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『Ghost of Tsushima』映画化 監督は「ジョン・ウィック」のチャド・スタエルスキ

 PlayStation 4用ソフトウェア『Ghost of Tsushima』の映画化が決定し、制作が進行していることが明らかになった。鎌倉時代に起こった「元寇」をテーマとし、武士の道から外れた境井 仁(さかい じん)が、冥府から蘇った「冥人(くろうど)」となり、対馬(長崎県対馬市)を敵の手から解き放つ、オープンワールド時代劇アクションアドベンチャーゲームとして、昨年7月に発売された。同ゲームソフトの累計実売本数が650万本を突破したことも報告されている。

PlayStation 4用ソフトウェア『Ghost of Tsushima』映画化が決定

PlayStation 4用ソフトウェア『Ghost of Tsushima』映画化が決定

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 今回の映画化は、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントとのパートナーシップにより実現。監督は、映画「ジョン・ウィック」シリーズを手掛けたチャド・スタエルスキが務める。ゲームを開発したサッカーパンチ・プロダクションズのクリエイティブディレクター、ネイト・フォックスは、ブログに「彼の長年の経験に裏打ちされた作品へのビジョンを活かし、これまでにない最高のアクション作品を生み出してくれることでしょう。仁のレーザー級の刀裁きを実写化できる人がいるとすれば、それはチャド・スタエルスキ氏しかいないと思っています」とつづり、大きな期待を寄せる。

 同記事には、「かの有名な『E.T.』を鑑賞した時のように、誰もが映画館で観客に交じって涙した経験や、映画の公開初日に館内の照明が落ちるなか、みんなで一緒に興奮し、歓声をあげた経験があると思います。映画館で仲間と共に映画を鑑賞する、このような体験は何ごとにも代えがたいものです。いつかみんなで揃って、映画館で境井 仁を観る日がくることを想像するだけでワクワクします。仁が冥人へと変わっていく、その覚悟を新たな特等席から眺められるということは大変感慨深いものです」と、映画化への思いも。

 先日、「対馬市永久アンバサダー」に任命された同氏は、「新型コロナウイルスの状況が落ち着いた暁には、皆さんにはぜひ対馬にお越しいただきたいと考えています。対馬は美しい景色、あたたかい人情、そして長い歴史のある地です。運がよければツシマヤマネコを目にすることができるかもしれません。『Ghost of Tsushima』の映画が公開された際には、モンゴル軍が上陸した浜の思い出話を友達にすることもできますよ」と、対馬のPRも忘れていない。

 ブログの最後には、「『Ghost of Tsushima』を支えてくださったすべての方々に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。皆さんの応援のおかげで、この映画化が実現しました。オンラインに投稿してくださるフォトモードで撮影したスクリーンショットや、オンラインマルチプレイ『Legends』での皆さんの活躍を、いつもうれしく見守っています。今回のプロジェクトも、皆さんと共に築き上げていくのを楽しみにしています」と、感謝のメッセージを送っている。

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