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『SPORTS CHANGE MAKERS』開催 大学院生が五輪と子どもたちをつなぐ斬新なアイデアをプレゼン

 世界中の学生から「GOING BEYOND BARRIERS」をテーマに、パナソニックの映像・音響技術等を生かした新しいスポーツのアイデアを学生から募るコンペティション『SPORTS CHANGE MAKERS』。その最終プレゼンテーションが23日に開催。東京五輪・パラリンピックに合わせて、今後、五輪の開催予定地である中国・北京、フランス・パリ、アメリカ・ロサンゼルスの4都市からさまざまなアイデアを募集した。

新しいスポーツのアイデアを学生から募るコンペティション『SPORTS CHANGE MAKERS』

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 同コンペティション日本代表である京都工芸繊維大学院の学生・横瀬健斗さんのアイデアは「Our Play Park」。「五輪の雰囲気を日常的に味わえるような公園。スポーツを通して人々を繋ぐ場所」と語る。子どもたちに、スポーツを見るだけではなく、“感じて”もらうために、アスリートの“動き”を体験できる遊具や設備が常設された公園だという。

 パナソニックの映像技術を用いて、アスリートの動きを読み込み、走り幅跳びの選手の体が動いていく“カーブの軌跡”を滑り台として再現。横瀬さんは「子どもたちは滑り台を滑りながら(選手が)実際に飛ぶ高さを体験することができる」と強調。また、スマートフォンのアプリを用いて、その滑り台を見ると、アスリートの体の動きも同時に見られるという。さらに水泳選手のリズミカルな動きを“飛び石”で再現するなど、独創的なアイデアを披露した。

 横瀬さんの発案に元体操選手で東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会理事の田中理恵氏は「驚きと素晴らしいという思いでいっぱい」と称賛。「子どもたちは公園で友だちと遊んで成長していく場所なので、本当にいいアイデア」と、子どもたちがよりアスリートを身近に感じられる点に感銘を受けていた。

 パリ五輪・パラリンピック競技大会組織委員会チーフコマーシャルオフィサーのマルレーヌ・マズール氏は「パリ2024に向けてパリ自身がオリンピックパークになりうるということにもつながると思いました。パリで形になれば」と讃えた。

 また、中国代表の北京工商大学の3人は言葉の壁を超えて、スポーツ観戦した記憶を分かち合いシェアするアイデアをプレゼン。欧州代表のハル大学の3人が考えたのは、観戦におけるルールの知識の差という壁を超えるため、レフェリーの動きに注目したユニークなアイデアを披露。米国代表のカリフォルニア州立大学ノースリッジ校の3人は、音を視覚化する平等なスポーツの仕組みを考案するなど、多様性のある発想が学生たちから飛び出した。

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