社会現象となった楽曲「パプリカ」を歌う「Foorin」メンバーとして活躍した新津ちせが、映画『凪の島』(2022年順次公開)で主演を務めることがわかった。新津は東京都出身だが、母親が山口県出身で、その山口が舞台の映画の主演が決まり、感慨もひとしおのよう。「山口は私にとっても大切なふるさとです。山口の美しく豊かな自然のなかで原田凪として生きることができ、とっても幸せでした」と、コメントしている。
同映画の主人公は、両親の離婚によって母の故郷である山口県の小さな島で暮らすことになった小学4年生の凪。山口県の瀬戸内にある大自然豊かな島を舞台に、雄大な海やどこか懐かしい学校、風情のある診療所など風光明媚なロケ地で撮影を行い、少年少女の心の成長や、子どもたちの目を通して描かれる心温まる家族の姿を描く。
監督は、『ソウル』(2002年/長瀬智也主演)や『卒業』(03年/内山理名・堤真一主演)、『13階段』(03年/反町隆史・山崎努主演)、『夜のピクニック』(06年/多部未華子・石田卓也主演)などのメジャー作品のほか、14年には、岩井俊二プロデュース・脚本の連続ドラマ『なぞの転校生』(テレビ東京)の全12話の演出を担当するなど、先進的に映像作品を制作し続けてきた長澤雅彦。
脚本も長澤監督自ら書き上げたオリジナルで、『恋』や『くだまつの三姉妹』など、2010年より在住する山口県を舞台に数多くの作品を製作しており、「人生の集大成とも宝物とも言っていい作品」と語るほどの力作となっている。
主演の新津は、Foorinのメンバーとして3年連続『NHK紅白歌合戦』に出演し、史上最年少で『第61回日本レコード大賞』で大賞を受賞。放送中の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の3代目ヒロイン・ひなた(幼少期)役での出演、映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12月17日公開)吹替版での声の出演も発表されるなど、多方面で活躍中だが、本作においては全国で開催されたオーディションに参加。当時10歳とは思えない見事な演技力で、監督をはじめプロデューサー陣をとりこにし、主役の座を獲得した。
新津は「長澤監督のオーディションはすごく緊張しましたが、凪のシーンを演じることがとても楽しかったので、本当に凪役に決まった時は飛び上がるくらいうれしかったです!」と述懐している。
長澤監督は「オーディションというのは本来『役に合った』俳優を探す場なのですが、ごく稀に『役柄なんてどうでもいいから自分を起用しなさい』と(物言わず)体現する俳優が現われます。新津ちせというコは会った瞬間からそんな顔をしていました。そういう俳優は役柄を輝かせ、映画を輝かせてくれます。新津ちせも映画『凪の島』を輝かせてくれました。そして気がつくと撮影の終わりには僕らの想像を超えて勝手に成長していました。本当に今後も目の離せない俳優ですが、まずはこの映画でその輝きをご確認いただけると幸いです」と、本作における新津の存在感の大きさを語っている。
あわせて解禁されたティザービジュアルでは、主人公・凪を5人の登場人物が取り囲んでおり、「あの島のひと夏が、君をほんの少し大人にしたんだ」や、「瀬戸内の小さな島で暮らす少女の心の成長を描いた、ひと夏の物語」というキャッチコピーで、小さな島でのひと夏の体験が少女を成長させていく様子を想像させる仕上がりとなっている。ほかのキャストは後日発表される。
同映画の主人公は、両親の離婚によって母の故郷である山口県の小さな島で暮らすことになった小学4年生の凪。山口県の瀬戸内にある大自然豊かな島を舞台に、雄大な海やどこか懐かしい学校、風情のある診療所など風光明媚なロケ地で撮影を行い、少年少女の心の成長や、子どもたちの目を通して描かれる心温まる家族の姿を描く。
監督は、『ソウル』(2002年/長瀬智也主演)や『卒業』(03年/内山理名・堤真一主演)、『13階段』(03年/反町隆史・山崎努主演)、『夜のピクニック』(06年/多部未華子・石田卓也主演)などのメジャー作品のほか、14年には、岩井俊二プロデュース・脚本の連続ドラマ『なぞの転校生』(テレビ東京)の全12話の演出を担当するなど、先進的に映像作品を制作し続けてきた長澤雅彦。
脚本も長澤監督自ら書き上げたオリジナルで、『恋』や『くだまつの三姉妹』など、2010年より在住する山口県を舞台に数多くの作品を製作しており、「人生の集大成とも宝物とも言っていい作品」と語るほどの力作となっている。
主演の新津は、Foorinのメンバーとして3年連続『NHK紅白歌合戦』に出演し、史上最年少で『第61回日本レコード大賞』で大賞を受賞。放送中の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の3代目ヒロイン・ひなた(幼少期)役での出演、映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12月17日公開)吹替版での声の出演も発表されるなど、多方面で活躍中だが、本作においては全国で開催されたオーディションに参加。当時10歳とは思えない見事な演技力で、監督をはじめプロデューサー陣をとりこにし、主役の座を獲得した。
新津は「長澤監督のオーディションはすごく緊張しましたが、凪のシーンを演じることがとても楽しかったので、本当に凪役に決まった時は飛び上がるくらいうれしかったです!」と述懐している。
長澤監督は「オーディションというのは本来『役に合った』俳優を探す場なのですが、ごく稀に『役柄なんてどうでもいいから自分を起用しなさい』と(物言わず)体現する俳優が現われます。新津ちせというコは会った瞬間からそんな顔をしていました。そういう俳優は役柄を輝かせ、映画を輝かせてくれます。新津ちせも映画『凪の島』を輝かせてくれました。そして気がつくと撮影の終わりには僕らの想像を超えて勝手に成長していました。本当に今後も目の離せない俳優ですが、まずはこの映画でその輝きをご確認いただけると幸いです」と、本作における新津の存在感の大きさを語っている。
あわせて解禁されたティザービジュアルでは、主人公・凪を5人の登場人物が取り囲んでおり、「あの島のひと夏が、君をほんの少し大人にしたんだ」や、「瀬戸内の小さな島で暮らす少女の心の成長を描いた、ひと夏の物語」というキャッチコピーで、小さな島でのひと夏の体験が少女を成長させていく様子を想像させる仕上がりとなっている。ほかのキャストは後日発表される。
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2021/11/10