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80年代的懐かしさ+子ども向けテイスト+スプラッター『サイコ・ゴアマン』公開決定

 カナダ発のSFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』が7月30日よりシネマート新宿(東京)ほか全国で順次公開される。

SFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』7月30日公開予定 (C) 2020 Crazy Ball Inc.

SFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』7月30日公開予定 (C) 2020 Crazy Ball Inc.

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 カナダが誇る過激映像集団<アストロン6>のメンバーで、単独監督作である『マンボーグ』(2011年)、『ザ・ヴォイド 変異世界』(16年)などで確かなVFX技術を証明、『バイオハザードV リトリビューション』(12年)、『パシフィック・リム』(13年)ほか数々の大作に特殊効果としても参加するなど、目覚ましい活躍を見せる若き天才クリエイター、スティーヴン・コスタンスキ監督の最新作。

 ある日、庭で遊んでいた少女ミミ(8歳)と兄ルーク(10歳)は、ひょんなことから地底に太古から埋められ、銀河で恐れられていた名前のない悪魔<残虐宇宙人>をよみがえらせてしまう。怒りと憎しみの感情しか持たず、計り知れない特殊能力を持った残虐宇宙人の復活により、地球は絶体絶命の危機に!

 しかし、光る謎の宝石をミミが手にしたとき、残虐宇宙人はミミに絶対服従せざるを得なくなる。暗黒の覇者でありながら1人の少女に逆らえない残虐宇宙人は、サイコ・ゴアマンと名付けられ、子どものいたずらに付き合うはめに。その頃、銀河系の怪人たちが残虐宇宙人の復活を察知、宇宙会議を開き、サイコ・ゴアマン抹殺のため地球に向かおうとしていた……。

 本作には、冒険心を描いた子ども映画の名作『E.T.』(1982年)や『グーニーズ』(85年)などを彷彿とさせつつ、『死霊のはらわた』(81年)や『マスターズ 超空の覇者』(87年)といったジャンル映画愛にあふれた80年代的懐かしさが満載。

 コスタンスキ監督は「もし自分にコントロールできるモンスターがいたら?」という自身が幼少期に思い描いた夢を、子ども向けテイスト+スプラッターというありえない組み合わせで再現。ちなみに映画のレイティング※鑑賞年齢制限の区分)に関しては、審査結果待ち中。原題がPG(PSYCHO GOREMAN)というだけにPG指定を願うばかりだ。

 個性豊かな宇宙怪人が多数登場し、特撮ファンも唸ること必至。愛すべきB級感を醸し出しながらも、喧嘩が絶えなかった兄妹の成長や残虐宇宙人に芽生えた新たな感情なども描かれており、鑑賞後には忘れかけていた“大切なもの”が胸に響くストーリーとなっている。

 日本版のポスタービジュアルは、劇中に数多く登場する個性的な怪人キャラクターがちりばめられ、コスタンスキ監督も大絶賛。「このポスターは、私が愛する日本のジャンル映画のポスターを彷彿とさせます。風変わりな雰囲気を持っていて、目を見張るような芸術作品だと思います。壁に飾りたいです!」とコメントを寄せている。

 当初、世界中から大きな注目を集める巨大カルチャーイベント「SXSW 2020(サウス・バイ・サウスウエスト)」でのお披露目が決定していたが、新型コロナウィルスの流行によりイベント自体が中止に。日本でも早耳の映画ファンから日本公開が熱望されていた。

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  1. 1. 80年代的懐かしさ+子ども向けテイスト+スプラッター『サイコ・ゴアマン』公開決定
  2. 2. SFスプラッター『サイコ・ゴアマン』、「鬼滅の刃」と同じPG12判定に

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