世界最高峰の一流メゾン、ディオールのアトリエが舞台のフランス映画『オートクチュール』(3月25日公開)より、ディオールのアトリエで、顧客のためだけに完全オーダーメイドでデザインされた高級服 “オートクチュール”を手がけるお針子たちの朝が静かに、そして規則的に始まるシーンの本編映像が解禁された。 本作の主人公は、アトリエの責任者であるエステル(ナタリー・バイ)。次のコレクションを最後に退職が決まっている。準備に追われていたある朝、地下鉄で若い女性にハンドバッグをひったくられてしまう。犯人は郊外に暮らす移民二世の少女ジャド(リナ・クードリ)。警察に突き出してもよかった。しかし、滑らかに動く指にドレスを縫い上げる才能を直感したエステルは、ジャドを見習いとしてアトリエに迎え入れる。 孤独を抱えながらも仕事に打ち込んできた女性と、夢を見ることさえ知らなかった少女。境遇も年齢も正反対のふたりが、時に反発し合いながら、時に母娘のように、そして親友のように、厳しいオートクチュールの世界で彼女たちが本当に大切なものを手に入れるまでを、監督・脚本のシルヴィー・オハヨンが、繊細かつ深みのある人生ドラマとして描ききる。
2022/02/13