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上白石萌歌『世にも奇妙な物語』初主演 幼少期からの夢かなう「素直にうれしかった」

 女優の上白石萌歌が、6月26日放送のフジテレビ系『土曜プレミアム 世にも奇妙な物語‘21夏の特別編』(後9:00)内のオムニバスドラマのひとつ『デジャヴ』に出演することが決定。『世にも奇妙な物語』初出演で初主演を果たす。

6月26日放送の『土曜プレミアム 世にも奇妙な物語‘21夏の特別編』(C)フジテレビ

6月26日放送の『土曜プレミアム 世にも奇妙な物語‘21夏の特別編』(C)フジテレビ

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 上白石が今回演じる主人公の南野ひかり(みなみの・ひかり)は、父・正隆(まさたか/鶴見辰吾)、母・凛子(りんこ/亜呂奈)と暮らす、ごく普通の大学生。しかし、最近“デジャヴなのか?”と感じる体験をすることが頻繁に起こるようになった。そしてその体験の後には必ず激しい頭痛が起こる。ひかりの誕生日の朝、覆面姿の男性が部屋に忍び込むのを見たひかりは、事件に巻き込まれてしまう。正隆は脳科学者で、同僚・進藤亜紀(しんどう・あき/玄理)と大学でとある研究を行っているが、ひかりの“デジャヴ”体験と研究とは関係があるのだろうか。

 今回の出演を受け、上白石がコメントを寄せた。

――今回のお話がきた時の感想。
以前雑誌のインタビューで、“今後の夢は?”と聞かれた時に“『世にも奇妙な物語』に出演することです”と答えたくらい、この作品に出演することは昔からの夢で、幼い頃からの憧れでしたので、素直にうれしかったです。小学校の頃から家族で見ていましたし、当時学校でも『世にも奇妙な物語』は話題になっていて、放送の後は友達みんなで盛り上がっていたドラマでした。

――台本を読んでの感想。
正直、一度読んだだけではよくわからなかったです。同じことが何度も繰り返されたりすごく複雑で、3、4回読んでやっと理解できました。誰がいい人で、誰が悪い人なのかわからない状態の中で必死にもがく役なので、読んでいても疲労感がありましたし、撮影期間が短いということもあり、これをどのように映像化するんだろう?とも感じました。

――実際に演じられてみての感想。
毎日毎日汗だくで、声も極限までだして、すごく全身を使って自分のすべてを消耗していくような撮影でした。デジャヴが繰り返されていることは、演じている時点では想像するしかないので、一生懸命想像しながら演じました。とにかくよく走り、よく叫び、肉体的にも精神的にもとてもいい疲労感がありましたので、ひかりが必死にもがき苦しむ姿が、皆さんに伝わればいいなと思って、毎カット全力で取り組みました。現場では共演者の皆さんのおかげで、無理なくおびえることができて、大声も自然に張りあげることができたので、すごく感謝しています。

――ご自身ではこのように、現代では説明できないような体験はありますか?
デジャヴは、私もよく経験したことがあります。たとえば1回もご一緒したことのない共演者の方や撮影スタッフさんのことを“以前、ご一緒したことがあるんじゃないか?”と思ったり、日々のふとした瞬間・・・家でご飯を食べている時に、“この雰囲気、見覚えがあるな”という、ちょっと説明しがたい不思議な経験はしたことがあります。デジャヴは、比較的経験されたことのある方もいるのではないかと思います。実は、私はけっこう落とし物をすることが多くて、財布や鍵とか、貴重品はほぼ全部落としたことがあるんですけれど、不思議と全部それが戻ってくるんです。説明のできない、特殊な能力を持っているかもしれませんね(笑)。そういう自分の体験からも、『世にも奇妙な物語』のような現象は、信じています。日常でも不思議なことはたくさんあるので、人ごとではないと思いますし、物語の現象だけにとどまらない気がしています。

――視聴者へのメッセージ。
決して誰もがハッピーになれるような物語ではないかもしれませんが、このような日常にあふれる不思議な体験や、皆さんの身にも起こりうるようなことをこのドラマでは具現化しているので、ぜひ一緒に奇妙な体験をしていただけたらと思います。

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