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磯村勇斗、「自分の初恋を思い出す」 映画『Summer of 85』インタビュー

 大河ドラマ『青天を衝け』や映画『東京リベンジャーズ』に出演するなど、映画・ドラマにひっぱりだこの人気俳優・磯村勇斗がフランス映画界の巨匠フランソワ・オゾン監督の最新作『Summer of 85』(公開)について語るインタビュー映像が到着した。

少年同士の瑞々しい刹那の恋を描いた映画『Summer of 85』(公開中)劇中曲のミュージックビデオでナレーションを担当した磯村勇斗

少年同士の瑞々しい刹那の恋を描いた映画『Summer of 85』(公開中)劇中曲のミュージックビデオでナレーションを担当した磯村勇斗

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 映画『Summer of 85』は、1985年フランスの海辺の町を舞台に、運命的な出会いを果たした少年たちの忘れられないひと夏の初恋を描く、はかなくも切ないラブストーリー。

 本作のプロモーションの一環で作成された、主人公のアレックスとダヴィドが過ごしたかけがえのないひと夏を劇中曲にあわせて振り返るスペシャルMV(https://youtu.be/RK7bejrcrYI)のナレーションを磯村が担当。初恋の喜びや痛みに溺れる無垢な少年アレックスの繊細な心情を、甘く切ないナレーションで彩った。

 今回到着したインタビュー映像では、「観終わった後、心が素直になれる、スッキリした感じになりました」と磯村が本作について大絶賛。「アレックスとダヴィドの、恋をしていく繊細な表現がピュアで心をつかまれましたし、オゾン監督が良い切り取り方をしていた」という俳優ならではの視点で本作を評価する磯村は、劇中でアレックスとダヴィドが度々交わす“目線のやりとり”にも注目。「ヨットが転覆してから助けに来て、家に遊びに行ったりしていく中での目線のやりとり。きっと恋をし始めてるんだろうなという。別にそれを見せてるわけではないんですけど、アレックスからすごく伝わってきた。その繊細な演技はなかなかできないなと」と、俳優目線で感想を語る。

 さらに、オゾン監督こだわりの16ミリフィルム撮影にも言及し、「人物が映った時に、フィルムだと表情がより豊かに見える。夕陽のあたる海岸で二人が話してる所も、オレンジの夕日の裕がフィルムを通して、デジタルでは出せないにじんだ感じが色としても綺麗でしたね」と、映像の美しさにも感動。最後に、「少年たちのラブストーリーを描いており、自分の初恋を思い出すきっかけになると思いました」と微笑みながら「人生に前向きになれる映画です」と本作の魅力を語っている。

 本作は、英作家エイダン・チェンバーズによる青春小説「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)を原作に、17歳で本小説と出会って以来映画化を熱望していたフランソワ・オゾン監督が、約35年の時を経て映像化。1985年夏、北フランスの海辺の町を舞台に、16歳のアレックス(フェリックス・ルフェーヴル)が、運命的に出会った18歳のダヴィド(バンジャマン・ヴォワザン)との愛に溺れ、永遠の別れを知るまでの、生涯忘れられない“6週間の青春”が描かれる。


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  • 映画『Summer of 85』(公開中)(C)2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINEMA-PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

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