MONDO GROSSO feat. 満島ひかり「ラビリンス」のミュージックビデオ(MV)で『MTV VMA2017』Best Dance Videoを受賞、数々のトップアーティストのMVや、ナショナルブランドの広告を数多く手がける丸山健志の初長編映画となる『スパゲティコード・ラブ』が完成。ハピネットファントム・スタジオ配給で公開が決定した。また、今月11日に開幕する『第24回上海国際映画祭』GALA部門に正式出品されたことも併せて発表された。
解読困難なほど複雑に絡み合ったプログラミングコードを指す「スパゲティコード」をタイトルにした本作は、13人の若者たちの生き方が複雑に連鎖していく様を通して、現在の東京をエモーショナルで、常識に縛られないスタイリッシュな映像で描く青春群像劇。
出演は、倉悠貴、三浦透子、清水尋也、八木莉可子ら新進気鋭の若手俳優たちに加え、土村芳、ゆりやんレトリィバァら13人。
フードデリバリー配達員の羽田天(倉)は、大好きなアイドルへの想いに区切りをつけるため、1000回配達を目指し走っている。シンガーソングライターの夢をあきらめた桜庭心(三浦)は苦手な友達とダラダラと過ごしている。大森慎吾(清水)はFacebookの友達が5000人を超えるが、本当の友達はいない。広告クリエイターの黒須凛(八木)は天才と称されるプレッシャーと周囲との距離に苦しんでいる。
コミュ力だけで渡ってきたカメラマンの日室翼(古畑新之)は、越えられない壁を自覚している。高校生の赤羽圭(青木柚)と彼が片思いをしている千葉桜(xiangyu)は噛み合わない会話を続けている。モデルの綾瀬夏美(香川紗耶)は、実は仕事よりパパ活の方が忙しくなってきた。
不登校の高校生・小川花(上大迫祐希)はインスタでうそのリア充投稿に明け暮れている。中学生の宍戸一樹(三谷麟太郎)は毎日コンビニのイートインで時間をつぶしている。失恋のショックで引きこもりになった渋谷桃子(佐藤睦)は、復縁を願い電話占いにハマっている。桃子の隣人で同じく引きこもりの目黒梅子(ゆりやん)は、隣から聞こえる桃子の独り言を聞いている。カフェで働く剣持雫(土村)は妻子持ちの男との不倫だけが生きがいだ。
現在を生きるリアルな登場人物たちが愛を模索し東京を彷徨う。恋人同士、元カレ・元カノ、すれ違った他人…彼女たちの行動が複雑に連鎖し、思いもよらぬエンディングに向かっていく。
上海国際映画祭がワールドプレミア上映となる丸山監督は「先日完成したばかりでまだ客観的になれないのですが、ただ思うのは、理想的なキャスト陣と最高のクリエイター達とこのアンサンブルを創ることができたこと、またこの状況下で作品を発表できることに感謝しています。このオリジナル映画が皆様にどう受け止められるのかとハラハラしていますが、どうぞよろしくお願いします」と、コメントを寄せている。
【追記】上海国際映画祭については、当初正式出品・上映される予定だった「アジア新人部門」がなくなり、「GALA部門」にて正式出品・上映されることになったため、初出時より記事内容も変更いたしました(2021年6月14日)
解読困難なほど複雑に絡み合ったプログラミングコードを指す「スパゲティコード」をタイトルにした本作は、13人の若者たちの生き方が複雑に連鎖していく様を通して、現在の東京をエモーショナルで、常識に縛られないスタイリッシュな映像で描く青春群像劇。
出演は、倉悠貴、三浦透子、清水尋也、八木莉可子ら新進気鋭の若手俳優たちに加え、土村芳、ゆりやんレトリィバァら13人。
フードデリバリー配達員の羽田天(倉)は、大好きなアイドルへの想いに区切りをつけるため、1000回配達を目指し走っている。シンガーソングライターの夢をあきらめた桜庭心(三浦)は苦手な友達とダラダラと過ごしている。大森慎吾(清水)はFacebookの友達が5000人を超えるが、本当の友達はいない。広告クリエイターの黒須凛(八木)は天才と称されるプレッシャーと周囲との距離に苦しんでいる。
コミュ力だけで渡ってきたカメラマンの日室翼(古畑新之)は、越えられない壁を自覚している。高校生の赤羽圭(青木柚)と彼が片思いをしている千葉桜(xiangyu)は噛み合わない会話を続けている。モデルの綾瀬夏美(香川紗耶)は、実は仕事よりパパ活の方が忙しくなってきた。
不登校の高校生・小川花(上大迫祐希)はインスタでうそのリア充投稿に明け暮れている。中学生の宍戸一樹(三谷麟太郎)は毎日コンビニのイートインで時間をつぶしている。失恋のショックで引きこもりになった渋谷桃子(佐藤睦)は、復縁を願い電話占いにハマっている。桃子の隣人で同じく引きこもりの目黒梅子(ゆりやん)は、隣から聞こえる桃子の独り言を聞いている。カフェで働く剣持雫(土村)は妻子持ちの男との不倫だけが生きがいだ。
現在を生きるリアルな登場人物たちが愛を模索し東京を彷徨う。恋人同士、元カレ・元カノ、すれ違った他人…彼女たちの行動が複雑に連鎖し、思いもよらぬエンディングに向かっていく。
上海国際映画祭がワールドプレミア上映となる丸山監督は「先日完成したばかりでまだ客観的になれないのですが、ただ思うのは、理想的なキャスト陣と最高のクリエイター達とこのアンサンブルを創ることができたこと、またこの状況下で作品を発表できることに感謝しています。このオリジナル映画が皆様にどう受け止められるのかとハラハラしていますが、どうぞよろしくお願いします」と、コメントを寄せている。
【追記】上海国際映画祭については、当初正式出品・上映される予定だった「アジア新人部門」がなくなり、「GALA部門」にて正式出品・上映されることになったため、初出時より記事内容も変更いたしました(2021年6月14日)
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2021/06/01