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飯島寛騎、『捜査一課長』に新加入 平成時代のアイテムに驚く鑑識役に「いい意味で“変態”っぽく」

 テレビ朝日系4月期の木曜ミステリー枠で放送される俳優の内藤剛志が主演のドラマシリーズ『警視庁・捜査一課長season5』(4月8日スタート、毎週木曜 後8:00〜8:54※初回は2時間スペシャル 後8:00〜9:48)に俳優の飯島寛騎が新加入する。

『警視庁・捜査一課長season5』に新加入した飯島寛騎(左)と主演の内藤剛志 (C)テレビ朝日

『警視庁・捜査一課長season5』に新加入した飯島寛騎(左)と主演の内藤剛志 (C)テレビ朝日

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 内藤演じる主人公・大岩純一捜査一課長。400人以上の精鋭刑事を統率する捜査一課長は、ヒラ刑事から這い上がってきたノンキャリアの“叩き上げ”が務める、警察組織内でも特殊なポストだ。「必ずホシをあげる!」と大号令をかける大岩一課長が、信頼する部下たちと共に地道な捜査を重ねて事件を解決していくミステリードラマ。2012年7月に『土曜ワイド劇場』(単発)で誕生してから、10年目に突入する人気シリーズに成長した。

 新たにレギュラー加入する飯島は2016年に『仮面ライダーエグゼイド』に仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢役で主演し、俳優デビュー。『男劇団 青山表参道X』の中心メンバーとして活躍し、昨年は『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日)で刑事ドラマに初挑戦した。

 そんな飯島が演じるのは、鑑識課員・古代学(こだい・まなぶ)。臨場する大岩らに対し、若い世代ならではの視点から捜査のポイントを提示する役目を担っているが、イマドキの若者で常にタブレットを携帯し、情報をデータ化して共有しようとするため、アナログ世代の小山田管理官(金田明夫)とかみ合わないやりとりを繰り広げることも。

 また、膨大な情報に囲まれながら今を生きる古代にとっては、昨年はすでに“昔”という認識。2000年代前半のものがレトロに映ったり、平成時代のアイテムが現役で使われていることに驚いたりするため、大岩や小山田はその感覚に“ジェネレーションギャップ”を感じることもしばしば…、という役柄になっている。

 撮影現場で大岩一課長の決めゼリフ「必ずホシをあげる!」を初めて聞いたときには「『うわぁ、すごい!』と背筋がピンとのびましたね」と大興奮したそうで、「内藤さんは現場の人間の心に燃料を注入してくださる方なんだなと感じました。そんな内藤さんの思いには絶対に応えたい!」と奮起。「鑑識がいなければ、ある意味、捜査は成り立たない。古代は“若造”だけど、この作品になくてはならない存在なんだなと思ってもらえたら…」と意欲的だった。

 新メンバーの飯島を迎える座長の内藤は「飯島くん演じる鑑識・古代学は事実のみを伝える従来の鑑識ではなく、そこに彼なりの推理を加えてくれるので、ちょっと“刑事寄り”の鑑識ともいえる新しい存在」とキャラクターが作品にもたらす変化を大歓迎。劇中では古代と大岩ら熟年世代のジェネレーションギャップがコミカルに描かれるが、「実際、飯島くんと話していると、ギャップなんてものは感じず、最初から仲間だったような感覚すら覚えます。彼は変に構えたりせず、心の距離を作らないんですよ」と人柄も絶賛する。「飯島くんは間違いなく『警視庁・捜査一課長』の世界に新しい空気を入れてくれる、そんな予感がしています」と熱く期待を寄せいた。

■飯島寛騎コメント
――オファーを受けたときの気持ちを教えてください
【飯島】長く続いてきた作品なので正直、いきなり入って大丈夫かなという不安は強かったですね。でも、鑑識という仕事は10人いたら10人が選ぶわけではない特殊なもの。だからこそ面白そうだなと思いましたし、古代学は“若さ”を打ち出した役柄なので自分がどう作品をかき乱せるだろうか、という楽しみもありました。

――ご自身の役柄・古代学はどんなキャラクターだと考えていますか?
【飯島】古代本人はものすごく真面目な男なのですが、いかんせんキャラクター性が強くて、イマドキの言葉のチョイスから“変わり者だな”と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも警察で働いているということは平和を願う気持ちは強いはずなので、正義感を大事に演じていきたいなと思っています。また、古代は常にタブレットを持ち歩き、情報をデータ化して説明するのですが、金田明夫さん演じる小山田管理官とのかみ合わないやり取りから、面白い化学反応が生まれるなと思いました。

――飯島さんご自身はデジタルに詳しいタイプですか?
【飯島】実は、意外と疎いんですよ(笑)。最近は脚本もデータで送られてきますが、やっぱりちゃんとページを繰らないとせりふが覚えられないんですよね。イマドキの人間のくせに古いのが好きなんです(笑)。

――主演・内藤剛志さんの印象は? 内藤さんからは期待のコメントも届いています。
【飯島】内藤さんは、すごく気さくで“少年”みたいな方ですね。大岩一課長は役職的に雲の上の存在なのに「若い意見を取り入れたい」と古代の話に耳を傾けてくれるのですが、内藤さんもまた、僕みたいな若輩者と同じ目線でお芝居してくださるので、僕も演技をぶつけやすいんです。内藤さんの思いには絶対に応えたいですし、やっぱりせっかく入ったからには期待を超える存在でありたいと思います!

――大岩一課長の決めせりふ「必ずホシをあげる」を実際に聞いて、いかがでしたか?
【飯島】聞いた瞬間、「うわぁ、すごい!」と思いました。背筋がピンとのびましたね。せりふがずん!と入ってくるので、自然と「ハイ!」と言えるし、「やってやろう!」と思える…。内藤さんは現場の人間の心に燃料を注入してくださる方なんだなと感じました。この『警視庁・捜査一課長』は、“アベンジャーズ感”がスゴい! 内藤さんのひと言によって全員が一体となって士気を高めるなんて、『一課長』にはヒーローもののような魅力があります。

――この作品でどんな存在感を示していきたいですか?
【飯島】いい意味で“変態”っぽくありたいなと思っているんです。みなさんにとっては風変わりな言動かもしれませんが、古代にとってはそれが当たり前のことなので…。視聴者の方には“最近の若者はこんな感じなんだ”“かわいらしいじゃん”みたいに感じていただけたらいいな。僕自身も後輩との接し方に悩むことはありますし、普通の会社でもそういうことは多いと思うのですが、そんな壁をぶち抜いて一緒に仕事をしていけたらいいよね、というメッセージにつながればと思っているんです。また、鑑識の魅力は音楽でいえばベースみたいなもの。鑑識がいなければ、ある意味、捜査は成り立たないと思うので、古代は“若造”だけど、この作品になくてはならない存在なんだなと思ってもらえたらうれしいですね。

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