菅田将暉と野田洋次郎が「RADWIMPS feat.菅田将暉」として初タッグを組む映画『キネマの神様』（8月6日公開）の主題歌「うたかた歌」入り最新予告映像が解禁された。

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　本作は、小説家・原田マハ氏の小説を原作に、2020年に松竹映画が100周年を迎えたことを記念した作品。“映画の神様”を信じ続けた男の人生とともに紡がれる愛と友情、家族の物語。監督は山田洋次、故・志村けんさんの遺志を継ぐ沢田研二と菅田将暉がダブル主演を務め、野田は撮影所で働く盟友として出演する。

　主題歌「うたかた歌」は、野田が作詞作曲、菅田がゲストボーカルを務め、劇中のゴウとテラシンの役柄と重なり合うように歌詞に合わせて歌い分けされている。元々は主題歌と意識して制作した楽曲ではなく、野田が作品への愛情とリスペクトを込めて「監督にこのデモをお渡しください」と贈ったもの。野田からデモを受け取った映画のプロデューサーが曲に感銘を受け、「過去と現代、現実と虚構、そして天国を繋ぐこの特別な曲を、ゴウとテラシンを演じた菅田さんと野田さんに歌ってもらい、主題歌とすることで映画が完成すると確信した」と、主題歌に決定した。

　彼らの強い想いが詰まった「うたかた歌」の音源入りの最新予告映像では、野田と菅田が切なくも力強く歌い上げるノスタルジックなメロディーとともに、かつて恋に胸焦がれたゴウ（菅田）と淑子（永野芽郁）の過去から夫婦となった現在にかけて築かれていくゴウ（沢田）と淑子（宮本信子）の深い愛を映し出す。映画への夢をあきらめ、迷惑ばかりかけて後悔しているゴウと、いつもそばで支え、真摯（しんし）にゴウを愛し続ける淑子。壊れかけた家族の関係も、あきらめてしまった夢も、何度だってやり直せる――。さまざまな困難が降りかかっても決してあきらめず、多くの人の想いがつながり完成した本作とも重なるストーリー。“映画の神様”を信じ続けたゴウや淑子、その家族や友人たちに一体どんな奇跡が待ち受けているのか。

　主題歌には「あの世界が音としてもこの世にずっと残っていってほしい」という野田の願いが込められている。撮影の中で生まれた言葉の断片が散りばめられ、映画の登場人物たち、そして志村さんの顔が自然と浮かぶようなこの曲が流れるエンドロールは、しみじみと心打たれるに違いにない。

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