2018年いっぱいで“ピーター”の名前から卒業した俳優・池畑慎之介（68）が2日、オンラインで行われたフィリップス補聴器初の『AI搭載補聴器』発表会に出席した。

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　「まだまだ元気」と話した池畑だが「ひとり暮らしが長いから友だちが遊びに来たときに『テレビの音量大きいよ！』と言われることがありますね」と自覚がない中でも変化もあるという。

　今回のイベントに先立ち、補聴器を初体験した池畑は「楽しかったです」と振り返り「年をとるとすべてのものが衰えるのは自然の摂理。（衰えを）怖がったり嫌がったりしないで、次の方法があると前向きになることが大事」と明るく過ごしていると明かした。

　同補聴器は、騒音下での音声処理方法の独自知識を構築。さらに、スマートフォンと補聴器をワイヤレス通信で接続することで、電話、ビデオチャット、音楽などを高品質で楽しむことができる。

　この日も補聴器体験をした池畑は「台本を音読するだけで声がガンガン入ってきて役立つような感じがしました。もっと若いときからつけてもいいと思う」と話していた。