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『るろうに剣心』映画化始動の決め手は“佐藤健”の存在 原作者含めスタッフが確信

 俳優の佐藤健(32)が主演を務める人気映画『るろうに剣心』シリーズ。最終章となる『The Final』(4月23日公開)、『The Beginning』(6月4日公開)の封切りを前に、10年間“緋村剣心”と向き合ってきた佐藤のこれまでを特集する。

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』より(C)和月伸宏/集英社(C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』より(C)和月伸宏/集英社(C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

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 和月伸宏氏の原作漫画『るろうに剣心 −明治剣客浪漫譚−』は1999年に連載が終了。そこから13年の時を経て、2012年にシリーズ第1作『るろうに剣心』が公開されたが、なぜこのタイミングで実写化されたのか。

 当時のプロデューサー・久保田修氏をはじめとした製作スタッフ、そして映画化オファーを受けた和月氏も含め、全員が「後にも先にも緋村剣心を演じられるのは佐藤健しかいない」と確信した上でこのプロジェクトが始動した。

 そして、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)で佐藤に岡田以蔵を託した大友啓史氏が本作の監督に抜てきされ、企画・役者・監督のピースがそろって、映画化が進められていった。「誰も見たことがない映画を作る」という大きな信念を持って動き出し、佐藤自身も「かっこよくなければ役者を辞める」という強い決意で臨んだ。

 “佐藤健”という役者が誕生したことにより生まれた映画『るろうに剣心』シリーズ。さらに、本作の激闘の日々を追いかけたアクションドキュメンタリー「Road To Kenshin」が32歳の誕生日を迎えたきょう21日午後6時から、佐藤の公式YouTubeチャンネルにて全10回にわたり配信される。11年8月2日の第1作のクランクインをはじめ、10年間の軌跡を追った貴重な映像が収められている。

 本シリーズは、第1作『るろうに剣心』から、『京都大火編』(14年8月1日公開)、『伝説の最期編』(14年9月13日公開)で累計観客動員数980万人を突破。そして、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースとした縁(新田真剣佑)とのクライマックスが描かれる『The Final』、剣心が過去を語る「追憶篇」がベースとなる『The Beginning』の2部作で最終章を迎える。

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