政財界をまたぎ、富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた山崎豊子氏の傑作小説を中井貴一主演でドラマ化するWOWOW『連続ドラマW 華麗なる一族』（4月18日スタート、毎週日曜　後10：00　全12話※第1話無料放送）の出演者が新たに発表。新川優愛、Kis-My-Ft2・宮田俊哉らの参加が決定した。

　大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥（けいばつ）を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊を描く。

　これまでに、主役・阪神銀行頭取の万俵大介(中井)、その長男・鉄平(向井理)、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、大介の愛人・高須相子(内田有紀)、大介の妻・寧子(麻生祐末)をはじめ、万俵家の面々、さらにメインキャストとなる出演者陣が明らかになっていた。

　まずは大介の息子・娘に関わる人物として、次男・銀平とかつて深い関係にあった女性画家・小森章子（こもり・あきこ）役を新川、二子(松本穂香)が結婚相手として見合いをすることになる細川一也（ほそかわ・かずや）役を宮田が務める。

　そして阪神銀行で大介の側近となる融資担当・渋野（しぶの）常務を堀部圭亮が、経理担当・大亀（おおがめ）専務を井上肇が、そして大介の秘書・速水英二（はやみ・えいじ）を細田善彦が演じる。

　その阪神銀行と関わる面々で、大同銀行の専務・綿質千太郎（わたぬき・せんたろう）を六角精児が、阪神特殊製鋼の専務・銭高孫六（ぜにだか・まごろく）を甲本雅裕が、そして大蔵省の金融検査官・田中松夫（たなか・まつお）を温水洋一が演じる。今回ですべてのキャストが解禁となり、重厚なストーリーの脇を固める。