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梶裕貴『進撃の巨人』完結に感慨「涙が止まらない」「僕にしかわからない感情も、またある」

 人気漫画『進撃の巨人』が、9日発売の『別冊少年マガジン』(講談社)5月号で最終回(139話)を迎え、2009年9月の連載スタートから約11年半(11年7ヶ月)の歴史に幕を下ろした。テレビアニメ版で主人公・エレン役を務めている声優・梶裕貴は9日、自身のツイッターを更新し心境を明かした。

『進撃の巨人』主人公・エレン役の梶裕貴 (C)ORICON NewS inc.

『進撃の巨人』主人公・エレン役の梶裕貴 (C)ORICON NewS inc.

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 2013年より放送がスタートしたテレビアニメでエレン役を務めている梶。原作漫画の完結を前に8日、ツイッターを更新し「あと12時間。終わらせてあげたい。けど、終わってほしくない」と複雑な心境。

 そして、日付が変わり9日、同作が完結し「読者の誰もがそうかと思うけれど、僕にしかわからない感情がある 涙が止まらない」とし、「諫山創先生。漫画『進撃の巨人』を生み出してくださり、ありがとうございました。素敵な作品を、ありがとうございました。アニメ『進撃の巨人』に心臓を捧げ、エレン・イェーガーを演じ抜きます。オレたちの戦いはこれからだ!!!」と決意した。

また、少し時間をおき再びツイッターを更新し「落ち着いて自分の文章を振り返って、本当に伝えたかったのは『僕にしかわからない感情も、またある』ということでした」と意図を説明。「僕が特別なわけではありません。強いて言えば、読者すべてが、それぞれ特別なんだと思います。この作品がそれを教えてくれました。僕の感情は、アニメが終わった時に」と伝えた。

 梶は2004年に声優デビューし、数々の作品に出演したあと、2013年に『進撃の巨人』エレン役を担当。作品のヒットとともにさらに注目を浴び、2014年の声優アワードは主演男優賞を受賞。現在は声優活動のほか、テレビ番組のナレーション、番組に出演した際は『進撃の巨人』エレン役が代表作として紹介されている。

 同作は、人を捕食する「巨人」が全てを支配する世界を舞台に、巨大な「城壁」を築きその中で怯えて暮らす人類が、「巨人」相手に絶望的な戦いを強いられる物語。巨人たちと闘う「調査兵団」に所属し、外の世界に憧れる主人公のエレン、クールな戦闘美少女・ミカサ、頭脳派・アルミンの3人を中心に、ストーリーが展開されるダークファンタジー。

 2019年12月にコミックス(紙・電子書籍)の累計発行部数が、全世界で1億部を突破するほどの人気で、2011年に『このマンガがすごい! 2011』オトコ編第1位、『全国書店員が選んだおすすめコミック2011』第1位など、数々の漫画賞を受賞。2013年よりテレビアニメの放送がスタートし、2020年12月よりNHK総合にて最終章の放送が開始。2015年には三浦春馬さん主演で実写映画化(前篇・後篇)もされ、ハリウッドでの実写映画化の製作も発表されている。

関連写真

  • 『進撃の巨人』主人公・エレン役の梶裕貴 (C)ORICON NewS inc.
  • 『進撃の巨人』最終話イラスト (C)講談社
  • 『進撃の巨人』最終話が掲載された「別冊少年マガジン」5月号 (C)講談社

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