• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

関ジャニ∞安田章大、1年半ぶりの主演舞台決定 画家・ゴッホ役挑戦「観に来た方々の心動かす作品に」

 人気グループ・関ジャニ∞安田章大が、7月より東京・PARCO劇場などで上演されるパルコ・プロデュース『リボルバー〜誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?〜』で主演を務めると14日、発表された。約1年半ぶりの舞台主演となる安田は、20世紀の美術に大きな影響をもたらしたフィンセント・ファン・ゴッホ役に挑戦する。「ライブということをとても大切に感じている僕としては、この状況下で、ファンの方と直接会える環境を作れて幸せですし、観に来てくださる方々の心を動かす作品にしたいです」と意気込みを語った。

パルコ・プロデュース『リボルバー〜誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?〜』で主演を務める関ジャニ∞安田章大

パルコ・プロデュース『リボルバー〜誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?〜』で主演を務める関ジャニ∞安田章大

写真ページを見る

 2020年2月から21年2月まで『小説幻冬』(幻冬舎)で連載された、フィンセント・ファン・ゴッホと彼にまつわる物語を、現代に生きるオークショニストの目線で描いた原田マハ氏著『リボルバー』(5月26日発売予定)。本作の舞台化に当たり、原田氏が自ら筆を執り、小説版とは異なる新たな物語として立ち上げる。舞台版は、ゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台とし、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係にフォーカスしていく。

 オランダに生まれ、ポスト印象派の画家としてフランスで活動し、20世紀の美術に大きな影響をもたらしたフィンセント・ファン・ゴッホ。この世界中の誰もが知るゴッホ役に、安田が挑む。関ジャニ∞としての活動はもちろんのこと、俳優としても映画やドラマで活躍する安田。舞台には数年に一度コンスタントに出演しており、本作には2019年の『忘れてもらえないの歌』より約1年半ぶりの出演となる。脚本を手掛ける原田氏、演出を手掛ける行定勲とは初顔合わせとなる安田が、共同アトリエ「黄色い家」でゴーギャンと切磋琢磨して創作活動に挑むも、生前は決して評価されずに37年の生涯を閉じたゴッホをどのように演じるのか、注目だ。

 本作で初めて舞台戯曲を手掛ける原田氏は、『楽園のカンヴァス』(第25回山本周五郎賞受賞、第147回直木賞候補、第10回本屋大賞第3位)など、自身のキュレーターとしてのキャリアを活かした作品を数多く発表し、アート・ノベルの第一人者として活躍している。

 また、演出を手掛けるのは、映画監督として数々の名作を生みだしてきた行定。2004年公開の『世界の中心で、愛をさけぶ』で大ヒットを記録し一躍脚光を浴びると、以後も数々の話題作を手掛けてきた。舞台演出においても、15年に演出を手掛けた『タンゴ・冬の終わりに』で第18回千田是也賞を受賞するなど高い評価を受けている。今作で『タンゴ・冬の終わりに』以来、6年ぶりの舞台演出を手掛ける。

 同舞台は東京公演のほか、8月より大阪・東大阪市文化創造館 Dream House大ホールでも上演される。

■各コメント
・安田章大
実在する人物を演じるのは初めてで、しかもゴッホというすごく著名な人。でも、現時点でこの世に生きている人は、誰も彼の実際の姿を知らないし、正解の人物像もない。本当の正解を知らないからこそ、人それぞれのゴッホ像があり、可能性が無限にあると感じています。なので、ご覧いただいた方皆さんに納得してもらえるように演じる自信がありますし、そういう覚悟を持ってステージに立ちます。
PARCO劇場で上演された三谷幸喜さんの『12人の優しい日本人』が大好きで何度もDVDを見ていました。ついに、その場所に立てるなんて、不思議な感じです。関ジャニ∞のメンバーは、まだ誰も立っていない舞台なので、ほかのメンバーにもきちんと、バトンをつなげることができたらうれしいです。
昨年はグループでの活動をメインに集中しようと自分の中で決めていたので、今作が1年半ぶりの舞台となります。ライブということをとても大切に感じている僕としては、この状況下で、ファンの方と直接会える環境を作れて幸せですし、観に来てくださる方々の心を動かす作品にしたいです。作品に触れることで、心の機微を感じることができ人生を動かすこともある、それがアートだと思っています。
無名の画家だったゴッホは、死後その名を世界中に轟かせ、いまや作品は億を超える価値となっているので、この『リボルバー』の1公演も、お客様にとってそのくらいの価値と感じていただけるような舞台にしたいです。

■あらすじ
パリの小規模なオークション会社に勤めるオークショニスト・高遠冴はゴッホとゴーギャンについての論文を準備中だった。そんな彼女のもとに古びた拳銃が持ち込まれた。出品者はゴッホの自殺に使われたものだという。その真実を探るために冴は、ゴッホとゴーギャンの謎に満ちた関係の調査を始める。そして、誰も知らない歴史上の真実を掘り当てる。それは、ゴッホの死にゴーギャンが関わっているという驚くべきものだった。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索