人気のアニメシリーズを映画化した『パウ・パトロール ザ・ムービー』(8月20日公開)で、ダックスフンドのリバティ役を務めるタレントの安倍なつみ。現在2歳&4歳の息子のママで、親子そろって『パウ・パトロール』のファンだという安倍は、映画吹き替えに初挑戦する。作品の印象や子どもたちと一緒に観ていて感じたこと、育児におけるアニメの存在や大切にしていることなどを聞いてみた。
■アニメに感謝、子どもの“見たことない表情”楽しむ今
――親子そろって『パウ・パトロール』のファンとのことですが、作品はどのように知ったのでしょうか。
【安倍】 子どもたちにアニメーションを見せることがある中で、私発信ではなく、子どもが『これを観たい』と言ってきたのがきっかけです。最初に見た印象は、ワンちゃんたちが活躍して問題を解決していくストーリーが面白いと思いました。子どもたちは夢中になって見ていたのですが正直、私は最初、家事の合間に“ながら見”していて…(笑)。子どもたちから『この子はこういう名前』とか、いろいろ教えてもらいました。
――『パウ・パトロール』を通して親子の会話が弾むというのは良いですね。個性豊かなキャラクターが数多く登場しますが、お気に入りのキャラクターは?
【安倍】 どの子も愛くるしくて、抱っこしたいなっていつも思っています(笑)。キャラクターがいいなと思うのはラブル。この子が出てきて何かやらかすとクスッとしますし、子どもたちも観て笑っています。ラブルは関西弁なのですが、普段なかなか聞く機会がないからか子どもたちには面白いみたい。『〜〜やで』とか口調を真似していますね。
――安倍さんも子どもさんのノリに合わせて真似することは?
【安倍】 しますね(笑)。いろいろやります。
――とても楽しそうな日常の一幕ですね。お子さんたちがアニメを観て、例えば「犬を飼いたい!」など、生活に変化や影響は何かありましたか。
【安倍】 犬に詳しくなったり興味を持ったりしています。例えば『ラブルはチーターより速い?』とか『ワシとだったらどっちが速い?』とか、真剣に聞いてきます。ちょっと笑いそうにはなりますが、『どっちだろうね』と言って家にある動物図鑑を一緒に見て、『時速100何キロだから多分チーターの方が速いね』といった会話をしています。
子どもがいると、やっぱり子どもを通して知ることや学ぶことがたくさんあります。育児をしていくことで自分自身も成長していくような気がします。
――お話を聞いていると、お子さんたちが夢中になっている姿を見て改めてアニメの影響力を実感している印象を受けます。
【安倍】 近くで見ていて、アニメを見て心が動いているなと感じる瞬間がいっぱいあります。笑顔になったり目が輝いたりするのは、シーンやシチュエーションに心がグッと入って見ている証でしょうし、感動している子どもの姿を見て私も感動します。感想は聞くようにしていて、まだボキャブラリーが少ないのですが今の年齢なりに伝えてくれて、『そんなことを感じているんだ』とか『そんなことが記憶に残っているんだな』がわかり、すごいなと思いますね。
アニメを通して“見たことない表情”を見せてくれることに、本当に驚かされます。だから作品をかみしめるために、それを絵に描いたり紙粘土で表現したりしてみない?といった提案をして、子どもと一緒にやったりしています。
■育児はみんな違っていい 分かち合うことが励みに
――安倍さんは現在、2児のママとして子育て中ですが、ここまでを振り返ってみていかがでしょうか。初めての子育ての際、芸能人として見られる立場において“完璧にしなくてはいけない”悩みや不安があったように思いました。
【安倍】 タレントさんはじめ、いろんな方がブログなどで情報発信されていますが、私も初めての時はいろいろ見たり調べたりしてみると、みんな子育ての仕方が違うんです。向き合い方も違えば方法も人それぞれなのですが、育児は『そうであっていい』と思います。「みんな違ってみんないい」と思います。ただ、今はそう思えますけど、当時は本当に手探りだったし、もっともっと良い方法があるなら知りたくて情報を調べていました。
例えばお風呂一つとっても大変で、そのころ腱鞘炎になったこともありますし、しゃがむのもつらい時があり、自分の体が今まで通りに動かないから寝られなくて大変でした。子育てがうまくいく方法を知りたいのは、世の中のお母さんなら誰しも思うことだと思います。
――安倍さんご自身もいろいろな経験をされてきている中で、育児の“先輩”として新米ママたちに何かアドバイスはありますか。
【安倍】 周りの人に聞いたり教えてもらったりしましたが、手探りで不安だったし、行き詰まることもたくさんありました。でもそれは、母親になる人みんなが通る道。私はそこまで情報発信していませんが、発信することで気が紛れる人もいるだろうし、みんなと分かち合えることやシェアできることもたくさんあって、そうすることで一緒に頑張っているような想いになれる部分があると思います。出産や妊娠中の経験もみんな違うけど、どんどん分かち合ってみんなで「頑張ろう!」って思います。
■子どもたちのやる気を尊重「目が輝く瞬間を見たい」
――安倍さんの子育てでは、共同体験や対話などを大事にされていると感じますが、育児で特に大切にされていることは何でしょうか。
【安倍】 子どもたちがやりたいことはやらせてあげたい。子どもの目が輝く瞬間、驚いたり感動したりする表情を見ちゃうと、そういう瞬間を増やしたいと思います。だから、そういう瞬間を生み出すようなものをいつも探しています。いろんな所に行くのもそうですが、家でできることもいっぱいあるので、家で何かを作らせたり描かせたりもしていますね。
――子どもたちの意見を尊重するという姿勢は見習うべきところが多そうです。子どもの輝きや笑顔を重視する考えが強く伝わってきますが、意識されているのでしょうか。
【安倍】 子どもが楽しんでいる姿を見られるのが常にベストですよね。特にコロナ禍に突入し、親の工夫次第で何とでもなることに気づいたことも大きいです。うちの子たちはピクニックが大好きなのですが、雨で行けないけど行きたいときは『どうしたらピクニックができるかな』って子どもたちに委ねてみます。それで『おうちの中でやればいい』となれば、レジャーシートを敷いて、その上にアウトドア用のテーブルを置いたりお弁当箱にランチを詰めてあげたり、そういう工夫一つで喜んでくれます。そういった子どもたちの言葉と発信されることで『そうか!』って思ったり気づかされたりもあります。
――家の中でのピクニックもとても楽しそうです。最後に、今作は子どもたちがたくさん鑑賞すると思いますが、どういったことを感じてほしいですか。
【安倍】 子どもたちが観る映画というカテゴリーづけはもったいない! 私はリバティを演じさせてもらいましたが、すごくパワフルで語尾が特徴的な面白いキャラクター。パウパトの一員となり問題の解決にあたりますが、大人が観てもグッとくるようなシーンがあります。やると決めて挑んでいく姿やあきらめないことを教えてくれるなど、すべてを理解するのは難しい年齢の子もいるかもしれないけど何か感じ取れるものがあるだろうし、いろんなメッセージが込められている作品です。鑑賞後に会話が弾む作品になっているので、家族で観に行ってほしいです。
撮影:上野留加/取材・文:遠藤政樹/編集:櫻井偉明
ヘアメイク:太田年哉 ( maroonbrand)/スタイリスト:早川かずみ
■アニメに感謝、子どもの“見たことない表情”楽しむ今
――親子そろって『パウ・パトロール』のファンとのことですが、作品はどのように知ったのでしょうか。
――『パウ・パトロール』を通して親子の会話が弾むというのは良いですね。個性豊かなキャラクターが数多く登場しますが、お気に入りのキャラクターは?
【安倍】 どの子も愛くるしくて、抱っこしたいなっていつも思っています(笑)。キャラクターがいいなと思うのはラブル。この子が出てきて何かやらかすとクスッとしますし、子どもたちも観て笑っています。ラブルは関西弁なのですが、普段なかなか聞く機会がないからか子どもたちには面白いみたい。『〜〜やで』とか口調を真似していますね。
――安倍さんも子どもさんのノリに合わせて真似することは?
【安倍】 しますね(笑)。いろいろやります。
――とても楽しそうな日常の一幕ですね。お子さんたちがアニメを観て、例えば「犬を飼いたい!」など、生活に変化や影響は何かありましたか。
【安倍】 犬に詳しくなったり興味を持ったりしています。例えば『ラブルはチーターより速い?』とか『ワシとだったらどっちが速い?』とか、真剣に聞いてきます。ちょっと笑いそうにはなりますが、『どっちだろうね』と言って家にある動物図鑑を一緒に見て、『時速100何キロだから多分チーターの方が速いね』といった会話をしています。
子どもがいると、やっぱり子どもを通して知ることや学ぶことがたくさんあります。育児をしていくことで自分自身も成長していくような気がします。
――お話を聞いていると、お子さんたちが夢中になっている姿を見て改めてアニメの影響力を実感している印象を受けます。
【安倍】 近くで見ていて、アニメを見て心が動いているなと感じる瞬間がいっぱいあります。笑顔になったり目が輝いたりするのは、シーンやシチュエーションに心がグッと入って見ている証でしょうし、感動している子どもの姿を見て私も感動します。感想は聞くようにしていて、まだボキャブラリーが少ないのですが今の年齢なりに伝えてくれて、『そんなことを感じているんだ』とか『そんなことが記憶に残っているんだな』がわかり、すごいなと思いますね。
アニメを通して“見たことない表情”を見せてくれることに、本当に驚かされます。だから作品をかみしめるために、それを絵に描いたり紙粘土で表現したりしてみない?といった提案をして、子どもと一緒にやったりしています。
■育児はみんな違っていい 分かち合うことが励みに
――安倍さんは現在、2児のママとして子育て中ですが、ここまでを振り返ってみていかがでしょうか。初めての子育ての際、芸能人として見られる立場において“完璧にしなくてはいけない”悩みや不安があったように思いました。
【安倍】 タレントさんはじめ、いろんな方がブログなどで情報発信されていますが、私も初めての時はいろいろ見たり調べたりしてみると、みんな子育ての仕方が違うんです。向き合い方も違えば方法も人それぞれなのですが、育児は『そうであっていい』と思います。「みんな違ってみんないい」と思います。ただ、今はそう思えますけど、当時は本当に手探りだったし、もっともっと良い方法があるなら知りたくて情報を調べていました。
例えばお風呂一つとっても大変で、そのころ腱鞘炎になったこともありますし、しゃがむのもつらい時があり、自分の体が今まで通りに動かないから寝られなくて大変でした。子育てがうまくいく方法を知りたいのは、世の中のお母さんなら誰しも思うことだと思います。
――安倍さんご自身もいろいろな経験をされてきている中で、育児の“先輩”として新米ママたちに何かアドバイスはありますか。
【安倍】 周りの人に聞いたり教えてもらったりしましたが、手探りで不安だったし、行き詰まることもたくさんありました。でもそれは、母親になる人みんなが通る道。私はそこまで情報発信していませんが、発信することで気が紛れる人もいるだろうし、みんなと分かち合えることやシェアできることもたくさんあって、そうすることで一緒に頑張っているような想いになれる部分があると思います。出産や妊娠中の経験もみんな違うけど、どんどん分かち合ってみんなで「頑張ろう!」って思います。
■子どもたちのやる気を尊重「目が輝く瞬間を見たい」
――安倍さんの子育てでは、共同体験や対話などを大事にされていると感じますが、育児で特に大切にされていることは何でしょうか。
【安倍】 子どもたちがやりたいことはやらせてあげたい。子どもの目が輝く瞬間、驚いたり感動したりする表情を見ちゃうと、そういう瞬間を増やしたいと思います。だから、そういう瞬間を生み出すようなものをいつも探しています。いろんな所に行くのもそうですが、家でできることもいっぱいあるので、家で何かを作らせたり描かせたりもしていますね。
――子どもたちの意見を尊重するという姿勢は見習うべきところが多そうです。子どもの輝きや笑顔を重視する考えが強く伝わってきますが、意識されているのでしょうか。
【安倍】 子どもが楽しんでいる姿を見られるのが常にベストですよね。特にコロナ禍に突入し、親の工夫次第で何とでもなることに気づいたことも大きいです。うちの子たちはピクニックが大好きなのですが、雨で行けないけど行きたいときは『どうしたらピクニックができるかな』って子どもたちに委ねてみます。それで『おうちの中でやればいい』となれば、レジャーシートを敷いて、その上にアウトドア用のテーブルを置いたりお弁当箱にランチを詰めてあげたり、そういう工夫一つで喜んでくれます。そういった子どもたちの言葉と発信されることで『そうか!』って思ったり気づかされたりもあります。
――家の中でのピクニックもとても楽しそうです。最後に、今作は子どもたちがたくさん鑑賞すると思いますが、どういったことを感じてほしいですか。
【安倍】 子どもたちが観る映画というカテゴリーづけはもったいない! 私はリバティを演じさせてもらいましたが、すごくパワフルで語尾が特徴的な面白いキャラクター。パウパトの一員となり問題の解決にあたりますが、大人が観てもグッとくるようなシーンがあります。やると決めて挑んでいく姿やあきらめないことを教えてくれるなど、すべてを理解するのは難しい年齢の子もいるかもしれないけど何か感じ取れるものがあるだろうし、いろんなメッセージが込められている作品です。鑑賞後に会話が弾む作品になっているので、家族で観に行ってほしいです。
撮影:上野留加/取材・文:遠藤政樹/編集:櫻井偉明
ヘアメイク:太田年哉 ( maroonbrand)/スタイリスト:早川かずみ
2021/08/14