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『美女と野獣』前日譚をミュージカルシリーズ化 ディズニーが正式発表

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」向けの作品として、劇場公開から30年たち、今なお色あせることのないディズニー・ アニメーション至極の名作『美女と野獣』をミュージカルシリーズ化した『美女と野獣』(原題)が制作されることになった。制作はディズニー・ブランデッド・テレビジョンとABCシグネチャーが手がけ、2022年春から撮影を開始する。

ミュージカルシリーズ『美女と野獣』(原題)の制作を発表(左から)ジョシュ・ギャッド、 ブリアナ・ミドルトン 、ルーク・エヴァンス

ミュージカルシリーズ『美女と野獣』(原題)の制作を発表(左から)ジョシュ・ギャッド、 ブリアナ・ミドルトン 、ルーク・エヴァンス

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 本作は、エマ・ワトソン主演で17年公開された『美女と野獣』の前日譚となる全8話の物語。キャストは、映画に続き、ジョシュ・ギャッドがル・フウ役とルーク・エヴァンスがガストン役を再演するほか、ル・フウの義妹としてブリアナ・ミドルトンの出演が決定している。

 製作陣にもディズニー&ミュージカル盤石の布陣が揃う。製作総指揮・脚本・共同ショーランナーとしてジョシュ・ギャッドと『ワンス・アポン・ア・タイム』のエドワード・キッツィスとアダム・ホロウィッツが名を連ねるほか、音楽は、もち
ろんディズニー・レジェンドのアラン・メンケンが手掛ける。また第1話では、『塔の上のラプンツェル』でオスカー賞ノミネートされたグレン・スレイターが作詞を担当するなど、本気度がうかがえる。

 象徴的な王国を舞台に、野獣とベルの壮大なロマンスの何年も前に、ガストンとル・フウが義理の妹であるティリーの過去の驚くべき事実が明るみに出たことをきっかけに、想像もしなかった3人がロマンス、コメディ、アドベンチャーに満ちた思いがけない旅に出る姿を描く。過去の謎が解き明かされ、現在の危険が増す一方で、旧友や新たな敵が、王国に多くの秘密があることを明らかにしていく。

 制作にあたり、ディズニー・ブランデッド・テレビジョン プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのゲイリー・マーシュは、「ガストンのような凶暴な男と ル・フウ のような間抜けな男がどうやって友達やパートナーになったのか、野獣と化した王子に神秘的な魔法をかけることになったのか、不思議に思っていた人にとって、このシリーズはついにその答えを与えてくれます」と、次のようにコメントを寄せている。

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