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【麒麟がくる】長谷川博己、コロナ中断が「ひとつの転換点になったかも」

 きょう7日にNHKで大河ドラマ『麒麟がくる』の最終回(総合 後8:00〜/BSプレミアム 後5:45〜※15分拡大版)が放送されるにあたり、主演を務めた明智光秀役の長谷川博己からコメントが届いた。

大河ドラマ『麒麟がくる』主人公・明智光秀(長谷川博己)は決断する=2月7日放送、第44回「本能寺の変」(最終回)より (C)NHK

大河ドラマ『麒麟がくる』主人公・明智光秀(長谷川博己)は決断する=2月7日放送、第44回「本能寺の変」(最終回)より (C)NHK

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【長谷川博己のコメント】
 大河ドラマで主演を演じたことは、かけがえのないとても貴重な経験となりました。最初は、一年以上という先の見えない長い道のりに対しての恐れからか、悲観することもありましたが、スタッ フや共演者の皆さんの支えもあり、無事に撮影を終えることができました。明智光秀を生きたこの約18ヶ月という期間は、一生の宝物になりました。

 新型コロナウィルスの影響で撮影が一時中断したことは、光秀を演じる上で、もしかするとひとつの転換点になったのかもしれません。私はドラマは、視聴者の皆さんにどこかでその作品の 「現代性」を感じていただきたいと思っています。撮影現場での緊張感や、張り詰めた空気が、役にも作品にも結果的にいろいろな意味での影響を及ぼしたのではないかと思います。

 明智光秀は、孔子の言う「義」 の人であったと思 います。それは光秀を演じる上で、最後まで一貫して崩してはならないと思っておりました。世のため、民のため、平らかな世を目指し貫き通した男だと思います。また、今作での信長は、承認欲求への激しさ や両親や兄弟との確執など、どこか人間臭さがあります。人間の持つ負の要素に共感しやすいと思えました。そういう意味でも、どこか現代人に通じるものがありましたし、視聴者の皆さん が投影しやすいところがあったのではない か と思います。

 今回、『麒麟がくる』に出演されているほとんどの役者さんたちとご一緒することができました。どれも貴重な体験で、実に多種多様な組み立て方、演じ方があるなと、多くのものを吸収させていただきました。いわば明智光秀は 、さまざまなキャラクターから刺激を受けて作られていった集合体だったと言っても過言ではありません。

 最終回では、皆さんが期待してくださっている「本能寺の変」が描かれます。この作品の中で新しい明智光秀を描いてきましたが、「本能寺の変」に関してもこれまでにない新しいものになるのではないでしょうか。なぜ、光秀は「本能寺の変」に至ったのか。見てくださる皆様に、その心の機微を感じ取っていただけたらうれしいです。

【制作統括・落合将氏のコメント】
 いよいよ本日、『麒麟がくる』最終回「本能寺の変」が放送されます! 長かった明智十兵衛光秀の旅も、ついに終着点を迎えます。「大きな国」を求めて、ときに親友のように、ときに兄弟のように二人三脚で歩んできた光秀と信長のコンビが、麒麟を求めて歩み切った道の果てに見たものは、いったい何だったのか? 光秀は一体どんな選択をするのか。すべての謎が本日の放送で解き明かされます! 固唾(かたず)をのんで、 是非ご覧ください!

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  • 本能寺に向かう光秀(長谷川博己)=2月7日放送、大河ドラマ『麒麟がくる』第44回「本能寺の変」(最終回)より (C)NHK

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