池松壮亮・伊藤沙莉主演、松居大悟監督の映画『ちょっと思い出しただけ』(2月11日公開)より、映画の元となった主題歌「ナイトオンザプラネット」を歌い、自身もミュージシャン役として出演しているクリープハイプ・尾崎世界観のメイキング写真と場面写真が解禁となった。特殊メイクで撮影に挑み、池松&伊藤が演じる主人公たちの行く末を見守るキーパーソン、“ミュージシャンの男”役を演じている。
物語はふたりが別れてしまった後から始まり、時が巻き戻されていく。愛し合った日、喧嘩した日、冗談を言い合った日、出会った日…コロナ禍より前の世界に戻れないように、誰もが戻れない過去を抱えて生きている。そんな日々を“ちょっと思い出し”ていく映画になっている。
本作は、ロックバンド・クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」をもとに松居監督が書き上げたオリジナル作品で、初の完全オリジナルラブストーリー。
怪我でダンサーの道をあきらめた照生とタクシードライバーの葉を中心に、関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出した。年に一度訪れるある1日だけ遡り、現代を反映させつつ描いた松居監督独自の物語だ。
ミュージシャンの男として登場する尾崎は、解禁された写真の通り、劇中では印象的な髭を貯えている。特殊メイクでこのような風貌にしたのには、ある理由があった。松居監督から尾崎に役者として出てほしいとオファーした際、「こんなに素晴らしい台本なのに自分が出ることで嘘の世界を作りたくないから、クリープハイプとしては出演できない」と一度は断られたそう。
そこで松居監督が「ジャームッシュ映画に時々登場するトム・ウェイツ的な感じで出るのはどう?」と提案したところ「じゃあ髭生やしていい?」という逆提案があり、出演が決定した。「劇中はクリープハイプとしてではなく、トム・ウェイツのような男率いるバンドとして登場してもらいました」と松居監督は明かしている。
尾崎は俳優として現場にたった時間を振り返り、先日行われた東京プレミア上映会での舞台あいさつで「長く活動すると慣れていることばかりになるので、初めてのことは楽しかったです。皆さんにイジられながらも、役割を全うできたかなと思います」と自信を覗かせていた。
この舞台あいさつでは池松からも「一緒に同じ本を読んだり、同じ映画を観たり、そんな自分の青春と言っても過言ではない人たちと再会をして、青春に決着をつけようと思ったんです」とあるように、旧知の仲である3人の胸熱3ショットも解禁。さらに、予告編でも印象的だった、高円寺で照生(池松)と葉(伊藤)が踊るシーンでは、尾崎演じるミュージシャンが”ある曲”を弾き語っているほか、劇中ではミュージシャンの男(尾崎)率いるバンドが何曲か歌っているシーンも登場する。主人公二人の行く末を見守る“ミュージシャンの男”にも注目だ。
物語はふたりが別れてしまった後から始まり、時が巻き戻されていく。愛し合った日、喧嘩した日、冗談を言い合った日、出会った日…コロナ禍より前の世界に戻れないように、誰もが戻れない過去を抱えて生きている。そんな日々を“ちょっと思い出し”ていく映画になっている。
本作は、ロックバンド・クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」をもとに松居監督が書き上げたオリジナル作品で、初の完全オリジナルラブストーリー。
怪我でダンサーの道をあきらめた照生とタクシードライバーの葉を中心に、関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出した。年に一度訪れるある1日だけ遡り、現代を反映させつつ描いた松居監督独自の物語だ。
ミュージシャンの男として登場する尾崎は、解禁された写真の通り、劇中では印象的な髭を貯えている。特殊メイクでこのような風貌にしたのには、ある理由があった。松居監督から尾崎に役者として出てほしいとオファーした際、「こんなに素晴らしい台本なのに自分が出ることで嘘の世界を作りたくないから、クリープハイプとしては出演できない」と一度は断られたそう。
そこで松居監督が「ジャームッシュ映画に時々登場するトム・ウェイツ的な感じで出るのはどう?」と提案したところ「じゃあ髭生やしていい?」という逆提案があり、出演が決定した。「劇中はクリープハイプとしてではなく、トム・ウェイツのような男率いるバンドとして登場してもらいました」と松居監督は明かしている。
尾崎は俳優として現場にたった時間を振り返り、先日行われた東京プレミア上映会での舞台あいさつで「長く活動すると慣れていることばかりになるので、初めてのことは楽しかったです。皆さんにイジられながらも、役割を全うできたかなと思います」と自信を覗かせていた。
この舞台あいさつでは池松からも「一緒に同じ本を読んだり、同じ映画を観たり、そんな自分の青春と言っても過言ではない人たちと再会をして、青春に決着をつけようと思ったんです」とあるように、旧知の仲である3人の胸熱3ショットも解禁。さらに、予告編でも印象的だった、高円寺で照生(池松)と葉(伊藤)が踊るシーンでは、尾崎演じるミュージシャンが”ある曲”を弾き語っているほか、劇中ではミュージシャンの男(尾崎)率いるバンドが何曲か歌っているシーンも登場する。主人公二人の行く末を見守る“ミュージシャンの男”にも注目だ。
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2022/02/03