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ジョニー・デップ主演映画『MINAMATA』水俣市で日本初上映会開催決定

 米俳優ジョニー・デップ製作/主演、映画『MINAMATA−ミナマタ−』(9月23日公開)が、映画の舞台・熊本県水俣市で日本初上映されることが発表された。今年6月に現地の有志により上映実行委員会が組織され、8月21日に上映会の実施が決定。急ピッチで準備を進めている。

ジョニー・デップ主演映画『MINAMATA−ミナマタ−』(9月23日公開)(C) Larry Horricks

ジョニー・デップ主演映画『MINAMATA−ミナマタ−』(9月23日公開)(C) Larry Horricks

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 撮影前の2018年にプロデューサーらと水俣を訪れ、生き残った患者や家族と対面しこの出会いで「水俣の人々を正しく描こうと決意した」と監督のレヴィタスは語り、ベルリン国際映画祭ほか各国のプレミアでも「水俣にお礼を言いにいきたい」と事あるごとに口にしてきたジョニー・デップ。映画の製作陣の思いを受け、日本最速での上映会が決定した。

 以下、実行委員会からのコメント。

 「映画『MINAMATAーミナマター』は、主演されているジョニー・デップさんの心が震えた出来事を元に、彼自身が製作にも携わって作られた映画です。今回、私たち実行委は、映画の舞台でもあるこの水俣市で上映会の準備を進めています。その中での私たちの思いは、水俣病に関わってきた方たちだけでなく、これまで水俣病に距離を置いていた方にもこの映画を純粋に観てもらいたい、というものです。

 今回、ハリウッド映画を全国ロードショーに先駆けて観る機会を作れることは夢のようで、とてもワクワクしています。この映画を観ていただくことで、市民の皆さんにも、みんなの力で美しく再生した水俣を改めて感じていただけたら嬉しいです」(映画『MINAMATA―ミナマタ―』水俣上映実行委員会 実行委員長)

 1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すこともできない子どもたち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。

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