ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

北村匠海×山田裕貴×吉沢亮 映画『東京リベンジャーズ』監督とPが語る豪華キャスト集結の理由

 俳優の北村匠海山田裕貴吉沢亮ら、豪華キャストが集結した映画『東京リベンジャーズ』(7月9日公開)。人気漫画原作の本作で、なぜ彼らが抜てきされたのか。その理由を英勉監督と岡田翔太プロデューサーが明かしてくれた。

映画『東京リベンジャーズ』の場面カット(C)和久井健/講談社(C)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

映画『東京リベンジャーズ』の場面カット(C)和久井健/講談社(C)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

写真ページを見る

 原作は、和久井健氏による人気漫画。主人公のタケミチは、ヤンキーだったころに付き合った彼女・橘ヒナタ(今田美桜)とその弟・ナオト(杉野遥亮)が関東最凶の組織“東京卍會”に殺されたことをニュースで知る。事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは何者かに背中を押され線路に転落―。死を覚悟したタケミチだったが10年前にタイムスリップする。そこでナオトに遭遇し「10年後ヒナタは殺される」と伝えたことで未来が変化。逃げ続けた人生を変えるため、最凶不良軍団に挑む彼らの挑戦が描かれる。

 「タケミチが好き過ぎるからこそ、自分が演じることへの不安もありました」とも口にしていたのは、原作も大好きだという北村。岡田プロデューサーは「北村さんは品行方正で純粋な青年の役も多いですが、本人は心の中に熱いものを持っている。ヤンキーっぽくないのにヤンキーをやるっていうのは北村さんにピッタリだと思ったし、この作品で新しい彼を見たいなとも思いました」とこれまでの役柄とのギャップに引き込まれたという。英監督も「北村くんのタケミチとしての熱の入れ具合は、それだけで2時間見ていられるものがありましたね」と座長・北村の姿勢を絶賛する。

 “東京卍會”(トーマン)の副総長・ドラケンを演じた山田は「大好きなドラケンをやるからには、あの髪型じゃないとやる意味がない!」と自ら直訴し、原作に忠実に側頭部をそり上げ続けた。原作だとかなりの長身なドラケンに合わせ、15センチのインソールも着用。常にハイヒールを履いているような不安定な状態の中のハードなアクションに、一度も弱音を吐くことなく挑み続けた。岡田プロデューサーは「山田さんは間違いなくドラケンに命をかけてくれたと思っています」とドラケンとして生きた山田を称賛する。

 そして、原作で女性ファンが最も多いとも言われる超美形のカリスマヤンキーのマイキーは、全員が「吉沢亮しかいない!」と満場一致でオファー。岡田プロデューサーは「吉沢さんにマイキーを断られたらこの企画はとん挫したかもしれないと思うほど、マイキー=吉沢さんは絶対でした。タケミチ、マイキー、ドラケン。まずはこの3人が完璧でないとこの企画は成立しなかったと思っています」という製作陣の熱い思いを知り、吉沢も出演を快諾したという。

 英監督も「僕らが分からないようなレベルまで、彼らは外見も中身もしっかり作り込んで現場に入ってくれました。ここまで演出しなくてよかった作品は初めてかも(笑)。こいつらかっけ〜な!と思いましたよ」と絶大な信頼を置く。

 また、「クールでクレバーな雰囲気と、原作のナオトのビジュアルにピッタリだった」と岡田プロデューサーが話す杉野遥亮もはまり役。唯一、ヤンキーとは無縁のナオトは、本作におけるタイムリープの仕組みを、観客に分かりやすく伝えるという重要な役割も担う。

 ほか、紅一点のヒロイン・ヒナタには「若い女性たちのインフルエンサー的存在」(岡田P)であり、全男子のマドンナ的存在という説得力も十分な今田美桜。タケミチの前に何度でも立ちふさがる極悪ヤンキー・キヨマサは「典型的なオールドヤンキーを楽しみながら演じてくれた」(英監督)という鈴木伸之。タケミチのタイプリープに最も影響を受け「1人で5役を演じてもらった」(英監督)というアッくんには磯村勇斗。「ラスボス感タップリ」(岡田プロデューサー)なトーマンと対立する愛美愛主の幹部・キサキに間宮祥太朗。ミツヤ・眞栄田郷敦、ハンマ・清水尋也というフレッシュな2人も原作に寄せた完成度の高いルックを披露し、製作陣を驚かせた。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索