2019年12月16日から2020年12月31日までに日本で公開された優秀作品を表彰する『第44回日本アカデミー賞』15部門と新人俳優賞の受賞者・作品が27日、発表された。佐藤浩市と渡辺謙が共演した『Fukushima 50』が12部門12賞、小栗旬と星野源共演の『罪の声』が11部門12賞と最多の優秀賞に輝いた。 『Fukushima 50』(若松節朗監督)は、世界のメディアから“Fukushima 50”(フクシマフィフティ)と呼ばれていた東日本大震災により発生した原発事故の現場に残った名もなき作業員たちにスポット。佐藤浩市が原子炉から最も近い中央制御室を指揮する1・2号機当直長の伊崎利夫、渡辺謙が福島第一原発所長だった吉田昌郎さんを演じた。
2021/01/27