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黒沢清監督、若き松重豊の迫力に一目惚れ「底知れぬものを感じた」

 女優のクノ真季子、黒沢清監督が13日、都内で行われた映画『地獄の警備員』の舞台あいさつに登場した。

映画『地獄の警備員』舞台あいさつに登場した黒沢清監督、クノ真季子 (C)ORICON NewS inc.

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 1992年に公開された同作は、『スパイの妻<劇場版>』で第77回ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞(監督賞)を受賞した黒沢監督の初期の代表作。バブル景気で急成長を遂げる総合商社に、絵画取引を担当する秋子(クノ)と警備員の富士丸(松重豊)がやってきたことで展開されるホラー作品。富士丸は愛人などを殺害した過去がある人物で、秋子が慣れない仕事に追われる日々の中、警備室では惨劇が始まっていた。

 クノと松重のW主演作が、デジタルリマスター版として29年ぶりに公開されたが、当時の思い出について黒沢監督は「2人ともほぼ新人。松重さんの役は元力士の設定なので、オーディションでは体が大きい人を探していた」と明かし、「いかにも相撲取りのような人もいたのですが、ピンとこなかった」と当時のオーディションを回顧。

 そんな中で松重と出会い「松重さんは相撲取りっぽくはないのですが、オーディションにやってきて、会った瞬間に『この人、すごい!』『この人でいきたい』とピンと来たという感じです。迫力と言いますか、演技力を含めて、なにか全く底知れぬものを感じました」と振り返った。

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