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映画監督の崔洋一さん死去、73歳 『月はどっちに出ている』『血と骨』など

 映画監督の崔洋一さんが27日午前1時、ぼうこうがんのため死去した。73歳。『月はどっちに出ている』(1993年)や『血と骨』(2004年)などの名作を生み出し、日本映画監督協会理事長を務めた。情報番組のコメンテーターなどとしても活躍した。

崔洋一監督 (C)ORICON-DD-inc.

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 1949年7月6日生まれ、長野県佐久市出身。70年代から大島渚監督『愛のコリーダ』や松田優作さん主演『最も危険な遊戯』などの助監督を務め、83年に『十階のモスキート』で長編映画デビュー。岸谷五朗が主演した映画版『月はとっぢに出ている』で各賞を受賞した。

 その後も、『マークスの山』『刑務所の中』など骨太な作品を手がけ、ビートたけしが主演した『血と骨』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。2009年には時代劇アクション『カムイ外伝』を撮った。一方で、04年から日本映画監督協会の理事長を務め、後進育成にも尽力した。

 大島監督『御法度』には、俳優として出演。また、『午後は〇〇おもいッきりテレビ』(日本テレビ)、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)などのコメンテーターとしても親しまれた。

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