人気グループ・V6の岡田准一が15日、都内で行われた映画『燃えよ剣』公開初日舞台あいさつに登壇した。動乱の時代を駆け抜けた新選組の活躍を描く今作で土方歳三を演じた岡田、近藤勇役の鈴木亮平、沖田総司役の山田涼介（Hey! Say! JUMP）らメインキャストに、今作にちなみ夢について質問が投げかけらると、岡田は「日本から世界に売れるものを作りたいという夢は持っています。日本産というか、若いときから『MADE IN JAPAN』という曲を歌ってきてるので」と掲げた。

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　名匠・原田眞人監督が手掛ける今作は土方歳三と“新選組”が、いかにして歴史に名を刻む“伝説（レジェンド）”となったのか。時代の大きな変化のなか、剣を手に命を燃やした男たちの知られざる愛と戦いを描いたスペクタクル・エンターテインメント。

　V6のヒット曲「MADE IN JAPAN」にかけて笑いを誘った岡田に鈴木は「あの時から、世界に…」と感心すると、岡田は「これが日本のものですよ、というものを作りたいという思いがずっとありました」と真面目に語りつつ「スラッと聞いてますがあれは野望の歌です」と力説した。

　そんな鈴木が掲げたのは「バナナを…お腹いっぱい食べたいっていう夢があります」と一言。即座に岡田が「今でも食べれるでしょ」とツッコむも、鈴木は「食べれないですよ」ときっぱり。

　「子どもの頃、すごく思っていたのですが、大人になるとなぜか、バナナだけでお腹いっぱいにしなくてもいいんじゃないか、と思ってしまってまだ実現できてない」と惜しそうで岡田は「夢は残しておいた方がいいですからね」と納得。鈴木が「つねに夢は追いかけたほうが生きがいになるので。『MADE IN Philippines』で」としたり顔を浮かべると、岡田は「『MADE IN Philippines』歌ってましたっけ？」と乗っかっていた。

　このほか、舞台あいさつには、柴咲コウ、尾上右近、伊藤英明、原田眞人監督らが参加した。