21日に公開を控えた映画『桃源郷的娘』のトークイベントが16日、都内で開催され、主演の小宮孝泰らが本作への思いを明かした。
本作は川端康成の『眠れる美女』をモチーフに、アナーキー老人の爆走する性と妄想力を描いた艶笑コメディー。監督は日活社員の太田慶氏(『狂える世界のためのレクイエム』)。鈴木清順や神代辰巳へのオマージュなど“日活愛”あふれる本作は、カナザワ映画祭2018『期待の新人監督』に正式出品され、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で北海道知事賞を受賞した。
主演はコント赤信号の小宮。ヒロインを演じるのは、セクシー女優の川越ゆい。主人公が公園で出会うガンジーを崇拝する若者役に永里健太朗、主人公の忠実な執事役でヘイデル龍生、行きつけの店・御影屋の女将・律子役で三坂知絵子が脇を固める。
本作で川端康成の『眠れる美女』をモチーフにした理由を聞かれた太田監督は「『眠れる美女』はエロスと死が濃厚に描かれています。本作はエロコメディにしようと思ったんですけれど、私はコメディは、チャップリンなど、笑いだけでなく哀愁がある作品が好きで、哀愁のあるエロコメディが作りたいと思った時に、川端康成の『眠れる美女』がいいのではないかと思いました」と経緯を説明した。
男性機能を失った男の悲哀・葛藤を描く作品と聞いた小宮は「この話題をすること自体がお恥ずかしいし、私は下ネタが得意なわけではないんです。ぶっちゃけて言うと、妻を9年前に亡くしているんですが、それ以降いい歳してからなかなかモテないんですよね」と心境を吐露。「この映画をやるちょっと前位にいい感じになって、これに似たような経験になったんですけれど、お相手の方が色んなことを優しくしてくれたので、このことは身に沁みています。そういう実感はありました。それでも頑張ってやろうという老人の夢みたいなエロスも自分でも感じます。自分の実体験を混ぜてのことだと考えていただいても結構ですし、本作ではそれに抗うようにいろいろやるので、その関係性が面白いと思います」とぶっちゃけトークを交え、本作の見所を紹介していた。
川越は本作の企画を聞いて「最初は『寝てるだけでいいんで』と言われてたんですけれど、寝ているのも大変で、本当に寝てしまったこともあって。どの角度で寝るのが1番美しいんだろうというのは、人生で考えないじゃないですか。美しく寝ている姿をどう表現するかというのに葛藤しつつ、寝ている演技の大変さを知りました」とユニークな体験談を話した。
永里は本作の脚本の感想について「監督の1作目にも出させていただいて、その時も『これ映像になったらどうなるんだろう』『なかなかないセリフだな』と思って、2作目も、まず題材がなかなかないなと思いましたし、監督の頭の中すごいなと率直に思いました」と回答した。
■あらすじ
老浮浪者が、公園のベンチで居眠りしている娘に恋をした。だが、浮浪者は既に男性機能を失っていて娘を抱くことが出来ない…。生涯の恋を叶えるために浮浪者が思いついた突拍子もないアイデアとは? そして「寝ているだけでお金持ちになってステキな彼氏が出来る」ことを夢見る「お気楽娘」を待ち受ける摩訶不思議な運命とは…?
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
本作は川端康成の『眠れる美女』をモチーフに、アナーキー老人の爆走する性と妄想力を描いた艶笑コメディー。監督は日活社員の太田慶氏(『狂える世界のためのレクイエム』)。鈴木清順や神代辰巳へのオマージュなど“日活愛”あふれる本作は、カナザワ映画祭2018『期待の新人監督』に正式出品され、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で北海道知事賞を受賞した。
本作で川端康成の『眠れる美女』をモチーフにした理由を聞かれた太田監督は「『眠れる美女』はエロスと死が濃厚に描かれています。本作はエロコメディにしようと思ったんですけれど、私はコメディは、チャップリンなど、笑いだけでなく哀愁がある作品が好きで、哀愁のあるエロコメディが作りたいと思った時に、川端康成の『眠れる美女』がいいのではないかと思いました」と経緯を説明した。
男性機能を失った男の悲哀・葛藤を描く作品と聞いた小宮は「この話題をすること自体がお恥ずかしいし、私は下ネタが得意なわけではないんです。ぶっちゃけて言うと、妻を9年前に亡くしているんですが、それ以降いい歳してからなかなかモテないんですよね」と心境を吐露。「この映画をやるちょっと前位にいい感じになって、これに似たような経験になったんですけれど、お相手の方が色んなことを優しくしてくれたので、このことは身に沁みています。そういう実感はありました。それでも頑張ってやろうという老人の夢みたいなエロスも自分でも感じます。自分の実体験を混ぜてのことだと考えていただいても結構ですし、本作ではそれに抗うようにいろいろやるので、その関係性が面白いと思います」とぶっちゃけトークを交え、本作の見所を紹介していた。
川越は本作の企画を聞いて「最初は『寝てるだけでいいんで』と言われてたんですけれど、寝ているのも大変で、本当に寝てしまったこともあって。どの角度で寝るのが1番美しいんだろうというのは、人生で考えないじゃないですか。美しく寝ている姿をどう表現するかというのに葛藤しつつ、寝ている演技の大変さを知りました」とユニークな体験談を話した。
永里は本作の脚本の感想について「監督の1作目にも出させていただいて、その時も『これ映像になったらどうなるんだろう』『なかなかないセリフだな』と思って、2作目も、まず題材がなかなかないなと思いましたし、監督の頭の中すごいなと率直に思いました」と回答した。
■あらすじ
老浮浪者が、公園のベンチで居眠りしている娘に恋をした。だが、浮浪者は既に男性機能を失っていて娘を抱くことが出来ない…。生涯の恋を叶えるために浮浪者が思いついた突拍子もないアイデアとは? そして「寝ているだけでお金持ちになってステキな彼氏が出来る」ことを夢見る「お気楽娘」を待ち受ける摩訶不思議な運命とは…?
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2022/01/16