女優の黒木華が主演を務める、来年1月6日スタートのフジテレビ系木曜劇場『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(毎週木曜 後10:00)。放送開始を前に、黒木がインタビューに応じて、題材となっているネットニュースへの印象、今作への思いなどを語った。ORICON NEWSでは、前・後編の2回にわたって紹介していく。
本作は、大手出版社が運営するニュースサイトの編集部員を主人公に、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描く、完全オリジナルの社会派“風”お仕事エンターテインメント。黒木にとって、2022年はドラマデビューから10周年となる節目の年でもあり、本作がメモリアルな作品になる。演出は、石川淳一氏が務める。
本作の主演を務める黒木が演じるのは、ネットニュースサイト『カンフルNEWS』閉鎖の危機を救うべく、経理部から異動してきた瀬古凛々子。放任主義の編集長をはじめ、男性ばかりの編集部員たちは、他社のニュースやブログ記事やコメントをコピペしただけのいわゆる“コタツ記事”(直接取材を行わず、流通している情報を元に構成した記事)ばかりを発信するお気楽ウェブメディア。そんな時、とあるきっかけで経理部から凛々子が異動してきて、編集部員として新たに加わる。
■黒木華インタビュー前編
――ネットニュースはご覧になる方ですか?
はい、スマートフォンにアプリが入っているので見ます。
――瀬古凛々子というキャラクターを演じるにあたって、特に意識されていることは?
いろいろな種類のニュースをたくさん読んでみようと思って、一応、気にかけてはいます。どんな記事が書かれているのか…。ドラマの中に「コタツ記事」というものが出てくるので、「あ、これがコタツ記事」と思ったり…。そういう本当に単純なことから、日ごろ、具体的にどういう取材をしているのかなども教えていただきました。
――演じる凛々子に関しては、「どこまでも広げられるキャラクター」とおっしゃっていましたが、台本を読まれたときの凛々子の印象は?
最初に台本を読んだときは、どういう風に演じればいいのか、悩みました。今は、演じながら、監督や共演者のみなさんと一緒に作っていければいいなと思っています。
――今作は、完全オリジナル作品で、社会派“風”ドラマと謳われています。その印象は?
ネットニュースは、誰もが目にするものですが、その記事を目にした人は私も含めて、書かれている内容が真実か否か分からず、鵜呑みにしてしまうことも多いと思うんです。そこに切り込んでいくという視点は、とても面白いと思いました。どういう風に深掘りしていくのかが、とても楽しみです。ドラマを見てくださる方もネットニュースを見ている方も、そういうところに注目していただければと思います。
――記事を作る側の人間を演じることで、ネットニュースへの印象が変わったりしそうですか?
凛々子の役柄的には、書くことに誠実であるという部分が重要で、真実をきちんと伝えるということに重きを置いているキャラクターです。私自身も、そういう人に記事を書いてほしいと思っています。記事を作る側の人の心情も含めて、感じていけたらいいなと思います。
――今日、初めて本読みがありましたが、キャストのみなさんの雰囲気はいかがでしたか?
これまでに共演したことがある方ばかりなんです。溝端淳平さんとは舞台『るつぼ』(2016)で共演させていただきましたし、野村周平くんとは映画『ビブリア古書堂の事件手帖』(2018)でご一緒していました。石井杏奈さんとも映画『ソロモンの偽証』(2015)で、野間口徹さんも、緊急事態宣言で全公演が中止になりましたが、舞台『桜の園』(2020)のけいこでご一緒させていただいていて。
あと、寛一郎くんも短編映画『せかいのおきく』(ニッポンと話そうプロジェクト 映画第1回作品)でご一緒しているので、そういうキャストのみなさんとまたお芝居ができるのは嬉しいですし、とても心強いです。本読みのときも、それぞれのキャラクターをそれぞれの役者さんが、自由にやってくださっている感じがして、とても良い雰囲気でした。
――この本読みで、黒木さんご自身が何かつかんだことはありましたか?
まだわからないことが多いですね(笑)。でも、「大体こんな感じの方向性で」と監督に言っていただけたので、そこからさらに詰めていけたらいいなと思っています。
――編集部員や書く人の役は今までも演じられていましたが、今回は特にどの辺が違うと思われましたか?
編集部員といっても扱うものが違いますからお仕事自体が違うと思います。マンガの編集部員の時は、創作したものをどうやって売るか、どういうふうに伝えていくかが仕事でしたが、今回はネットニュースという形で、いわゆるゴシップ…人の興味をひく噂話を取材しネットに上げてPVを稼いでいくという話です。
あす17日は後編を掲載する。
本作は、大手出版社が運営するニュースサイトの編集部員を主人公に、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描く、完全オリジナルの社会派“風”お仕事エンターテインメント。黒木にとって、2022年はドラマデビューから10周年となる節目の年でもあり、本作がメモリアルな作品になる。演出は、石川淳一氏が務める。
本作の主演を務める黒木が演じるのは、ネットニュースサイト『カンフルNEWS』閉鎖の危機を救うべく、経理部から異動してきた瀬古凛々子。放任主義の編集長をはじめ、男性ばかりの編集部員たちは、他社のニュースやブログ記事やコメントをコピペしただけのいわゆる“コタツ記事”(直接取材を行わず、流通している情報を元に構成した記事)ばかりを発信するお気楽ウェブメディア。そんな時、とあるきっかけで経理部から凛々子が異動してきて、編集部員として新たに加わる。
■黒木華インタビュー前編
――ネットニュースはご覧になる方ですか?
はい、スマートフォンにアプリが入っているので見ます。
――瀬古凛々子というキャラクターを演じるにあたって、特に意識されていることは?
いろいろな種類のニュースをたくさん読んでみようと思って、一応、気にかけてはいます。どんな記事が書かれているのか…。ドラマの中に「コタツ記事」というものが出てくるので、「あ、これがコタツ記事」と思ったり…。そういう本当に単純なことから、日ごろ、具体的にどういう取材をしているのかなども教えていただきました。
――演じる凛々子に関しては、「どこまでも広げられるキャラクター」とおっしゃっていましたが、台本を読まれたときの凛々子の印象は?
最初に台本を読んだときは、どういう風に演じればいいのか、悩みました。今は、演じながら、監督や共演者のみなさんと一緒に作っていければいいなと思っています。
――今作は、完全オリジナル作品で、社会派“風”ドラマと謳われています。その印象は?
ネットニュースは、誰もが目にするものですが、その記事を目にした人は私も含めて、書かれている内容が真実か否か分からず、鵜呑みにしてしまうことも多いと思うんです。そこに切り込んでいくという視点は、とても面白いと思いました。どういう風に深掘りしていくのかが、とても楽しみです。ドラマを見てくださる方もネットニュースを見ている方も、そういうところに注目していただければと思います。
――記事を作る側の人間を演じることで、ネットニュースへの印象が変わったりしそうですか?
凛々子の役柄的には、書くことに誠実であるという部分が重要で、真実をきちんと伝えるということに重きを置いているキャラクターです。私自身も、そういう人に記事を書いてほしいと思っています。記事を作る側の人の心情も含めて、感じていけたらいいなと思います。
――今日、初めて本読みがありましたが、キャストのみなさんの雰囲気はいかがでしたか?
これまでに共演したことがある方ばかりなんです。溝端淳平さんとは舞台『るつぼ』(2016)で共演させていただきましたし、野村周平くんとは映画『ビブリア古書堂の事件手帖』(2018)でご一緒していました。石井杏奈さんとも映画『ソロモンの偽証』(2015)で、野間口徹さんも、緊急事態宣言で全公演が中止になりましたが、舞台『桜の園』(2020)のけいこでご一緒させていただいていて。
あと、寛一郎くんも短編映画『せかいのおきく』(ニッポンと話そうプロジェクト 映画第1回作品)でご一緒しているので、そういうキャストのみなさんとまたお芝居ができるのは嬉しいですし、とても心強いです。本読みのときも、それぞれのキャラクターをそれぞれの役者さんが、自由にやってくださっている感じがして、とても良い雰囲気でした。
――この本読みで、黒木さんご自身が何かつかんだことはありましたか?
まだわからないことが多いですね(笑)。でも、「大体こんな感じの方向性で」と監督に言っていただけたので、そこからさらに詰めていけたらいいなと思っています。
――編集部員や書く人の役は今までも演じられていましたが、今回は特にどの辺が違うと思われましたか?
編集部員といっても扱うものが違いますからお仕事自体が違うと思います。マンガの編集部員の時は、創作したものをどうやって売るか、どういうふうに伝えていくかが仕事でしたが、今回はネットニュースという形で、いわゆるゴシップ…人の興味をひく噂話を取材しネットに上げてPVを稼いでいくという話です。
あす17日は後編を掲載する。
このニュースの流れをチェック
- 1. 黒木華、来年1月フジテレビ系ドラマ初主演 ドラマデビュー10周年の節目「いつも通り頑張りたい」
- 2. 黒木華主演“ネットニュースドラマ” 溝端淳平、野村周平、野間口徹、石井杏奈、寛一郎、一ノ瀬颯レギュラー出演
- 3. 黒木華主演“ネットニュースドラマ” りょう、安藤政信、生瀬勝久がレギュラー出演
- 4. 黒木華、ネットニュースは「真実をきちんと伝える人に書いてほしい」 主演ドラマ『ゴシップ』インタビュー前編
- 5. 黒木華、座長の心得は「やるべきことを着実に」 主演ドラマ『ゴシップ』インタビュー後編
- 6. 『ゴシップ』第1話あらすじ 凛々子(黒木華)はニュースサイトの立て直しを命じられる
- 7. 宇垣美里、フジドラマ初出演 黒木華主演『ゴシップ』でアナウンサー役【コメントあり】
- 8. 黒木華「知られざるネットニュースの世界楽しんで」 主演ドラマ『ゴシップ』初回直前にコメント
- 9. 『ゴシップ』第1話 凛々子(黒木華)は月間5000万PVを掲げ「ゴシップで攻める」戦略立てる
- 10. 『ゴシップ』第2話 凛々子(黒木華)が編集長に就任 人気俳優・前橋(武田航平)の離婚に迫る
- 11. 『ゴシップ』第2話あらすじ 凛々子(黒木華)は芸能事務所の取材NG&出禁を意に介さず
- 12. 『ゴシップ』第3話に大西利空&上國料萌衣 凛々子(黒木華)は謎の覆面JKシンガーを暴くと宣言
- 13. 『ゴシップ』第3話 凛々子(黒木華)が“覆面女子高生シンガー”AOIの正体に迫る
- 14. アバンティーズそらちぃ“大木空”名義でドラマ出演 『ゴシップ』第4話で凛々子(黒木華)が追うユーチューバー役
- 15. 『ゴシップ』第4話 凛々子(黒木華)は下馬(野村周平)と失踪したユーチューバーを探す
- 16. 『ゴシップ』第5話で凛々子(黒木華)に”ある疑い” 編集部の雰囲気に変化も
- 17. 茅島みずき、役作り不要のプロゴルファー役 『ゴシップ』にゲスト出演
- 18. 『ゴシップ』第6話 謎の男・笹目(寛一郎)が凛々子(黒木華)に迫る「あなたに聞きたいことがある」
- 19. 『ゴシップ』第6話 謎の男・笹目(寛一郎)の告白で凛々子(黒木華)の過去が明かされる
- 20. 『ゴシップ』第7話 『カンフルNEWS』の新戦力に編集部員は困惑
- 21. 『ゴシップ』第7話あらすじ 第2章幕開けで凛々子(黒木華)に波乱の兆し?
- 22. 『ゴシップ』第8話 根津(溝端淳平)が元カノからの告白に戸惑う
- 23. 『ゴシップ』第7話 根津(溝端淳平)の元カノ&凛々子(黒木華)と笹目(寛一郎)の関係に反響「急展開!」
- 24. 『ゴシップ』第8話 根津(溝端淳平)に元カノの告白&父の疑惑が押し寄せる
- 25. 『ゴシップ』第9話 凛々子(黒木華)が笹目(寛一郎)から告白される
- 26. 『ゴシップ』第9話 書籍編集部の井伏直哉(津田寛治)が凛々子(黒木華)に圧力をかける
- 27. 『ゴシップ』第9話 書籍編集部からの指示、盗撮など、凛々子(黒木華)に問題続々
- 28. 『ゴシップ』第10話 凛々子(黒木華)は仁和(安藤政信)のかつての妻(鈴木砂羽)と対峙する
- 29. 『ゴシップ』最終話 『クスノキ出版』がIT企業に吸収合併 女子大生の向井未央(生田絵梨花)は被害を告白
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2021/12/16