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池松壮亮&伊藤沙莉&尾崎世界観&松居大悟監督が明かす『ちょい思』撮影秘話

 昨年秋の「第34回東京国際映画祭」コンペティション部門で観客賞とスペシャルメンションを受賞した映画『ちょっと思い出しただけ』(公開中)より、主人公の照生(てるお)と葉(よう)を演じた池松壮亮伊藤沙莉、ミュージシャンの男として出演し、映画誕生のきっかけとなった曲「ナイトオンザプラネット」を書き上げたクリープハイプ尾崎世界観、そして楽曲から着想を得て、初のラブストーリーに挑んだ松居大悟監督が集結し、映画の印象的なあるシーンについて語ったスペシャルインタビュー映像が解禁となった。

映画『ちょっと思い出しただけ』(公開中)スペシャルトーク

映画『ちょっと思い出しただけ』(公開中)スペシャルトーク

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 怪我でダンサーの道を諦めた照生とタクシードライバーの葉。年に一度訪れるある1日だけ遡り、2人を中心に関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出した、松居監督独自の物語。

 4人の座談会で、特に思い出深く、ロマンチックな劇中のせりふとして盛り上がったのは、「夢で待ち合わせね」と言うシーン。照生と葉が寝る直前、寝ることで会えなくなることを寂しがった葉に対し、照生が夢の中でも…と返す。本作の中でも随一のロマンチックなせりふだが、実は松居監督の実体験がベースになっているそう。

主人公の照生(てるお)と葉(よう)を演じた池松壮亮と伊藤沙莉 (C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会

主人公の照生(てるお)と葉(よう)を演じた池松壮亮と伊藤沙莉 (C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会

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 実際にせりふを言う事になった池松はこのせりふがとても照れくさかったそうで、劇中では、住所の番地やどこに何があるから、という詳しい道案内までしている。このシーンの池松に対し、伊藤が「よくポンポン出てくるなと思って…」と話し始めると、池松は「あれは実家のルートなんです」とまさかの事実を告白。一同には大きな笑いが起き、和気あいあいとした様子を見ることができる。

 さらに、映画の元になった楽曲を書き上げた尾崎は完成した映画を観て「歌詞拾ってるなと思いました(笑)。映像になるとまた違った感動がある」と感慨深げにコメント。池松、伊藤との共演シーンである高円寺の商店街シーンを振り返って、劇中で自身が歌っている曲の選曲秘話や、青春時代を共にした親友であり、久しぶりに再開を果たした池松、松居らとの撮影現場の思い出を明かしている。

ミュージシャンの男役で出演も果たした尾崎世界観 (C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会

ミュージシャンの男役で出演も果たした尾崎世界観 (C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会

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 ほかにも、タクシーの中で喧嘩をする照生と葉のシーンでは、池松のある発言に思わず笑いかけたという伊藤のマル秘エピソードや、現場で、長年信頼関係を築いてきたカメラマンが撮影中にホロリとしていた感動エピソード、さらに奇跡の早さ(?)で習得したダンスシーンの裏話まで、ここでしか聞くことのできない必見の特別映像となっている。

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