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Hey! Say! JUMP山田涼介、ワイヤー撮影で14回落下 ハードな撮影裏側&“大怪獣”のヒミツを徹底解剖

 人気グループ・Hey! Say! JUMP山田涼介が主演する映画『大怪獣のあとしまつ』(来年2月4日公開)。このほど、山田演じる主人公・帯刀アラタが体を張ってグリーンバックでのワイヤー撮影に挑むメイキング写真が初解禁となった。国家崩壊の脅威となる巨大怪獣「希望」の邦画史上最大級の“死体”の詳細、そして特撮界を代表する名だたるレジェンドたちによる、スタッフ陣も公開された。

Hey! Say! JUMP山田涼介主演『大怪獣のあとしまつ』メイキング写真(C)2022 「大怪獣のあとしまつ」製作委員会

Hey! Say! JUMP山田涼介主演『大怪獣のあとしまつ』メイキング写真(C)2022 「大怪獣のあとしまつ」製作委員会

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 暴れ狂う大怪獣に、逃げ惑う人々。突じょ、ヒーローが現れて世界を救う――。それは、子供の頃に誰もが憧れた、特撮映画でお決まりの展開。しかし、倒された怪獣の死体処理は、果たしてどうなっていたのか…。そんな「誰もが知る“巨大怪獣”の誰も知らない“死んだ後”の物語」を史上初めて描く。監督・脚本をドラマ『時効警察』シリーズなどで知られる三木聡氏が務め、今まで誰も見たことのない“空想特撮エンターテイメント”となる。
 
 今作ではアラタが怪獣の上から真っ逆さまに落下するシーンでは、なんと計14回も落下するカットを撮るというハードぶり。山田は三木監督について「三木監督はブレないで確実に決まるまで撮り続ける。でも出来た画を見るとめちゃくちゃかっこよくなってるんです。だからこそ僕らも信用して『じゃあやりましょう』という風になれる。グリーンバックでの撮影は印象的でした」と信頼を寄せている。

 そして、アラタが“あとしまつ”する大怪獣の名前は希望。「人類の生物学史上に残る貴重な環境資源、将来の“希望”につながるという意味を込めて」という由来を持つ。最全長は380メートルで、これは東京ドーム(長径)の約1.5倍、忠犬ハチ公像〜渋谷パルコまでと同じ長さ(※徒歩5分)。倒れた状態の全高155メートルで通天閣の約1.5倍となる。

現場情報では死後、腐敗による発酵で体温が上昇、熱による膨張を続けている。さらには猛烈な臭いを放つ腐敗ガスが体に溜まっており、ガス爆発の危機。腐敗臭が拡がる範囲は20キロメートル圏内。ガスを浴びると人体に影響があり、“ある症状”が現れてしまう…とのこと。

 注目すべきは希望の象徴ともいえる足を空高くつき上げたポーズ。死んでいるのに足を高くつき上げているのが馬鹿馬鹿しくて 面白く見えるのではないか、という三木監督らしい遊び心が込められたポーズとなっている。そしてよく見ると背びれがキノコのような形をしている。なぜキノコなのかは本編を見ると理由が分かるとか…。三木監督のこだわりで恐竜をイメージした姿となった。発達したアゴやトゲの生えた尻尾に恐竜らしさが垣間見える。

映画『大怪獣のあとしまつ』×ARカメラのコンテンツ内容が公開(C)2022 「大怪獣のあとしまつ」製作委員会

映画『大怪獣のあとしまつ』×ARカメラのコンテンツ内容が公開(C)2022 「大怪獣のあとしまつ」製作委員会

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 CGが主流となりつつある昨今だが、三木監督のこだわりを余すことなく形にするべく、怪獣造形チームが怪獣模型を作成。現場では監督と制作チームが模型を囲み、監督のオーダーを聞きながら、その場で模型を作り上げる手法で怪獣の造形を固めていった。なんと、模型を完成させるのにかかった期間は約3ヶ月。三木監督も「すばらしい怪獣の造形を作り上げることができた」と絶賛する出来栄えとなった。

 製作スタッフ陣には、大規模なVFX撮影やグリーンバック撮影が多い今作のVFXスーパーバイザーとして『男たちの大和/YAMATO』などでCGを多数手掛ける野口光一氏が参加。特撮監督には、2002年より『仮面ライダー』シリーズを担当している佛田洋氏が務める。さらに大怪獣の造形技師には『平成ゴジラ』シリーズや『ウルトラマン』シリーズなど“怪獣業界”の第一人者・若狭新一氏が手掛けるというドリームタッグが実現。ハリウッドも驚がくの日本映画史に残るスペシャルすぎるメンバーが映画制作の土台を整えており、規格外のコラボレーションにさらなる期待が高まる。
 
 なお、今作をARカメラで楽しめるコンテンツ内容も公開。ユーザーは自身のスマートフォンを通して、怪獣“希望”を出現させ、写真や動画を撮影して楽しむことができる。詳細は映画公式サイトにて。

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  • Hey! Say! JUMP山田涼介主演『大怪獣のあとしまつ』メイキング写真(C)2022 「大怪獣のあとしまつ」製作委員会
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