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広瀬すず&櫻井翔、『ネメシス』クランクアップ「ネメシスのこれからを感じながら見てもらえたら」

 女優の広瀬すずと嵐の櫻井翔が、主演を務める日本テレビ系連続ドラマ『ネメシス』(毎週日曜 後10:30)の最終話(13日放送)を前に、広瀬、櫻井、江口洋介がクランクアップを迎えた。1月31日から約4ヶ月の撮影を終えた探偵事務所「ネメシス」の3人と総監督を務めた入江悠監督からのコメントと、彼らを支える『チーム・ネメシス』などを演じたメインキャストのクランクアップ写真が到着した。

日曜ドラマ『ネメシス』をクランクアップした広瀬すず、江口洋介、櫻井翔 (C)日本テレビ

日曜ドラマ『ネメシス』をクランクアップした広瀬すず、江口洋介、櫻井翔 (C)日本テレビ

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 今作は広瀬演じる天才助手、美神アンナと櫻井演じるポンコツ探偵、風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決するミステリーエンターテインメント。父・美神始(仲村トオル)とともに菅研究所=カンケンに拉致監禁されてしまったアンナ。朋美(橋本環奈)や大和(石黒賢)によって生命を脅かされているふたりを救うために、風真はチーム・ネメシスを招集し、立ち向かう。

 クランクアップは、アンナ、風真、そして栗田(江口)がそろい、最後のシーンを撮影。第1話からネメシスをサポートしてきた強力な助っ人たちの思い、ネメシスが解決してきた事件に共通する愛というメッセージが詰まった最終話の行方はいかに。

 最終話に向け、広瀬は「アンナにとって家族というものが存在するのが、生きていく中で心の支えになったり、大切な人と思える人に出会えたというところは、見ている人にも何かを感じとってもらえるものがあると思いますし、登場人物、シーンを含めマイナスなことがあまりないような、全員が前を向いて歩こうとしている(ネメシスの)姿を、このご時勢だからこそ見てもらえて、そこから感じ取ってもらえるものがあったらうれしいなと思います」と呼びかける。

 櫻井は「看板をネメシスに差し替えて、『よしいけ風真』という1話から始まって、最終話ではまた次の一歩を感じさせる趣向のあるラスト。また作品になるにせよ、ならないにせよ、ネメシスのこれからを感じながら見てもらえたらなと思います」と含みをもたせ、江口は「もしこの次にスペシャルがあるとしたら、どかーんと思い切り芝居ができるんじゃないかなって(笑)」と期待を込めている。

●キャスト&スタッフコメント

<広瀬すず>
栗田さん風真さんに会わなかった(カンケンの)撮影の時間は、別の作品?というくらいものすごくエネルギーを使ったので、嵐が過ぎ去ったっていうのはこういうことかと思いました。1月から撮っていたと聞くと『あっという間でしたね』と言いたくなるのですが、そんなにあっという間でもなく、しっかり濃い長い時間を過ごしたと思いました。アンナにとって家族というものが存在するのが、生きていく中で心の支えになったり、大切な人と思える人に出会えたというところは、見ている人にも何かを感じとってもらえるものがあると思いますし、登場人物、シーンを含めマイナスなことがあまりないような、全員が前を向いて歩こうとしている(ネメシスの)姿を、このご時勢だからこそ見てもらえて、そこから感じ取ってもらえるものがあったらうれしいなと思います。

<櫻井翔>
撮影初日に3人がネメシスで揃った時に、ある意味手探りでパズルをはめていくような時間がありましたが、それを経ていまこんな空気になっているのがうれしい。一発目の皆の歩み寄り方が一緒だったような気がしてそこから基本的に変わらずいい三角形なのかなと思って撮っていました。いい時間でしたね。
少なくとも僕はここまで台本が先々まで揃っている状態で、先々のことを組み立てることはなかったので、逆算しながら、かつ江口さん、すずちゃんもそれを感じながら皆で細かく細かく積み上げているのがすごく楽しかったです。楽しいシーンとは別の組み上げているということが刺激的でした。
看板をネメシスに差し替えて、「よしいけ風真」という1話から始まって、最終話ではまた次の一歩を感じさせる趣向のあるラスト。また作品になるにせよ、ならないにせよ、ネメシスのこれからを感じながら見てもらえたらなと思います。

<江口洋介>
僕は20年前の事件を引っぱらなくてはいけない緊張感とアンナと風真の二人のコメディなかけ合いに、自分がどういう風に絡んでいったらいいか考えながら、二人の息を壊さないようにやっていましたね。もしこの次にスペシャルがあるとしたら、どかーんと思い切り芝居ができるんじゃないかなって(笑)。
映画のスタッフが連続ドラマを撮っているので、すごく掟破りというか、(これは)今まで味わったことがなかったですね。現場もすごく作り込んでいるので、どんなに疲れていてもスタッフの熱量にやられて返すしかないと思いながら気がついたら4ヶ月経っていた。そういう意味でも楽しかったです。
仲間でも家族ぐらい近くになれるんだということや、生き方のヒントというほどではないかもしれないけど、作り手側、プロデュース、演出家が考えながらやっているのを僕たちが感じて演じたことは伝わるんじゃないかな。見た人も見て良かったな、この人たちにはこれからがあるんだろうなと思ってもらえるといいかなと思っています。

<入江悠総監督>
クランクイン前の準備からクランクアップまで、とても充実した日々を過ごすことができました。
僕は普段からあまり口数が多い方ではなく、「何を考えてるのか」とやきもきした俳優陣・スタッフもいるかもしれません。
でも撮影という行為を通して、たくさんの豊かな会話をしたと思っています。
カットとカットの合間のふとした瞬間に合う視線。何気ない言葉。一瞬見えた表情。
それらすべてがとても貴重なコミュニケーションでした。
最終話の撮影には、僕の想像を超えて登場人物が軽やかに羽ばたく時がありました。
一緒に走り抜けてくれた皆さん、最後までドラマを応援してくれた視聴者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。優しく、力強いネメシスの「大丈夫」の声がどこかの誰かに届きますように。

<北島直明プロデューサー>
1話から描いてきた全ての点が繋がり、線となる最終回です。
人それぞれ、個性が違うのは当然なわけで、生まれてきてはダメな人がいるはずもなくて、
『愛』と『思いやり』があれば、どんな困難でも乗り越えられる、そんな温かい気持ちになれる最終回です。
嘘をつかれたり、揶揄されたり、無責任な攻撃を受けたり、無自覚な悪意によって傷つく事もあるけれど、『大丈夫』と言ってくれる誰かがいる事で救われる事がある、そんな励ましを感じられる最終回です。
最後まで応援いただき、ありがとうございました。
ハンカチ片手に『未来』を感じる最終回をぜひ、お楽しみ下さい!

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