ティモシー・シャラメが主演する映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(公開中)より、グリーンバックでの撮影はわずか2シーンのみで、砂の惑星を再現したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の手腕が伺えるメイキング映像が解禁となった。
本作は、1965年の発売以来、多くのカルチャーに影響を与え続けている小説「デューン/砂の惑星」が原作。これまでアレハンドロ・ホドロフスキーやデヴィッド・リンチなど名立たる監督たちが映画化に挑みながらも、困難を極めたスケールと設定の複雑さをもつSF小説に、『メッセージ』『ブレードランナー2049』で“異次元の天才”と称されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が挑んだ。
壮大な砂漠が広がる砂の惑星“デューン”をはじめ、さまざまな惑星が登場するが、撮影においてヴィルヌーヴ監督はできるだけ視覚効果に頼らないことに重きを置き、視覚効果を後で加えるためのグリーンバック撮影したのは2シーンのみだったという。
実際のロケーションやセットでの撮影を実施することに強くこだわり、貫き通したヴィルヌーヴ監督。ロケーション撮影は、よりリアリティーのある画が撮れる場所を求め、ハンガリー、ヨルダン、アブダビ、ノルウェーなど世界中を駆け巡った。セットについてもヴィルヌーヴ監督の理想通り、視覚効果技術で拡大せずに実寸大のものを使用。広大な図書館やアトレイデス家の邸宅、飛行船などのガジェットまで実際に作り上げ、セットの規模は往年のハリウッドを思わせるクオリティのものだったことが映像からもわかる。
ヴィルヌーヴ監督はインタビューでも「この作品の魂を肌で理解してもらうために、砂漠の奥深くまで連れて行った」と語っているが、メイキング映像では、広大な砂漠や、切り立つ岩石に囲まれた岩石砂漠を実際に歩くキャストたちの姿も収められている。
ティモシー・シャラメは、「実際のロケーションで撮影できることは役者にとってはものすごく恵まれた環境だった」と明かしており、「本作の場合は砂漠、砂の惑星“デューン”が主に舞台となっていますが、その惑星自体、ものすごく高熱で過酷な環境。それを、実際に同じような環境で演じることができたので、熱い環境でのストレスだったり、暑さだったり、あるいは疲弊することであったり、それが演技の助けになってくれました」と、実際のロケーションでの撮影が自身の演技の助けになったとインタビューで答えている。
ヴィルヌーヴ監督は、自身が10代の時に原作を初めて読んだ際に感じた「今までに行ったことのない場所へ連れて行かれる」という想いを観客にも感じてもらうことを大きな目標に、今回の映画化に取り組んだという。そのためにリアリティーを追求し、細かなディテールまでこだわりを詰め込んだ。超一流のスタッフとキャストの抜群のチームワークによって実現した、ヴィルヌーヴ監督が思い描いた砂の惑星を、映画館の大スクリーンで堪能してほしい。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
本作は、1965年の発売以来、多くのカルチャーに影響を与え続けている小説「デューン/砂の惑星」が原作。これまでアレハンドロ・ホドロフスキーやデヴィッド・リンチなど名立たる監督たちが映画化に挑みながらも、困難を極めたスケールと設定の複雑さをもつSF小説に、『メッセージ』『ブレードランナー2049』で“異次元の天才”と称されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が挑んだ。
壮大な砂漠が広がる砂の惑星“デューン”をはじめ、さまざまな惑星が登場するが、撮影においてヴィルヌーヴ監督はできるだけ視覚効果に頼らないことに重きを置き、視覚効果を後で加えるためのグリーンバック撮影したのは2シーンのみだったという。
実際のロケーションやセットでの撮影を実施することに強くこだわり、貫き通したヴィルヌーヴ監督。ロケーション撮影は、よりリアリティーのある画が撮れる場所を求め、ハンガリー、ヨルダン、アブダビ、ノルウェーなど世界中を駆け巡った。セットについてもヴィルヌーヴ監督の理想通り、視覚効果技術で拡大せずに実寸大のものを使用。広大な図書館やアトレイデス家の邸宅、飛行船などのガジェットまで実際に作り上げ、セットの規模は往年のハリウッドを思わせるクオリティのものだったことが映像からもわかる。
ヴィルヌーヴ監督はインタビューでも「この作品の魂を肌で理解してもらうために、砂漠の奥深くまで連れて行った」と語っているが、メイキング映像では、広大な砂漠や、切り立つ岩石に囲まれた岩石砂漠を実際に歩くキャストたちの姿も収められている。
ティモシー・シャラメは、「実際のロケーションで撮影できることは役者にとってはものすごく恵まれた環境だった」と明かしており、「本作の場合は砂漠、砂の惑星“デューン”が主に舞台となっていますが、その惑星自体、ものすごく高熱で過酷な環境。それを、実際に同じような環境で演じることができたので、熱い環境でのストレスだったり、暑さだったり、あるいは疲弊することであったり、それが演技の助けになってくれました」と、実際のロケーションでの撮影が自身の演技の助けになったとインタビューで答えている。
ヴィルヌーヴ監督は、自身が10代の時に原作を初めて読んだ際に感じた「今までに行ったことのない場所へ連れて行かれる」という想いを観客にも感じてもらうことを大きな目標に、今回の映画化に取り組んだという。そのためにリアリティーを追求し、細かなディテールまでこだわりを詰め込んだ。超一流のスタッフとキャストの抜群のチームワークによって実現した、ヴィルヌーヴ監督が思い描いた砂の惑星を、映画館の大スクリーンで堪能してほしい。
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2021/10/22