話題作が続々と最終回を迎え、SNSではドラマの話題が大きく盛り上がっていたなか、最新のドラマ満足度調査(12月7日〜12月13日放送を対象)では、吉高由里子主演の『最愛』(TBS系)が4週連続5度目の1位を獲得。2位の杉咲花主演『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(日本テレビ系)との差を前週より広げた。振り返ると、前半まではTBSと日テレの大激戦だった秋ドラマだが、後半はTBSの独走となった。
ヒット作『アンナチュラル』(2018年)や『MIU404』(2020年)を手がけてきた新井順子プロデューサーと演出の塚原あゆ子氏のタッグによる『最愛』が、ここでもしっかりと結果を残した。オリジナルの本格サスペンスながら、観る目が厳しいドラマファンの期待にしっかりと応える高評価を得ている。
とくに5話目以降は、満足度を一度も下げることなく90ポイント台後半を推移し、今回調査した9話目では今期ドラマ最高タイとなる98Pt(100Pt満点)を獲得。ヒットメーカーのタッグによる時代性を捉えたストーリーテリングと圧巻の演出力で、視聴者を魅了した。
本作の視聴者の反応で特徴的だったのは、前半は事件の謎や真犯人は誰かといったミステリーの謎解きで盛り上がっていたのが、後半は刑事と被疑者という相反する立場に置かれる主人公・梨央(吉高)と大輝(松下洸平)のラブストーリーに共感する声が続出したことが挙げられる。
視聴者からは「物語の完成度が高すぎる」、「誰もが最愛の人への深い愛があって、犯人が分からなさすぎる最高のミステリー」といった作品への評価のほか、「大ちゃんと梨央が幸せになってほしい」、「2人が報われるラストであって…」など、登場人物に共感する声が多く寄せられた。
『最愛』とし烈な首位争いを繰り広げていた『恋です!』は、前週と変わらず94Ptで2位にランクイン。初回から高評価を集めており、3話目と5話目では自己最高の98Ptを記録していた。
3位には、『消えた初恋』(テレビ朝日系)がランクイン。回によってポイントの波がありながらも、おおむね80ポイント台を推移。若い世代からの注目を集めた。4位は『アバランチ』(関西テレビ・フジテレビ系)で、初回87Ptから高推移を見せ、8話目で自己最高の91Ptを獲得。ラスト直前の劇的な展開からさらにポイントを上昇させていた。5位の『二月の勝者 -絶対合格の教室-』(日本テレビ系)も、初回83Ptの好スタートから安定した数値を見せており、とくに出演者と演出への評価が集まっていた。
秋ドラマの満足度ランキングを振り返ると、多くの週で上位5位が80Pt以上を獲得。各局それぞれが話題性の高さに見合う評価を得る作品を送り出した豊作のシーズンだったと言えるだろう。そんななか、終盤で独走したTBSが一歩先を行く貫禄を見せつけたようだった。来年1月からの冬ドラマも話題作が続々と予定されていることから、他局の巻き返しにも注目したい。
●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。
ヒット作『アンナチュラル』(2018年)や『MIU404』(2020年)を手がけてきた新井順子プロデューサーと演出の塚原あゆ子氏のタッグによる『最愛』が、ここでもしっかりと結果を残した。オリジナルの本格サスペンスながら、観る目が厳しいドラマファンの期待にしっかりと応える高評価を得ている。
本作の視聴者の反応で特徴的だったのは、前半は事件の謎や真犯人は誰かといったミステリーの謎解きで盛り上がっていたのが、後半は刑事と被疑者という相反する立場に置かれる主人公・梨央(吉高)と大輝(松下洸平)のラブストーリーに共感する声が続出したことが挙げられる。
視聴者からは「物語の完成度が高すぎる」、「誰もが最愛の人への深い愛があって、犯人が分からなさすぎる最高のミステリー」といった作品への評価のほか、「大ちゃんと梨央が幸せになってほしい」、「2人が報われるラストであって…」など、登場人物に共感する声が多く寄せられた。
『最愛』とし烈な首位争いを繰り広げていた『恋です!』は、前週と変わらず94Ptで2位にランクイン。初回から高評価を集めており、3話目と5話目では自己最高の98Ptを記録していた。
3位には、『消えた初恋』(テレビ朝日系)がランクイン。回によってポイントの波がありながらも、おおむね80ポイント台を推移。若い世代からの注目を集めた。4位は『アバランチ』(関西テレビ・フジテレビ系)で、初回87Ptから高推移を見せ、8話目で自己最高の91Ptを獲得。ラスト直前の劇的な展開からさらにポイントを上昇させていた。5位の『二月の勝者 -絶対合格の教室-』(日本テレビ系)も、初回83Ptの好スタートから安定した数値を見せており、とくに出演者と演出への評価が集まっていた。
秋ドラマの満足度ランキングを振り返ると、多くの週で上位5位が80Pt以上を獲得。各局それぞれが話題性の高さに見合う評価を得る作品を送り出した豊作のシーズンだったと言えるだろう。そんななか、終盤で独走したTBSが一歩先を行く貫禄を見せつけたようだった。来年1月からの冬ドラマも話題作が続々と予定されていることから、他局の巻き返しにも注目したい。
●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。
2021/12/24