テレビ朝日の人気ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』に登場する、勝村政信演じる“腹腔鏡の魔術師”こと加地秀樹を主人公に据えた、スピンオフドラマシリーズ『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』が10月7日、午後8時から放送される。
第6弾では、哀しいかな金には汚いけれど“腹腔鏡の魔術師”と崇められるほど腕は確かな外科医・加地秀樹(勝村)に、戦力外通告の危機が到来。老いが本格化してしまった加地が、まさかの手術ミス(&失恋)でどん底のロケットスタートを切ることに。『ドクターY』らしい笑いと、不意の感動、さらにあっと驚くどんでん返しも待ち受ける限界に抗う男・加地秀樹が、ここ一番の苦闘の物語を繰り広げる。
そんな『ドクターY』の新情報が到着。2013年に舞台『祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜』で勝村と初共演し、同年放送の『ドクターX』第2シリーズに研修医・鮎川司役で出演した満島真之介をはじめ、武田玲奈、風吹ジュンが主要キャストとして『ドクターY』に初参加。勝村や、城之内博美役の内田有紀、海老名敬役の遠藤憲一と『ドクターY』第6弾を盛り上げる。
今回は老いによるパフォーマンス低下で、得意の腹腔鏡オペでミスを連発し、離島にある分院の病院長ポスト打診という事実上の戦力外通告を受けてしまう加地。そんな彼の前に現れるのが、莫大な資産を持つ余命6ヶ月の起業家・六車航平。最期までやり残したことをまっとうすべく入院を拒否し、なぜか加地を付き添いの主治医に指名する六車を、満島真之介が熱演する。
この六車が第6弾のキーパーソンになる。六車は、忍び寄る己の限界に打ちひしがれる加地と違い、生きる希望を捨てず、前向きに未来を語る男。六車と行動を共にすることで加地は、命尽きるまで力を振り絞り、人生を謳歌しようとする姿に感化されていく。
満島は「六車はとても複雑な人間で、演じるのは難しいです」と話す一方、「勝村さんとここまで2人でお芝居をできるのが本当にうれしい!」と大喜び。「勝村さんは8年前に舞台でご一緒したときから、兄貴的存在です。演出家の蜷川幸雄さんにすっごい怒られてヘコんだ僕を見て、一緒にせりふの練習をしてくれるなど、本当に優しく指導してくださったので、『いつか、いい形でガッツリと再共演できるといいなぁ』と思っていた」という。そんな満島が「機は熟した!」と気合十分で演じる六車、そして勝村との新たな化学反応に注目だ。
そしてもうひとり、加地に人生の転機をもたらすのが、舞台となる帝都医科大学付属横浜分院の病院長秘書で、加地の彼女でもある江頭早苗。早苗は、物語の冒頭から、どん底現状にため息ばかりついている加地にさっさと見切りをつけ、六車に乗り換えていたことが判明。そんな恋多き小悪魔を武田玲奈が演じる。
■コメント
【勝村政信】
――満島真之介さんとは8年前からのお付き合いですが、今回はどんな印象を持たれましたか?
満島くんは僕と顔も似てるし、同じおばちゃん体質なので、息子みたいに思っている存在なんですよ。しかしまぁ、8年前に舞台で初めて共演しましたが、あのときと比べて大人になりましたね。8年って、0歳の子が小学生になる年月ですから。そう考えると、ものすごい時間ですし、何と言っても若い子たちの伸びしろはスゴい! 彼らは彼らで、先輩たちが積み重ねてきた歴史や発する一言の重さ、顔の表情やシワの一つひとつを見て、何かしら影響を受けていると思うんです。でも、年齢と共に緩やかに落ちてきている僕らからすると(笑)、もう若い人たちのエネルギーの強さに当てられっぱなし! 今回も、満島くんから刺激をたくさんもらいましたし、スゴい化学反応が起きていると思います。
――武田玲奈さんとは今回が初共演。一緒にお芝居をしてみていかがでしたか?
武田さんの部屋で僕と満島くんがバッティングする場面があるのですが、僕ら2人もスタッフも長年の付き合いですから、その場で思いついたアイデアを次々と出していたんです。で、武田さんにも「こんなやり方で面倒かもしれませんが、自由にやってください」と声をかけたら、本当に自由に、僕らが想像していた以上の素晴らしい芝居をしてくださったんです! 彼女のおかげで本当にいいシーンになって、監督も「なんか脚本を超えちゃいましたね」と。武田さんには本当に感謝していて、撮影最終日にも改めてお礼を言ったほどです。
【満島真之介】
――『ドクターX』出演に続き、『ドクターY』にも出演。オファーを受けたときはどう思いましたか?
「いいのかなぁ?」とは思ったんですけど(笑)。「デビューしたての新人で、右も左も分からないまま参加していた8年前の『ドクターX』と比べて、今はもう顔つきも芝居に対するスタンスも違うし、いいのかも」と考え直し、『ドクターY』への参戦を決めました。何と言っても、勝村(政信)さんとここまで2人でお芝居をできるのが本当にうれしかったんです!
――満島さんにとって、勝村さんはどんな存在なんですか?
勝村さんは8年前に舞台でご一緒したときから、兄貴的存在です。演出家の蜷川幸雄さんにすっごい怒られてヘコんだ僕を見て、一緒にせりふの練習をしてくれるなど、本当に優しく指導してくださったんですよ。勝村さんは共演者や後輩たちに対して、本当に愛のある人! 「いつか、いい形でガッツリと再共演できるといいなぁ」と思っていたので、今回「機は熟した!」と思いました。僕の成長した姿を見せたいという気持ちはもちろん、そろそろ老いてきている勝村さんにちょっとエネルギーを注ぎたいな、と(笑)。実際の撮影現場では、ずっと2人でいろんな話をして、たくさんのことを吸収できました。お互いにおしゃべり好きですし、僕の父親と勝村さんが同じ誕生日だったりもするし、実は最高のコンビなんじゃないかなって思ってます(笑)。
――六車を演じる上では、どんなことを考えられましたか?
六車はとても複雑な人間で、演じるのは難しいです。若くして余命宣告されることがどれくらいショックなのか…。自分自身が「余命6ヶ月です」と宣告されたら、どうするか考えたりもしましたけど、はるかに想像を越えているんですよね。そんな中、加地先生と六車はお互いに全然違う状況に置かれているけれど、根底にある“未来に向けての想い”には似通ったものがあると感じたので、お互いに背中を押す関係性になれればいいなと思って演じました。
――最後に、視聴者へメッセージを
不安が絶えない今、明るさと笑いはもちろん、大切な人や物についてもう一度ポジティブに考え直すキッカケを提供できる作品になるといいな、と思っています。今までの『ドクターY』とはちょっと違う作品になる予感がしていますし、僕自身も「ただのスピンオフで終わらない空気にしたい」と思って臨みました。撮影では勝村さんをはじめ、風吹(ジュン)さんや小林(隆)さん…役者同士でもいろんな話ができ、先輩たちから背中を押してもらっていることを感じながら、自分自身の意見も出しながら進んでいくことができました。未来に向けた愛のこもったメッセージを感じ取っていただきたいです。
【武田玲奈】
――『ドクターY』への出演オファーを受けたときのお気持ちをお聞かせください。
『ドクターX』も『ドクターY』も以前から見ていたので、「まさか…。この世界に私も参加することができるんだ!」と驚くと同時に、光栄だなと思いました。台本を読んで、「あっ…結構、恋多き女性の役だな(笑)」と驚いたんですけど、ありがたいなって思いました。
――そんな早苗を演じるにあたって、心がけたことは?
監督から「コケティッシュな女性」という指示をいただいて、「コケティッシュとは…?」と思って調べたたら(笑)、「自由奔放であどけないけど、色っぽい」ことだ、と。確かに、早苗は恋多き女性ではあるけど、お金に執着して相手を選んでいるわけでもないし、基本的にはいい子ではあるのかな、と思いました。実際、早苗はステータスとかよりも、もっと人間的なところで人を見て、恋をしているんですよね。ちょっとペースが早いだけで、見る目はあるんです(笑)。そういう部分を意識しつつ演じました。
――今回が初共演となった勝村政信さん、満島真之介さんの印象についても教えてください。
勝村さんは誰に対しても分け隔てなく、優しくて面白い方です! 今回は事前の顔合わせもなかったので、最初にご一緒したシーンが正真正銘の「はじめまして」だったんですけど、加地先生のディープなプライベート部分が垣間見えるシーンだったので、スゴい格好をされていて! 「ごめんね、こんな格好で」と言われました(笑)。初日からレアな部分を見せていただいて、楽しかったです。満島さんは『ドクターX』に出てらっしゃったときとは違う役だったので、「それも可能な作品ってスゴいなぁ!」と思いつつ(笑)。ずっとテレビで見ていた方なので、「実際はどんな方なんだろう!?」と思って現場に来たんですけど、テレビで見ていたままのイメージでした。明るくて、現場を和ませてくださる方です。
――撮影現場はいかがでしたか?
台本からして面白いんですけど、現場では台本にプラスしてさらに面白くなるんです。勝村さんをはじめ、皆さんがいろんな要素をプラスアルファで足されていくので、「こうやって面白いシーンが作られていくんだな!」って思いました。とにかく段取りのときから、めちゃくちゃ面白いんですよ! 最終的にどう編集されるのか、私自身も楽しみですし、視聴者の皆さんにもぜひ見てただきたいです。
第6弾では、哀しいかな金には汚いけれど“腹腔鏡の魔術師”と崇められるほど腕は確かな外科医・加地秀樹(勝村)に、戦力外通告の危機が到来。老いが本格化してしまった加地が、まさかの手術ミス(&失恋)でどん底のロケットスタートを切ることに。『ドクターY』らしい笑いと、不意の感動、さらにあっと驚くどんでん返しも待ち受ける限界に抗う男・加地秀樹が、ここ一番の苦闘の物語を繰り広げる。
そんな『ドクターY』の新情報が到着。2013年に舞台『祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜』で勝村と初共演し、同年放送の『ドクターX』第2シリーズに研修医・鮎川司役で出演した満島真之介をはじめ、武田玲奈、風吹ジュンが主要キャストとして『ドクターY』に初参加。勝村や、城之内博美役の内田有紀、海老名敬役の遠藤憲一と『ドクターY』第6弾を盛り上げる。
今回は老いによるパフォーマンス低下で、得意の腹腔鏡オペでミスを連発し、離島にある分院の病院長ポスト打診という事実上の戦力外通告を受けてしまう加地。そんな彼の前に現れるのが、莫大な資産を持つ余命6ヶ月の起業家・六車航平。最期までやり残したことをまっとうすべく入院を拒否し、なぜか加地を付き添いの主治医に指名する六車を、満島真之介が熱演する。
この六車が第6弾のキーパーソンになる。六車は、忍び寄る己の限界に打ちひしがれる加地と違い、生きる希望を捨てず、前向きに未来を語る男。六車と行動を共にすることで加地は、命尽きるまで力を振り絞り、人生を謳歌しようとする姿に感化されていく。
満島は「六車はとても複雑な人間で、演じるのは難しいです」と話す一方、「勝村さんとここまで2人でお芝居をできるのが本当にうれしい!」と大喜び。「勝村さんは8年前に舞台でご一緒したときから、兄貴的存在です。演出家の蜷川幸雄さんにすっごい怒られてヘコんだ僕を見て、一緒にせりふの練習をしてくれるなど、本当に優しく指導してくださったので、『いつか、いい形でガッツリと再共演できるといいなぁ』と思っていた」という。そんな満島が「機は熟した!」と気合十分で演じる六車、そして勝村との新たな化学反応に注目だ。
そしてもうひとり、加地に人生の転機をもたらすのが、舞台となる帝都医科大学付属横浜分院の病院長秘書で、加地の彼女でもある江頭早苗。早苗は、物語の冒頭から、どん底現状にため息ばかりついている加地にさっさと見切りをつけ、六車に乗り換えていたことが判明。そんな恋多き小悪魔を武田玲奈が演じる。
■コメント
【勝村政信】
――満島真之介さんとは8年前からのお付き合いですが、今回はどんな印象を持たれましたか?
満島くんは僕と顔も似てるし、同じおばちゃん体質なので、息子みたいに思っている存在なんですよ。しかしまぁ、8年前に舞台で初めて共演しましたが、あのときと比べて大人になりましたね。8年って、0歳の子が小学生になる年月ですから。そう考えると、ものすごい時間ですし、何と言っても若い子たちの伸びしろはスゴい! 彼らは彼らで、先輩たちが積み重ねてきた歴史や発する一言の重さ、顔の表情やシワの一つひとつを見て、何かしら影響を受けていると思うんです。でも、年齢と共に緩やかに落ちてきている僕らからすると(笑)、もう若い人たちのエネルギーの強さに当てられっぱなし! 今回も、満島くんから刺激をたくさんもらいましたし、スゴい化学反応が起きていると思います。
――武田玲奈さんとは今回が初共演。一緒にお芝居をしてみていかがでしたか?
武田さんの部屋で僕と満島くんがバッティングする場面があるのですが、僕ら2人もスタッフも長年の付き合いですから、その場で思いついたアイデアを次々と出していたんです。で、武田さんにも「こんなやり方で面倒かもしれませんが、自由にやってください」と声をかけたら、本当に自由に、僕らが想像していた以上の素晴らしい芝居をしてくださったんです! 彼女のおかげで本当にいいシーンになって、監督も「なんか脚本を超えちゃいましたね」と。武田さんには本当に感謝していて、撮影最終日にも改めてお礼を言ったほどです。
【満島真之介】
――『ドクターX』出演に続き、『ドクターY』にも出演。オファーを受けたときはどう思いましたか?
「いいのかなぁ?」とは思ったんですけど(笑)。「デビューしたての新人で、右も左も分からないまま参加していた8年前の『ドクターX』と比べて、今はもう顔つきも芝居に対するスタンスも違うし、いいのかも」と考え直し、『ドクターY』への参戦を決めました。何と言っても、勝村(政信)さんとここまで2人でお芝居をできるのが本当にうれしかったんです!
――満島さんにとって、勝村さんはどんな存在なんですか?
勝村さんは8年前に舞台でご一緒したときから、兄貴的存在です。演出家の蜷川幸雄さんにすっごい怒られてヘコんだ僕を見て、一緒にせりふの練習をしてくれるなど、本当に優しく指導してくださったんですよ。勝村さんは共演者や後輩たちに対して、本当に愛のある人! 「いつか、いい形でガッツリと再共演できるといいなぁ」と思っていたので、今回「機は熟した!」と思いました。僕の成長した姿を見せたいという気持ちはもちろん、そろそろ老いてきている勝村さんにちょっとエネルギーを注ぎたいな、と(笑)。実際の撮影現場では、ずっと2人でいろんな話をして、たくさんのことを吸収できました。お互いにおしゃべり好きですし、僕の父親と勝村さんが同じ誕生日だったりもするし、実は最高のコンビなんじゃないかなって思ってます(笑)。
――六車を演じる上では、どんなことを考えられましたか?
六車はとても複雑な人間で、演じるのは難しいです。若くして余命宣告されることがどれくらいショックなのか…。自分自身が「余命6ヶ月です」と宣告されたら、どうするか考えたりもしましたけど、はるかに想像を越えているんですよね。そんな中、加地先生と六車はお互いに全然違う状況に置かれているけれど、根底にある“未来に向けての想い”には似通ったものがあると感じたので、お互いに背中を押す関係性になれればいいなと思って演じました。
――最後に、視聴者へメッセージを
不安が絶えない今、明るさと笑いはもちろん、大切な人や物についてもう一度ポジティブに考え直すキッカケを提供できる作品になるといいな、と思っています。今までの『ドクターY』とはちょっと違う作品になる予感がしていますし、僕自身も「ただのスピンオフで終わらない空気にしたい」と思って臨みました。撮影では勝村さんをはじめ、風吹(ジュン)さんや小林(隆)さん…役者同士でもいろんな話ができ、先輩たちから背中を押してもらっていることを感じながら、自分自身の意見も出しながら進んでいくことができました。未来に向けた愛のこもったメッセージを感じ取っていただきたいです。
【武田玲奈】
――『ドクターY』への出演オファーを受けたときのお気持ちをお聞かせください。
『ドクターX』も『ドクターY』も以前から見ていたので、「まさか…。この世界に私も参加することができるんだ!」と驚くと同時に、光栄だなと思いました。台本を読んで、「あっ…結構、恋多き女性の役だな(笑)」と驚いたんですけど、ありがたいなって思いました。
――そんな早苗を演じるにあたって、心がけたことは?
監督から「コケティッシュな女性」という指示をいただいて、「コケティッシュとは…?」と思って調べたたら(笑)、「自由奔放であどけないけど、色っぽい」ことだ、と。確かに、早苗は恋多き女性ではあるけど、お金に執着して相手を選んでいるわけでもないし、基本的にはいい子ではあるのかな、と思いました。実際、早苗はステータスとかよりも、もっと人間的なところで人を見て、恋をしているんですよね。ちょっとペースが早いだけで、見る目はあるんです(笑)。そういう部分を意識しつつ演じました。
――今回が初共演となった勝村政信さん、満島真之介さんの印象についても教えてください。
勝村さんは誰に対しても分け隔てなく、優しくて面白い方です! 今回は事前の顔合わせもなかったので、最初にご一緒したシーンが正真正銘の「はじめまして」だったんですけど、加地先生のディープなプライベート部分が垣間見えるシーンだったので、スゴい格好をされていて! 「ごめんね、こんな格好で」と言われました(笑)。初日からレアな部分を見せていただいて、楽しかったです。満島さんは『ドクターX』に出てらっしゃったときとは違う役だったので、「それも可能な作品ってスゴいなぁ!」と思いつつ(笑)。ずっとテレビで見ていた方なので、「実際はどんな方なんだろう!?」と思って現場に来たんですけど、テレビで見ていたままのイメージでした。明るくて、現場を和ませてくださる方です。
――撮影現場はいかがでしたか?
台本からして面白いんですけど、現場では台本にプラスしてさらに面白くなるんです。勝村さんをはじめ、皆さんがいろんな要素をプラスアルファで足されていくので、「こうやって面白いシーンが作られていくんだな!」って思いました。とにかく段取りのときから、めちゃくちゃ面白いんですよ! 最終的にどう編集されるのか、私自身も楽しみですし、視聴者の皆さんにもぜひ見てただきたいです。
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2021/09/07