一方で、父との確執や、愛に餓え苦悩を抱えていた彼女の“秘密”が少しずつ明かされていく。「彼女の最大の秘密は愛に餓えていたこと」「父親が突然去ってしまい、愛してもらえなかった」「世界中から愛されていたのに、そんな思いを抱えていたなんて」と、スターとしての輝かしい映像とは対照的な、悲痛な言葉が続いていく。

　そして晩年、生涯を捧げたユニセフ国際親善大使としての活動へと身を投じるオードリーの姿が映し出される。葛藤を抱えていたオードリーがなぜ、誰よりも「愛すること」を信じ、「愛を与える道」に進むことができたのか。数々の名作を含む貴重な映像とともに、これまで明かされてこなかった彼女の、等身大で本当の姿がスクリーンに蘇る。

　予告編のナレーションを担当した池田は次のようにコメントを寄せている。

　「『許されざる者』の吹替スタジオでオードリー・ヘプバーンを大画面で観た時、暫く観とれてせりふが出ませんでした。『ローマの休日』『麗しのサブリナ』『戦争と平和』などなど、いつもドキドキしていました。ユニセフ親善大使になった時のニュース映像のヘプバーンは戦争で破壊されたエチオピアの大地を化粧もせずジーパンで走り回っていました。孤児院で笑みを浮かべて小さい子どもを抱きしめるヘプバーン、映画とは全く違う姿に本当のヘプバーンを見た気がしました。『オードリー・ヘプバーン』を是非ご覧ください」。

　本作のムビチケは、あす25日より発売開始。購入特典として、本作のポスタービジュアルと貴重なオードリーの写真のポストカード3枚がプレゼントされる（数量限定）。全国上映劇場窓口（一部除く）、またはムビチケ通販サイトで購入可能。

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