女優の瀧内公美主演、春本雄二郎監督の映画『由宇子の天秤』(公開中)が、ギリシャ時間2日に閉幕した「第27回アテネ国際映画祭」(9月22日〜10月3日)で最優秀脚本賞を受賞した。 3年前に起きた女子高生いじめ自殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇子(瀧内)が、テレビ局の方針と対立を繰返しながらも事件の真相に迫っていく中、学習塾を経営する父から思いもよらぬ“衝撃的な事実”を聞かされる。大切なものを守りたい、しかしそれは同時に自分の「正義」を揺るがすことになる。「“正しさ”とは何なのか?」 常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子が、究極の選択を迫られるというストーリー。
2021/10/04