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【カムカムエヴリバディ】YOU、初の朝ドラ出演に“違和感”「恥ずかしいような、緊張するような」

 女優の上白石萌音が初代ヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月〜土 前8:00 総合/前 7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。稔(松村北斗)と勇(村上虹郎)の母・雉真美都里(きじま・みどり)を演じているYOUのコメントが16日、到着した。

『カムカムエヴリバディ』で雉真美都里を演じているYOU(C)NHK

『カムカムエヴリバディ』で雉真美都里を演じているYOU(C)NHK

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 本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。朝ドラ史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石、その娘・るい役を深津絵里、その娘・ひなた役を川栄李奈が演じる。

 朝ドラ初出演のYOUが演じている美都里は、良家のお嬢様育ちで気品があり、いつも華やか。息子たちを愛するがゆえに、安子にとって大きな壁となっていく。

――本作に出演することが決まったときの気持ちは?
たまにドラマや映画をやらせていただくんですけれど、今回の作品は岡山ことばだということで、ちょっと困るなと思いました(笑)。まだそのときは台本を拝見していなかったのですが、岡山ことばが大変そうだなというのと、やっぱりほかの作品に「じゃあやりましょう」ってお返事するときとはちょっと違って…なんだろう、恥ずかしいような、緊張するような…独特な「違和感」がありましたね。そう、「違和感」がしっくりきます(笑)。

NHKの朝のドラマのオファーが自分にくるっていうことへの「なんで?」という「違和感」です、単純に。役柄がどうとか、岡山ことばがどうとか以前に、朝ドラからのオファーへの違和感がありました(笑)。だから衣装合わせにうかがったときに、もうはっきり「降板の恐れはあります」とお伝えしました。毎回、毎回収録が終わるごとに、ありがとうございました、とお別れのごあいさつもしています。朝ドラは、日本のみんなが見るドラマっていう印象なので「違和感」ですね(笑)。

――自身の役柄の印象は?
美都里さんはたぶんとてもいいところのお嬢さんで、世間知らずで、千吉さんのところにお嫁にいって、息子たちをでき愛していて、 非常にこう…未熟な女ですね(笑)。

私の持っている未熟な部分と重ね合わせて演じています…とか、言うんでしょうか(笑 。私自身は、お嫁さんや彼女が安子さんだったら美都里みたいにはならないなと、撮影現場でいつもいいながらみんなで楽しくやっています。私はそこまで執着心がないんですよ。だから、美都里みたいにはならないと思います。

――収録に参加した感想は?
役としてはお母さん役だからそんなに大変なことはないです。もうみんな優しいし、楽しいし、スタッフさんもお若いし、楽しいと思うんですけれど…岡山ことばですよね、やっぱり。岡山ことばとお作法、このふたつが大変です。萌音ちゃんはバラエティで1回ご一緒していて、ほどなくして今回の共演となりました。
かわいらしくて、メンタルががっしりしていて、すばらしいですね〜。やっぱり主役のかたってすごいなと、どの現場でも思いますね。萌音ちゃんは特にがんばりやさんで、すてきです。

――放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
安子の激動の人生が描かれていると思うので、萌音ちゃんをもう余すことなく堪能していただきたいですね。
今回、初めて3部作の朝ドラだというのも、おもしろいなと思います。私は普段、自分の出演しているものを見ないんですけど『カムカムエヴリバディ』はなんか…見る気がします。次が深津さんで、その次が川栄さんで…。展開がどうなっていくのか、気になっているので単純に楽しみです。

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