女優の米倉涼子が主演するテレビ朝日系大ヒットドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(毎週木曜 後9:00)の第7シリーズに狂言師の野村萬斎(55)が出演することが発表された。
群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが武器のフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)。「いたしません」「私、失敗しないので」という名せりふとともに、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描き、視聴者の心を掴んできた。2年ぶりの最新作となる第7シリーズでは、100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子が新たな戦いへと身を投じていく。
そんな第7シリーズで、未知子の最強の敵となる新キャラクターの内科部長・蜂須賀隆太郎を萬斎が演じる。狂言師として伝統芸能の普及に尽力するだけでなく、1985年に映画『乱』で銀幕デビュー。映画『陰陽師』シリーズ(2001、2003年)でブレイクし、近年では映画『シン・ゴジラ』(2016年)でモーションキャプチャーを使ってゴジラを演じ、三谷幸喜版エルキュール・ポアロを演じたスペシャルドラマ・シリーズが話題に。『ドクターX』で民放連続ドラマ初出演を果たす。
100年に1度のパンデミックで世界中に医療崩壊が起こる中、「東帝大」は感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針を採用。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭し、病院を牛耳ろうとしている。
この舵を取っているのが、蜂須賀隆太郎。蜂須賀は院長代理も兼任する元・外科医。超がつくほどの完璧主義者ゆえに、たとえ98点もしくは99点のオペでも自分を許せず、内科医に転科した人物となっている。旧態依然とした外科手術をゼロにし、「薬治療」と「ケミカルサージェリー」を軸にした内科主導の組織変革を目論む蜂須賀。そんな彼は、未知子の「失敗しない」オペを目の当たりにし、内科の実験的先進医療の道具として利用しようとするが…。どんな状況下でも権力に屈することなく、ひたすら目の前の患者を救うため突き進む未知子。かたや「政治・行政・医療が三位一体となり、現在の緊急事態に立ち向かうべきだ」という熱い理念を持ちながらも、常にクールに、時にはクールを越えて冷徹に、自分に歯向かう者は斬り捨てる蜂須賀。2人の戦いは、どんな経緯を経て、どこへ着地するのか。最新シリーズのカギを握る対立構造から目が離せない。
■出演者コメント
【米倉涼子】久々の『ドクターX』なので、クランクインの前日はそわそわしていたのですが、撮影初日から未知子の決めせりふ「私、失敗しないので」を言えて気持ちよかったですし、「ついに帰ってきたな!」という実感がわきました。
野村萬斎さんはとっても穏やかで、すてきな方です。狂言の世界で極められている国宝級の体の動きなど、私が持っていないものを、何かひとつでも萬斎さんから学べたらいいな、と思います。これからの撮影も楽しみです。
【野村萬斎】長いシリーズとなっているすばらしい作品に、敵役で出演させていただき、光栄です。未だ決定打のないコロナ禍の今、パンデミックと向き合う蜂須賀という役は結構な大役だと感じています。蜂須賀は大門未知子や外科の前に立ちはだかる敵でありながら、内科医としては常に真剣です。“蜂”須賀だけに刺すように嫌なヤツなのかもしれませんが、その半面、医道というものに対してまっすぐな信念を持っている人なので、いつものボス・キャラとはまた違う人物像になるのではないかと思います。
医師役は初めてですが、撮影初日に「やはり白衣を着ると、気持ちもお医者さんになるのだなぁ」と実感しました。意外だったのは、白衣は薄く見えて、実際に着ると暑いということ。今回はボスキャラ・チックに身体を少し大きくしたので、そのせいもあるのかもしれませんけど(笑)。
何はともあれ、撮影初日にいきなり大門未知子と対立するシーンを撮影したおかげで、さらに蜂須賀という人間を理解することができました。また、初日から大門未知子にジロッと見られ、「私、失敗しないので」の言葉を聞いた瞬間、「来たー! あれだ!!」と思いました(笑)。
大門未知子を演じる米倉涼子さんとは、以前一度だけお酒の席でご一緒したことがありましたが、共演するのは初めて。普段からとても気さくな方ですし、演技もこの役を長年演じてらっしゃるだけに確立されていて、感心しました。また、現場も米倉さんや監督を中心にチームワークが取れていて、撮影もテキパキと進む! 僕は民放の連ドラに出演するのが初めてですし、これだけできあがっているチームに途中から入ることに、最初は戸惑いも感じていたのですが、実際に撮影に参加して「売れている作品のチームワークはやはりすばらしいな!」と心が躍り、今後の撮影が楽しみになりました。
今回は医療現場の現状にメスを入れるシリーズ。僕自身も蜂須賀という役を通して多面性を見せられるのではないかと思いますし、ぜひ最後まで見届けていただきたいです。
群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが武器のフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)。「いたしません」「私、失敗しないので」という名せりふとともに、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描き、視聴者の心を掴んできた。2年ぶりの最新作となる第7シリーズでは、100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子が新たな戦いへと身を投じていく。
そんな第7シリーズで、未知子の最強の敵となる新キャラクターの内科部長・蜂須賀隆太郎を萬斎が演じる。狂言師として伝統芸能の普及に尽力するだけでなく、1985年に映画『乱』で銀幕デビュー。映画『陰陽師』シリーズ(2001、2003年)でブレイクし、近年では映画『シン・ゴジラ』(2016年)でモーションキャプチャーを使ってゴジラを演じ、三谷幸喜版エルキュール・ポアロを演じたスペシャルドラマ・シリーズが話題に。『ドクターX』で民放連続ドラマ初出演を果たす。
100年に1度のパンデミックで世界中に医療崩壊が起こる中、「東帝大」は感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針を採用。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭し、病院を牛耳ろうとしている。
この舵を取っているのが、蜂須賀隆太郎。蜂須賀は院長代理も兼任する元・外科医。超がつくほどの完璧主義者ゆえに、たとえ98点もしくは99点のオペでも自分を許せず、内科医に転科した人物となっている。旧態依然とした外科手術をゼロにし、「薬治療」と「ケミカルサージェリー」を軸にした内科主導の組織変革を目論む蜂須賀。そんな彼は、未知子の「失敗しない」オペを目の当たりにし、内科の実験的先進医療の道具として利用しようとするが…。どんな状況下でも権力に屈することなく、ひたすら目の前の患者を救うため突き進む未知子。かたや「政治・行政・医療が三位一体となり、現在の緊急事態に立ち向かうべきだ」という熱い理念を持ちながらも、常にクールに、時にはクールを越えて冷徹に、自分に歯向かう者は斬り捨てる蜂須賀。2人の戦いは、どんな経緯を経て、どこへ着地するのか。最新シリーズのカギを握る対立構造から目が離せない。
■出演者コメント
【米倉涼子】久々の『ドクターX』なので、クランクインの前日はそわそわしていたのですが、撮影初日から未知子の決めせりふ「私、失敗しないので」を言えて気持ちよかったですし、「ついに帰ってきたな!」という実感がわきました。
野村萬斎さんはとっても穏やかで、すてきな方です。狂言の世界で極められている国宝級の体の動きなど、私が持っていないものを、何かひとつでも萬斎さんから学べたらいいな、と思います。これからの撮影も楽しみです。
【野村萬斎】長いシリーズとなっているすばらしい作品に、敵役で出演させていただき、光栄です。未だ決定打のないコロナ禍の今、パンデミックと向き合う蜂須賀という役は結構な大役だと感じています。蜂須賀は大門未知子や外科の前に立ちはだかる敵でありながら、内科医としては常に真剣です。“蜂”須賀だけに刺すように嫌なヤツなのかもしれませんが、その半面、医道というものに対してまっすぐな信念を持っている人なので、いつものボス・キャラとはまた違う人物像になるのではないかと思います。
医師役は初めてですが、撮影初日に「やはり白衣を着ると、気持ちもお医者さんになるのだなぁ」と実感しました。意外だったのは、白衣は薄く見えて、実際に着ると暑いということ。今回はボスキャラ・チックに身体を少し大きくしたので、そのせいもあるのかもしれませんけど(笑)。
何はともあれ、撮影初日にいきなり大門未知子と対立するシーンを撮影したおかげで、さらに蜂須賀という人間を理解することができました。また、初日から大門未知子にジロッと見られ、「私、失敗しないので」の言葉を聞いた瞬間、「来たー! あれだ!!」と思いました(笑)。
大門未知子を演じる米倉涼子さんとは、以前一度だけお酒の席でご一緒したことがありましたが、共演するのは初めて。普段からとても気さくな方ですし、演技もこの役を長年演じてらっしゃるだけに確立されていて、感心しました。また、現場も米倉さんや監督を中心にチームワークが取れていて、撮影もテキパキと進む! 僕は民放の連ドラに出演するのが初めてですし、これだけできあがっているチームに途中から入ることに、最初は戸惑いも感じていたのですが、実際に撮影に参加して「売れている作品のチームワークはやはりすばらしいな!」と心が躍り、今後の撮影が楽しみになりました。
今回は医療現場の現状にメスを入れるシリーズ。僕自身も蜂須賀という役を通して多面性を見せられるのではないかと思いますし、ぜひ最後まで見届けていただきたいです。
このニュースの流れをチェック
- 1. 米倉涼子主演『ドクターX』、10月に2年ぶり新シリーズ 100年に1度のパンデミックで東帝大が激変
- 2. 野村萬斎、『ドクターX』で民放連ドラ初出演 未知子の敵で医師役も初挑戦 白衣は「実際に着ると暑い」
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2021/08/24