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16歳と18歳の少年のひと夏の初恋物語『Summer of 85』“ときめき全部乗せ”場面写真

 世界三大映画祭の常連にして、世界中から新作を待ち望まれているフランス映画界の巨匠フランソワ・オゾン監督の最新作『Summer of 85』が、8月20日より全国で公開される。16歳と18歳の少年の人生を変えた運命の出会いと永遠の別れ、恋する喜びと痛みを描いたひと夏の初恋物語。本作には、あごのせからバックハグまで、心をときめかせる行動や仕草(しぐさ)が満載されており、その場面写真が一挙解禁された。

フランス映画界の巨匠フランソワ・オゾンの最新作『Summer of 85』8月20日より全国公開(C)2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINEMA-PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

フランス映画界の巨匠フランソワ・オゾンの最新作『Summer of 85』8月20日より全国公開(C)2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINEMA-PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

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 類いまれなる審美眼で作品を発表する度に新境地を開く鬼才フランソワ・オゾンが放つ本作は、運命的に出会った2人の少年が、愛と永遠の別れを知るまでの6週間を、普遍的な思春期の初恋の形として描く、爽やかで瑞々しい純度100%のラブストーリー。これまでにオゾン監督が描いてきた過激な恋愛描写は封印されている。

 原作は、英作家エイダン・チェンバーズが1982年に発表した青春小説の金字塔「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)。17歳で本小説と出会ったオゾンは、「いつか長編映画を監督する日がきたら、その第一作目はこの小説だと思った」ほど感銘を受け、約35年の時を経て映像化。当時の感情を投影しながら、誰しもに訪れる初恋の衝動を、16mmフィルム撮影による色鮮やかでノスタルジックな映像美と80年代のヒットソングの数々ととも、巧みに表現した。

 舞台は1985年、夏。北フランスの海辺の町。セーリングのためヨットで沖に出た16歳のアレックスは、突然の嵐に見舞われ、18歳のダヴィドに救助される。アレックスにとって、自然体で自信に満ちたダヴィドは眩いほど魅力に溢れていた。急速に惹かれ合い、友情を超えやがて恋愛感情で結ばれる二人。しかし、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。

 愛すれば愛するほどに湧き上がる“満たされない気持ち”。「ほんの一瞬も離れたくない」と願うアレックスを待ち受けていたのは、不慮の事故によるダヴィドとの突然の別れだった――。

 このたび解禁されたのは、今作の美しい世界観を切り取った場面写真全9点。颯爽とバイクで風を切るダヴィドの肩にちょこんと顎を乗せ、初恋の喜びを噛みしめるように頬を寄せるアレックスの姿や、夕日を眺めながらのバックハグ、クラブやジェットコースター、セーリングを楽しむデートシーン等、ティーンエイジャーならではの無邪気さと親密な空気が漂う、めまいがするほどのときめきに満ちた恋の瞬間が映し出されている。

 映画化にあたり、「青春映画の約束事に沿って撮影することが、私にとって重要だった。少年2人の恋愛に皮肉なんか一切加えず、古典的な手法で撮って、世界共通のラブストーリーにした」と語るオゾン監督。「大事なのは2人の信頼関係を見せること、僕が10代の頃に感じたことを表現することだからね」。

 人生を揺るがすほどの初恋に喜び悶え苦しむ純真な少年アレックスを全身全霊で演じるのは、オゾンに「リバー・フェニックスの再来」と言わしめた注目の新鋭フェリックス・ルフェーヴル。また、アレックスを虜にする魅力と野心に満ちた少年ダヴィドには、フェリックスと同じくフランス映画界から高い注目を浴びるバンジャマン・ヴォワザン。破裂しそうな初恋の衝動、揺れ動く思春期、見え隠れする青春の危うさの一片を、まずはこちらの写真から感じてみて。

(C)2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINEMA-PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES


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  1. 1. 16歳と18歳の少年のひと夏の初恋物語『Summer of 85』“ときめき全部乗せ”場面写真
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