今年1月19日、映像監督の堤幸彦氏、本広克行氏、佐藤祐市氏が集い、記者発表が行われた。その内容は、3氏が共同で制作を指揮し、ファンと共に原作づくりから映像化にいたる全プロセスに挑むプロジェクト『SUPER SAPIENSS(スーパーサピエンス)』の発足というもの。このニュースには、単なる新作の製作発表ではなく、日本エンタテインメントの未来を切り拓くことになるかもしれない、革新的な挑戦が秘められている。それは、映像製作における「新しいシステム構築」と、ブロックチェーン技術を用いて製作資金を集めるという、日本初の「エンタメDAO(ダオ)」の立ち上げだ。■「まだ本当に作りたいものが作れていない』日本のエンタメを取り巻く閉塞感の訳
2022/02/18