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映画『サイコ・ゴアマン』日本の特撮の影響を感じる【予告編】

 残虐宇宙人と極悪少女が出会う――日本の特撮を敬愛するカナダ発の映画『サイコ・ゴアマン』の予告編と場面写真が解禁となった。

映画『サイコ・ゴアマン』7月30日より全国順次公開(C) 2020 Crazy Ball Inc.

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 カナダが誇る天才過激映像集団<アストロン6>のメンバーで、単独監督作である『マンボーグ』(2011年)、『ザ・ヴォイド 変異世界』(16年)などで確かなVFX技術を証明、『バイオハザードV リトリビューション』(12年)、『パシフィック・リム』(13年)ほか数々の大作に特殊効果としても参加するなど、目覚ましい活躍を見せるクリエイター、スティーヴン・コスタンスキ監督の最新作。

 コスタンスキ監督が「もし自分にコントロールできるモンスターがいたら?」という自身が幼少期に思い描いた夢を、子ども向けテイスト+スプラッターというありえない組み合わせで再現した作品だ。

 ある日、庭で遊んでいた勝ち気な少女ミミ(8歳)と兄ルーク(10歳)は、ひょんなことから地底に太古から埋められ、銀河で恐れられていた名前のない悪魔<残虐宇宙人>をよみがえらせてしまう。怒りと憎しみの感情しか持たず、計り知れない特殊能力を持った残虐宇宙人の復活により、地球は絶体絶命の危機に!

 しかし、光る謎の宝石をミミが手にしたとき、残虐宇宙人はミミに絶対服従せざるを得なくなる。暗黒の覇者でありながら1人の少女に逆らえない残虐宇宙人は、サイコ・ゴアマンと名付けられ、子どものいたずらに付き合うはめに。その頃、銀河系の怪人たちが残虐宇宙人の復活を察知、宇宙会議を開き、サイコ・ゴアマン抹殺のため地球に向かおうとしていた……。

 予告編は、宇宙の果てにあるガイガックスという惑星に“名前のない悪魔”が君臨したと告げる場面から始まる。その悪魔は、溶岩のように黒くゴツゴツとした姿で、簡単に地球を破壊できるほどの特殊な能力を持つ恐ろしい残虐宇宙人だった…。

 映画はその残虐宇宙人を操ることが出来る謎の宝石を、地球の勝ち気な極悪少女が偶然手にしてしまったことから、宇宙×近所で起こる大スペクタル冒険劇を描く。日本の特撮を敬愛し、「スーパー戦隊」シリーズや「仮面ライダー」、『人造人間ハカイダー』(1995年)などからの影響を公言しているコスタンスキ監督の本気がうかがえる、スーツアクターによる個性豊かな宇宙怪人たちも登場し、中には日本語を話すキャラクターの姿も。

 予告編には、日本ならではの懐かしさも随所にちりばめられており、最後には昭和特撮映画をイメージした形で公開・前売り情報が出てくる仕様になっている。愛すべきB級感を醸し出しながらも、喧嘩が絶えなかった兄妹の成長や残虐宇宙人に芽生えた新たな感情なども描かれている。鑑賞後には忘れかけていた“大切なもの”を思い出すに違いない。

 同映画は、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷(以上、東京)ほか全国で順次公開される。

■公式サイト
pg-jp.com

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