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長澤まさみが語りを担当「うれしい反面、責任重大」 小栗旬主演大河ドラマ『鎌倉殿の13人』

 女優の長澤まさみが、2022年放送のNHK大河ドラマ(61作目)『鎌倉殿の13人』の語りを担当することが2日、発表された。『新選組!』(2004年)、『真田丸』(16年)に続き大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手がける本作。長澤は『真田丸』で主人公・真田信繁/幸村(堺雅人)の生涯のパートナー・きりを演じ、三谷からの信頼も厚い。参考までに、『新選組!』は語りなし、『真田丸』の語りは当時NHKの有働由美子アナウンサーが務めた。

長澤まさみ photo:小倉直樹(C)ORICON NewS inc.

長澤まさみ photo:小倉直樹(C)ORICON NewS inc.

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 長澤は「これまでの大河ドラマにはくノ一くのいち(『天地人』の初音)や『真田丸』の“きり”ちゃんのような、ちょっと普通ではないキャラクターでの出演が多かったので、今回も語りという、普通ではない形で出演できてうれしいです(笑)」とコメント。

 「ナレーションの仕事は好きで、いつか大河ドラマのナレーションもできたらいいなと憧れていました。1年を通して見届ける立場にいるので、うれしい反面、責任重大だと思っています。三谷幸喜さんからは、『登場人物たちに寄り添い、隣の部屋からささやいているような距離感で』とイメージをお聞きしているので、その立ち位置を大事にしていきます」と伝えている。

 長澤は、CMやドキュメンタリー番組でのナレーション経験があり、2009年アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した『つみきのいえ』(加藤久仁生監督)のナレーションに抜てきされたこともある。

 大河ドラマには、『功名が辻』(06年)、『天地人』(09年)、『真田丸』に出演。『功名が辻』、『天地人』では、戦国の世を生きたしのびの者を演じたが、平安時代後期から鎌倉時代初期が舞台となる『鎌倉殿の13人』では、まさに姿をしのばせ、物語を見渡していく。

 『鎌倉殿の13人』は、義兄でもある鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学んだ二代目執権・北条義時(小栗旬)を主人公に、武士の世を盤石にした彼が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。

■最近の大河ドラマの“語り”
2010年『龍馬伝』 香川照之
2011年『江〜姫たちの戦国〜』 鈴木保奈美
2012年『平清盛』 岡田将生
2013年『八重の桜』 草笛光子
2014年『軍師官兵衛』 藤村志保→広瀬修子(NHKアナウンサー)
2015年『花燃ゆ』 池田秀一
2016年『真田丸』 有働由美子(NHKアナウンサー)
2017年『おんな城主直虎』 中村梅雀
2018年『西郷どん』 西田敏行
2019年『いだてん』 ビートたけし/森山未來
2020年『麒麟がくる』 市川海老蔵
2021年『青天を衝け』 守本奈実(NHKアナウンサー)

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