最新の全国映画動員ランキングトップ10（12月11日・12日、興行通信社調べ）が発表され、『あなたの番です 劇場版』が土日2日間で動員24万4000人、興行収入3億4200万円をあげ初登場1位を獲得した。原作ドラマファンの若い女性を中心に集客し、初日から3日間の累計では動員32万人、興収4億4700万円をあげるヒットスタートとなっている。

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　2019年4月〜9月に日本テレビ系で放送されたドラマ『あなたの番です』は、衝撃的な展開が話題を呼び、黒幕を探す考察がSNSやYouTubeで白熱。ツイッター世界トレンド1位を日本ドラマ史上初の5度獲得。同年9月8日に放送された最終回視聴率は19.4％、総合視聴率25％を記録（ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯）するなど、通称「あな番」ブームを巻き起こした。

　今回の劇場版は、ドラマとは違った設定＆結末。ドラマ版に引き続き企画・原案を秋元康、監督を佐久間紀佳が担当、原田知世と田中圭がＷ主演を務めるほか、西野七瀬、横浜流星ほかキャスト陣が再集結。劇場版の新キャストとして、門脇麦、酒向芳が参戦している。

　2位は、先週首位でスタートを切った『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』で、土日2日間で動員16万9000人、興収2億4900万円をあげた。累計では、早くも動員76万人、興収11億円を突破している。

　3位は、人気アイドルグループ・嵐、初のライブ映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』。土日2日間で動員7万9000人、興収2億3800万円をあげ、累計では動員98万人、興収31億円を突破するヒットとなっている。

　4位は、『ミラベルと魔法だらけの家』。5位は、『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』。6位は、『そして、バトンは渡された』で、公開7週目を迎えた12日に、興収15億円を突破した。

　新作では、7位に『ラストナイト・イン・ソーホー』が初登場。『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督が60年代ロンドンのファッション、音楽、そしてホラー映画への愛を込めたタイムリープ・サイコ・ホラー。ロンドン・ソーホーの異なる時代に生きる二人の女性を、『ジョジョ・ラビット』『オールド』など活躍目覚ましいトーマシン・マッケンジーと、Netflixで配信されたドラマ『クイーンズ・ギャンビット』で脚光を浴びたアニャ・テイラー＝ジョイが演じている。

■全国映画動員ランキングトップ10（12月11日・12日）
1（NEW）あなたの番です 劇場版（公開週1）
2（1↓）ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ（2）
3（2↓）ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”（3）
4（3↓）ミラベルと魔法だらけの家（3）
5（4↓）映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ（6）
6（5↓）そして、バトンは渡された（7）
7（NEW）ラストナイト・イン・ソーホー（1）
8（7↓）劇場版 ソードアート・オンライン −プログレッシブ−星なき夜のアリア（7）
9（6↓）劇場版 きのう何食べた？（6）
10（8↓）ディア・エヴァン・ハンセン（3）