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ダニエル・クレイグ“ジェームズ・ボンド”最後の予告編、世界一斉解禁

 ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドは見納めとなるシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)の最新予告が世界一斉解禁された。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開) (C)2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

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 シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』(06年)から最新作までの5作でジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグ。前作『007 スペクター』から実に6年の時を経て公開される本作のストーリーが少しずつ見えてきた。

 映像では、ボンドの宿敵ブロフェルドが「運命の再会だ」と不穏に語るシーンから始まる。身柄を拘束されているブロフェルド。「お前の敵は、私の敵」「どうしてこうなったのか」とボンドに尋ねるも、「お前を長く生かし過ぎた」とボンドは冷酷に言い放つ。どのように関わるかは明らかになっていないがこのブロフェルドが何か握っているのは間違いなさそうだ。

 前作からボンドは00(ダブルオー)エージェントを引退し、ジャマイカで穏やかに暮らしていたが、旧友でCIAのフィリックス・ライターが助けを求めに来たことで、その生活は一変する。フィリックスが「誰が敵か味方か見分けがつかない」と話すように、ロンドンのMI6でも「昔はじかに敵と対決出来たが、今や敵は空中を漂っている」と姿が見えない敵に対策が立てられないまま手をこまねく。

 一方、プライベートでは愛する恋人マドレーヌが同僚のマネーペニーに「彼女は奴らの仲間?」と疑われ、徐々に距離を置くように。そんなマドレーヌはボンドのいないところでサフィンに会い、受け取った仮面を見て怯えている。この二人に、ボンドも知らないどんな因縁があるのか?

 調べ進めることにより命を狙われることになってしまったボンドが、船中に閉じ込められてしまう場面も。「人類を淘汰すれば 世界はより良い場所になる」と話すサフィンの目的は一体何なのか?

 おなじみのMI6スタッフ、M、Q、マネーペニーも登場、イタリア・マテラの世界遺産、ノルウェーなど国際的な大スケールのロケ地を舞台に、陸・海・空で繰り広げられる迫力満点のアクションにも期待が高まる。007シリーズ最新作として、さらにダニエルボンド最後の作品にふさわしい「007」らしさ全てが詰め込まれた作品になっているに違いない。

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