マーベル・シネマティック・ユニバースのブルース・バナー/ハルク役で絶大な人気を博した俳優マーク・ラファロがプロデューサー兼主演を務める映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』(公開中)。本作の主人公・弁護士ロブ・ビロットの妻サラ・ビロット役で出演しているのは、アン・ハサウェイ。キュートな役でも強い女性の役でもミュージカルでも何でもこなす彼女が本作では“良妻賢母”を好演している。
ハサウェイが本作で演じたのは、弁護士ロブ・ビロットの妻サラ・ビロット。科学物質PFOAが人体に悪影響を与えることをひた隠しにしてきた巨大企業デュポン社と一人戦う夫ロブを支え、時に力強い言葉で鼓舞することも。どのような意気込みでハサウェイは実在の人物を演じたのか。率直に、熱心に本作参加への思いや役作り、モデルとなった本人たちの印象を語る映像が解禁となった。
実父が弁護士という生育環境にあったハサウェイ。脚本を読んだ際には「読み進めるにつれ感情が変化していった。最初はとても興味をかき立てられた。でも物語が事実と知ると怒りが湧き、まだ係争中と知って複雑な心境になった。大興奮の逆転劇を期待しながら読み進めたけど痛快ですっきりする終わりではなかった。現実はもっと厳しい。このストーリーは現実のままを写し出している。私たち全員に関わる問題なの」と、自分ごとのように受け止めたという。
しかし、すぐに快諾というわけにはいかなかったという。それはサラ・ビロットが「主人公の男性を女性が陰ながら支える」というステレオタイプな立ち位置で描かれていると感じたからだ。だがモデルになった御本人と対面したことで、キャラクターの捉え方が変化したという。「実際のサラは快活でパワフルで勇気があるだけでなく、本当に特別で稀有な人。この長く厳しい戦いを乗り越えられたのも頷けるわ。彼女は柔軟性と誠実さ、そして威厳を持っている」と人柄に惚れたそうだ。
サラの忍耐力と戦いを支える理解力にもリスペクトを惜しまない。「見ず知らずの人に耳を傾け、代わりに戦うなんてロブの下した決断は決して小さくない。どんな反応をしてもおかしくないわ。でもサラの反応は寛大でオープンで誠実で、ロブへの信頼に満ちていた。だからこそ私もより重厚な演技ができたの」と生き様に感激した。
また夫であるロブ・ビロットを演じたマーク・ラファロについては「卓越した表現力、知的で魂がこもっていてとても誠実で威厳がある。ある意味ではこれまでのマークを越えている。とても美しくて抑制された演技なの。全編を通じて抑制された演技をするなんて、ものすごくリスキーな挑戦よ。でも見事にやってのけた。マークの演じるロブは人の心を虜にする。私たちが本当に知るべきストーリーを伝えてくれている」と絶賛している。
■ストーリー
1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが、思いがけない調査依頼を受ける。ウェストバージニア州パーカーズバーグで農場を営むウィルバー・テナントは、大手化学メーカー、デュポン社の工場からの廃棄物によって土地を汚され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。さしたる確信もなく、廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めたロブは、“PFOA”という謎めいたワードを調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。
デュポンは発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流してきたのだ。やがてロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。しかし強大な権力と資金力を誇る巨大企業との法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていくのだった…。
実父が弁護士という生育環境にあったハサウェイ。脚本を読んだ際には「読み進めるにつれ感情が変化していった。最初はとても興味をかき立てられた。でも物語が事実と知ると怒りが湧き、まだ係争中と知って複雑な心境になった。大興奮の逆転劇を期待しながら読み進めたけど痛快ですっきりする終わりではなかった。現実はもっと厳しい。このストーリーは現実のままを写し出している。私たち全員に関わる問題なの」と、自分ごとのように受け止めたという。
主人公・弁護士ロブ・ビロットの妻サラ・ビロット(アン・ハサウェイ)=映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』(公開中)(C) 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
主人公・弁護士ロブ・ビロットの妻サラ・ビロット(アン・ハサウェイ)=映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』(公開中)(C) 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
また夫であるロブ・ビロットを演じたマーク・ラファロについては「卓越した表現力、知的で魂がこもっていてとても誠実で威厳がある。ある意味ではこれまでのマークを越えている。とても美しくて抑制された演技なの。全編を通じて抑制された演技をするなんて、ものすごくリスキーな挑戦よ。でも見事にやってのけた。マークの演じるロブは人の心を虜にする。私たちが本当に知るべきストーリーを伝えてくれている」と絶賛している。
■ストーリー
1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが、思いがけない調査依頼を受ける。ウェストバージニア州パーカーズバーグで農場を営むウィルバー・テナントは、大手化学メーカー、デュポン社の工場からの廃棄物によって土地を汚され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。さしたる確信もなく、廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めたロブは、“PFOA”という謎めいたワードを調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。
デュポンは発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流してきたのだ。やがてロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。しかし強大な権力と資金力を誇る巨大企業との法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていくのだった…。
2021/12/18